つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

土田麦僊作品

2012年04月14日 | 絵画鑑賞

春らしい作品のご紹介を。

土田麦僊「仏国所見」です。24.3×27.2cm 東京美術倶楽部鑑定書有 

画面右上に大正13年6月作と記されています。

麦僊(明治20年~昭和11年)は新潟出身で京都で竹内栖鳳の弟子となりました。

はやくから西洋画、特にルノアール、ゴーギャンの影響を受け、

伝統的な日本画に西洋絵画の重厚なマチエールや合理的な空間把握を取り入れ新たな絵画の創造を目指しました。

ちょうど大正10年から一年半に渡り渡欧していますので、この「仏国所見」は帰国後まもなくの作品ということになります。

絹本に岩彩という日本画材の特色を活かしながら、セザンヌ調の画面を作り上げ、油彩画や水彩画とは異なるフランス風景を表現しています。

写真画像がわかりにくくなってしまいましたので、近いうちにホームページの作品欄にあたらめて作品を紹介させていただきます。

※作品を納品させて頂きましたので画像を削除致しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム

20120414_140148_2

今日の店の前の様子です。

名城小学校の桜は散り急ぎ、すかさず緑の若葉が芽吹き出しています。

今年は寒く、風の強い日が多かったので、桜見物の人出も少なかったのではないでしょうか?

私自身もこの春は気ぜわしく、ゆっくりお花見をする時間がとれませんでしたので

せめて道一面の今年の桜の花びらにお別れを言いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜前線

2012年04月06日 | 日記・エッセイ・コラム

桜前線

店の前の名城小学校さんの桜の花が随分と咲いて参りました。

花冷えというのには寒すぎますが、つい扉をあけてお花見をしてしまいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする