つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

ありがとうございました

2021年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム
今高岳の駅で地下鉄を待ちながらこの記事を書き始めています。

私は車の運転が出来ないので、地下鉄とバスを利用して店に通います。

もう3ヶ月、そんな通勤をしているので、以前より少し足の力がついたかな?と思います。

名古屋の地下鉄は案外深い所を通り、階段が多いのです。

さて、今週も沢山の方々にご来店いただきました。お客様は勿論、そればかりでなく、画商さん、ビル管理で冷暖房器の洗浄に来てくれた方々。

洗浄をするのに、絵に汚れが飛ぶといけないので、作品を取り外したいと言われたので、外すのも掛け直すのも手伝ってくださるならと承諾。

これはチャンス!とちゃっかり、この機に少し作品の入れ替えをさせて頂きました👍






名古屋駅のバスターミナル迄来ました。



では、来週からの佐橋美術店、ご紹介致します。








今日は応接室からご紹介させて頂きます。

お床は、放庵の書 長風万里 と漁樵問答。

土壁には斉藤典彦さんの こまやま 秋 と並んで 冬のバラ を掛けてみました。

今日は、今迄で1番斉藤典彦作品が美しく感じられました。

ここだったのか?

ずっと先生の作品を扱わせて頂きながら、触れずに来てしまった場所、
その温度を感じることが出来たように思います。


次はショーウィンドウからエントランスに向かいます。














木村武山のパネル額。
この作品はどなたにご覧に入れても褒めて頂きます。
自信を持って、同じような加工、作品に合ったをデザインし、危ういお軸を救いたいと思います。

宮崎さんの作品を来週ご覧に来てくださるお客様がいらっしゃいますので、さっき顔を見せてくれた息子夫婦に
小窓の上に作品を飾って貰いました。誰でも使ってしまう特技が私にはあるかもしれません💦








エントランスには

松田正平の書

奥村土牛の小品です。



お家に着きました。

この続きは明日書かせていただきます。




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東海地方の展覧会

2021年10月15日 | おススメの展覧会、美術館訪問
東海地方の展覧会のご紹介も最後となります。

まず荻須高徳生誕120年を記念して展覧会が企画されています。

今週日曜日までの展覧会は京都駅の美術館さんで。

楽しみな展覧会です。

また珍しい展覧会のご紹介を。
愛知県内の名都美術館さんでは表具の展覧会が開かれています。





美しい表具はもうそれだけで芸術だと思えます。
私も是非伺いたいと思っている展覧会です。












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曽我蕭白展

2021年10月15日 | おススメの展覧会、美術館訪問
もう1週間前になってしまいますが、大変久しぶりに愛知県美術館さんに伺いました。

皆さまよくご存知の曽我蕭白の展覧会です。

今回の展覧会のタイトルにもあるように蕭白はその奇行、作品の狂気をよく取り上げられる画家ですが、
私は蕭白の作品を観ると、いつもとても元気が出てきます。

晩年の作品は、技巧も冴え、画家としての円熟を増しますが、蕭白の作品が皆さまに人気があるのは、
その技術というよりも、やはり「生き生きとした画面全体のエネルギー」に秘密があるからのように思えます。

例えば登場人物全て、あるいは動物、植物、山、滝、海、全てが蕭白の手のうちにあり、画面全体の中で
蕭白のリズムで生かされている気がいたします。

そして、それが余白に深みを与え、空間を宇宙へと繋げます。





残念ながら、名品の多くが、外国の美術館の所蔵となっていますが、
今回の愛知県美術館さんの展覧会も大変見応えがありました。

ご紹介致しました愛知県美術館さんのサイトを最後までご覧いただくと、
美術館さん周辺のレストランやカフェとの提携企画もご覧になることができます。

お近くの皆さまは是非一度お出かけくださいませ。


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東海地方の展覧会

2021年10月05日 | おススメの展覧会、美術館訪問
各美術館さんの企画もこの1、2年、中止になったり延期になったりの繰り返しでした。

今年春からは、会期を伸ばされたりしながら比較的安定して展覧会を開催されていらっしゃったと感じています。

私達自身もなかなか伺うことはできない状態ですので、感想などをお伝えすることはできませんが、折角チラシをいただいておりますので、この地方の秋からの展覧会のご紹介をさせていただこうと思います。

まず








岐阜県美術館さんは同時にオンラインでの収蔵作品鑑賞の企画を進められたり、

寄贈を受けられた飛騨の版画家 守洞春の作品展も開催されているようです。





岐阜県美術館さんから古川美術館さん、2館を周られればミレーからエコードパリまでの作品をご覧になれますが、ちょっと距離がありすぎるかな?






私は、個人的には古川さんのこのルソー作品をぜひ拝見したいと思っています。

よろしければ、「秋に美術館」、ぜひお出かけください。




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