つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

アッパレ!

2021年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム
今年も、実に多くの作品をお客様にお納めさせていただきました。

アッパレ!お買物賞は、そんなお取引の中から「よくぞ、この作品をお求めくださいました」

と私達がビックリ!また感動させていただいた機会をお作りいただいたお客様にお贈りする「賞」です。






お納めした後にでも、「あぁ、またあの作品に会いたいなぁ」と思うことが多くあります。







また、作品の出来栄えの良さをよくお客様が見抜いてくださったと驚く事もしばしばです。








そして、今年はこちら‼️ 中川一政のこの作品をお求めくださったお客様に賞をお贈り致します。






お客様が、作品をお車で取りに来てくださる時は
いつもなら駐車場まで佐橋が作品を運ばせて頂くのですが、私1人の店番でそれが出来ず、
この作品をやむなくお客様ご自身におはこび頂くことになりました。

その際、(この作品は立派な額に入り大変重いのですが)お客様はお子さんがサンタさんから届いた
クリスマスプレゼントを大事に抱えるように、実にニコニコと大切そうに、その荷物をお持ちくださいました。

そのお顔を私は忘れることができません。


また、薔薇でもなく、向日葵でもなく、真鶴風景でもない、中川一政作品のこの作品をお求めいただくということは、佐橋美術店らしさをお認めいただくということだと思います。



早速、本日到着の便で、このお客様にプレゼントを送らせていただきました。

今年は







小さな凧を選ばせていただきました。


来年もコレクターさまの皆さまと上へ上へ!
自由に、楽しく風に吹かれて参りたいと存じます。


来年は、どんな作品に出会い、お別れをするのでしょう。

それが、こんなに楽しみな年末は初めてです。

どうぞ、皆さま、来年も私ども佐橋美術店をお引き立ていただきますようよろしくお願い申し上げます。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021/12/31

2021年12月31日 | 絵画鑑賞
更新が遅れてしまいました。

おかげさまで、29日、最後のお客様をお見送りさせて頂き仕事納めとさせていただきました。

一人での仕事納め、実に色々な思いが込み上げて参りました。

タクシーをとばし、帰宅すると佐橋が家中を温め、私がお料理しやすいように
大きなお鍋にお湯をたっぷり沸かし、待っていてくれました。

得意の20分料理!の後のお食事では
「ありがとう」と「お疲れさまでした」という言葉が自然に、心の奥から発せられ
2人お互いに一年の仕事を終えた安心と喜びに浸りました。



そして、

昨日は、2年も会っていなかった妹と弟が、車で私達に会いに来てくれました。

皆が佐橋の事をとても心配してくれていました。












私達の勤務した画廊での後輩、現在翻訳家の山田蘭さんが送ってくださった大きな晩白柚を皆で剥いていただきました。

晩白柚を初めて見、初めて賞味させていただきましたが、
イベント感たっぷりで、
皆でとても楽しく分厚い皮を剥き、
さっぱりとして甘さで、とても美味しくいただきました。









さて、今夜には恒例の「アッパレ!お買物賞」を発表させて頂きたいと思いますが、

その前に皆さまにクイズです。





これはどなたのお文字でしょう?

勿論画家の文字です👩‍🎨

お分かりになられた方はぜひコメント欄📝にお答えください。

初見では私達もわかりませんでした。


ヒントは現在もご活躍中の画家さん!

ヒント出し過ぎかな?

正解者がいらしたら、また何かプレゼントを考えます!




いよいよ大晦。

皆さまのお触りないご越年を心よりお祈りいたします。







コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年12月27日 | 佐橋美術店の展示・展覧会
名古屋は昨夜から雪が降り始めました。





大雪になりそうな気配、寒さも増しています。


いよいよ、年内の営業も明日と明後日の二日間となりました。

年始を意識して、少し掛け替えをさせていただいたのでご紹介させていただきますね。





「店の小窓より」でもご紹介致しましたが、小林古径の椿をショーウィンドウに掛けさせていただきました。





少しお正月にしては地味な作品に思えますが、古径らしいピリッとした
緊張感が、今頃、降る雪にとてもよく映えているのではないかと想像しています。

かといって、お休みをいただいている今日、これから雪の中を自宅を出て店に向かう気力はないのですけれど。。☃️










応接室にもお軸。

土牛の書「日輪」は

ひまわりと読んで夏にも、にちりんと読んで冬にも飾る事ができます。








先週ご来店の各お客様には、この紫峰の寒雀を大変お褒めいただきました。

店中の作品がセール価格になっていますので、この作品についても、皆様、お値段をお聞きくださいますが、
こちらはまだ仕入れたばかりなので、セールの対象外にさせていただいております。

それでも、折角ご興味をお持ちくださるのですから、
お声がけいただいた作品はできるだけお値打ちにお納めしたいと思って居ります




図書室には、少しクリスマスの余韻を残させていただきました。
麦僊の素描は、どんなところに飾っても堂々と、しかも優しくその場に馴染みます。



当店の番犬の三沢篤彦のdogは、現在非売品にさせていただいております。

長く、この店で私たちと暮らしてくれている大切な家族です。

お通いくださるお客様にはお馴染みの顔ですね。






今年も、私たちの笑顔も泣き顔もこの間の抜けたお顔で見守ってくれました。

一つ、一つの作品に感謝したいと思っています。



























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする