佐野繁次郎展についてのブログの最後の記事は、この作品に触れながら書かせていただこうと思っていました。「森の薫り」以前の記事でも「人懐っこい」作品とお伝えしたと思いますが、どこを見ているのか?さっぱりわからない割に、なぜがずっとこちらを見てくれているような温かい小品で、出会いの最初からお別れの今日までずっと気になっていた作品です。バックの青がとてもきれいに見えるので、最初は図書室に、そ . . . 本文を読む
佐野繁次郎展に備え、店内の展示をまた少しかえました。外気温が上がり、暖房を一日中入れる必要も無くなったので、お軸も少し飾りたいと思いました。福井良之介の作品を7、8点まとめて箱にしまい、倉庫に運んだりして疲れてしまい、結局ギャラリーだけの掛け替えになりましたが、それでも店内の雰囲気は随分変わりましたので、少しご紹介させていただきますね。お馴染みの堂本印象の晴雪です。いよいよソメイヨシノの頃が近づき . . . 本文を読む
今日の名古屋はなんだか急に暖かくなりました。ひなたぼっこをしながら、少し裏庭の雑草を取りました。さすがに雪景色ばかりではいけないので、また少し掛け替えをさせていただいたのでご紹介致しますね。ショーウィンドウには、斎藤典彦さんの「こまやま 春」を飾りました。大寒桜の満開からソメイヨシノの三部咲き頃までを楽しむ。そんな丁寧な飾り方の似合う作品のように感じます。そういえば、今日駅から遠回りをして出社する . . . 本文を読む
応接室のご紹介の前に、少しショーウィンドウをご覧いただきますね。鏑木清方の「高砂雛」を数日ですが飾らせていただくと、とても沢山の方達が当店の前に立ち止まってくださいました。やはり特にご婦人方が多かった気が致します。作品自体もとてもスッキリ美しいのですが、この表装がまた素晴らしく、今ではここまで手を掛けることはできないだろうと思えます。撮影がまずく申し訳ありません。小窓の上には福井の孔版画を飾らせて . . . 本文を読む
以前にもご紹介させていただいたかもしれませんが、昨日佐橋美術店の最初の店舗の画像がパソコンにふと現れてとても懐かしく感じられました。2002年春の開店古いビルの一階に借りた小さな小さな店舗でした。床の間代わりに家具屋さんで一枚板のテレビボードのような「置き床」を求めて彫刻やお茶碗、お花など下の画像のように飾らせていただきました。五年ほどでビルをマンションに立て直すという事で立ち退きにあい、2007 . . . 本文を読む