つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

吉田善彦 「肥後菊」

2013年09月23日 | おススメの展覧会、美術館訪問

Hulukawa






















秋分の日となりました。

 

まだまだ日中は暑い名古屋ですが、気分だけでも秋らしく栗ごはんでも食べよう!!

 

と栗を買い込んだのはよいのですが・・

 

 

出てくるのです。虫・虫・虫。

 

 

栗を剥いているのか?虫を剥いているのか?

 

栗を食べるのか?虫の食べた残り物を食べるのか?

 

 

わからなくなって結局栗ご飯を食べる前に疲れはてました

 

 

「秋」はやっぱり絵で感じたほうが私らしいのでしょうか?

 

 

古くからのお客様と文通をしています。

この頃は送りあう絵葉書にテーマを決めてシリーズとして楽しんでいます。

 

 

今回のシリーズは「私の好きな絵10枚」です。

 

私が選んだ10枚のなかにやはり吉田善彦の作品が入りました。

 

 

Yosida

 

 

 

 

 

 

「肥後菊」です。

 

 

偶然でしたが、昨日古川美術館さんに出かけるとちょうどこの作品が出品されていました。

 

やはり絵葉書より本物はよいですね。

 

静かだけれど、ポッツ、ポッツと描かれた菊の蕾に、善彦さんの生き生きとした部分の感じられる作品だと思います。

 

そのほかにも小杉放庵、西村五雲など美術館の収蔵品で見応えのある作品がいくつか鑑賞できました。

 

 

この秋には関東、関西で竹内栖鳳展、速水御舟展などよい展覧会が

 開催される予定です。是非皆さまお出かけください。

 

 

「放課後美術」10月6日(日)まで 古川美術館にて

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斉藤典彦 「こまやま」

2013年09月18日 | 絵画鑑賞







新作が届きました。

当店の看板「佐橋美術店」をお書きくださった斉藤典彦先生の作品です。

ご覧になりにくいかもしれません。

けれど、これは写真の撮影の仕方が悪いのでもなく、パソコンが悪いのでもなく

作品を機械を通して見ようとすることに無理があるのだと思います。


本当に美しい作品です。

あまりの美しさにすぐにブログにこのことを書かせて頂こうと思いましたが

作品の美しさは画像ではなかなかお伝えできず、どうしたものか???

としばらく考えて居りました。

考えた挙句やはり結論は「一人で観るのはもったいない!」でした。



構成とか形とか色とか・・・技術的にはきっとかなり色の作用が大きいと思うのですが・・・

とにかくそうした頭や意識の問題を忘れさせ、体に自然や宇宙の響きを届けてくれる作品。

胸の下、お臍の少し上の方から ジワァ~と感動が頭に抜けてくるような

静かに、穏やかに、優しくそばにいてくれる作品。

自分でもびっくりするほど、べた褒めですねぇ


「こまやま 春 ・夏 」と二点の4号作品をキャンバスのままギャラリーに飾っています。

(こまやまは斉藤先生のお住まいのお近くにある山だそうです)



秋のお散歩のついでに、

どうぞ皆さま斉藤先生の作品を是非ご覧になりにいらしてください。

※納品の為画像を削除させて頂きました。

斎藤先生のお作品は他にも数点ございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花

2013年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

彼岸花の蕾をみつけました。

今日の名古屋も蒸し暑く、こんなに不順な気候だというのに

植物は花を咲かせる時期を間違うことなく成長を続けますね。

自然の作り出す形、色はとても美しく、どんな芸術も敵うことはありません。

都会に暮らしているからこそ、

ときどきは月をみて、星をみて、花をみて過ごさなければ

本当によい作品もわからなくなってしまうのでなないかと反省しました。

本日、京都高島屋さんの杉山寧展にお出かけくださったお客様よりメールを頂戴いたしました。

どんな絵がお好きだったか?どんな方達とご覧になったか?

お聞かせいただけるだけで、招待券をお送りしてよかったと思えます。

できるだけ多くの皆さまに美術館にお出かけいただけるよう

またこうした企画を考えて参ります。

ときどきこのブログをチェックしてくださり、どうぞ皆さまご利用になってくださいませ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小泉匡さん、小川志津子さん

2013年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム

早くも9月になりました。

 

暑い暑いと言いながら私達が冷たいものを美味しく食べているうちに

 

蝉はいつの間にか姿を消し、夜には秋らしい虫の声が聞こえてくるようになりました。

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

今年の3月に当店で展覧会を開いてくださった金工作家の小泉匡さんについて

 

フリーライターの小川志津子さんが取材をされ、記事を書かれました。

 

そのなかで当店のことも書いてくださっていますのでご紹介致します。

 

 

あいにいく  Ai-ni-ikuのページをご覧くださいね

 

 

お若い小泉さん、小川さんの明るい、豊かなエネルギーを頂いて

 

佐橋美術店は本日より13期目に突入いたします。

 

 

決算作業の憂鬱もなんのその!!

 

前をむいて楽しく参ります。

 

 

どうぞ、みなさま私に何より大切な

『サボる時間』『お茶の時間』の口実をお与えに遊びにいらしてくださいねぇ。

 

Koizumi

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする