つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

寺内萬治郎 ミニ 裸婦

2012年07月30日 | 絵画鑑賞

今の私のお気に入りの作品の一つです。

 

寺内萬治郎 「裸婦」です。

 

画面は3.5×8.5センチメートルの極小サイズ。

 

油彩・板にキャンバス。

 

こんなに小さい画面であるのにかかわらず、描かれた婦人の肌の質感、全体の表情は芸術的レベルに高く達し、“裸婦の巨匠”寺内萬治郎の魅力をたっぷりと湛えています。

 

『豊かでありながら、どこか高潔な詩情性』

日本近代絵画の本当の価値を日本人としてもう一度考え直す機会を与えてくれる作品であるように感じます。

※ 納品の為画像を削除させて頂きました。

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篠原有司男 「ライダー」

2012年07月30日 | 絵画鑑賞

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暑い

そんな言葉しか思い浮かばない日々の名古屋です。

おかげさまで先週土曜日に当店の立体展を無事に終えることができました。

お暑いなかをご来店、お問い合わせを頂き、誠にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

本来なら早速に作品を撤収、ギャラリーの模様替えをするところですが、

全てにルーズ、ゆっくりな当店のこと。。

今日になって展示の作品を自分達で見直したりしています。

上の写真の作品は篠原有司男の「ライダー」です。

まだこの店をオープンする前に私達が購入した作品で、制作は1979年、

実に30年以上前の作品になりますが、

こうして久しぶりにスポットを当ててみると、古びることのないエネルギーと迫力を放ち、みなさまから「面白いねぇ」というお声を沢山頂戴いたしました。

下の写真は ルイ・マジョレル(ブロンズ)とナンシー・ドーム(ガラス)のコラボ作品です。

花器ですが、両手で抱えるほどの大きさで見応えがありますので展覧会中はそのままショウーウンドゥに飾らせていただきました。

今朝になってふと思い立ち、お花屋さんが届けてくださった枝物を活けてみると

ガラスのブルーに小さな枝の緑が思いがけず、美しく映えました。

今週いっぱい当店のギャラリーは立体展の余韻を残した展示になると存じます。

お暑いなかを恐縮ですが、よろしければお立ち寄りくださいませ。

※花器は納品の為画像を削除させて頂きました。

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吉川霊華展

2012年07月25日 | おススメの展覧会、美術館訪問

6月にこのブログで触れさせていただいたとおり、吉川霊華展に行って参りました。まず一言。素晴らしい展覧会でした。

歩く自分の靴音の響きさえ気になるほど、静かな会場でしたが、内容は濃く、美しく

大変感動致しました。皆様にお勧めの展覧会です。

↓↓

http://www.momat.go.jp/Honkan/kikkawa_reika/index.html

展示のほとんどの作品が個人蔵であることからも想像できるように、霊華の作品をこれだけ一堂に鑑賞できることは稀でしょう。

霊華の作品を所蔵されるコレクターさんの作品に対する豊かな愛情と学芸員さんのご努力に思いが及ぶほど、その作品に圧倒されました。

時間がなく常設展のほうは駆け足での鑑賞になりましたが、やはり国立近代美術館の収蔵品もどれも見応えがあり、深い感動を覚えます。

できたらもう一度、東京に出かけ霊華展を観ておきたい気がします。

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手拭い

2012年07月21日 | 手ぬぐい

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真夏の手拭い。金魚鉢の金魚と朝顔いっぱいです。

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