つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

今日の佐橋美術店

2015年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 

今日もアニバースさんがお花を届けてくださいました。

丸の内2丁目にあった当店の一番初めの店から、もう13年以上のお付き合いになりますが、

私達が移転を繰り返し遠くなってしまっても毎週必ずお花を届けてくださり助かります。

お花はお任せして選んで頂いていますが、椿が入ってきたのは私の記憶では初めてです。

椿の魅力はやはりこの艶やかな葉にあるように思います。

変わらぬ深い緑。

見ているだけでホッと安心してしまうのは私だけでしょうか?

 

生け花を習ったことはありませんので、私の花生けはめちゃくちゃです。

ショウウィンドウの私の活ける花をみて、きっと前をお通りになる華道の先生方は大いに笑っていらっしゃるだろうなぁ~と思いながら、けれどめげずに毎週楽しくお花に触れています。

どういうわけか・・お花だけは人に直されるのが苦手な私。

これからもめちゃくちゃながら、お花に触れる時間を大切にしていこうと思っています。

展覧会のご案内状を発送させて頂きました。明日以降お手許にお届けできるかと存じます。

ご覧くださいませ。

 

 

 

 

 

 

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今日の富士さん

2015年10月13日 | わたくしごと

今朝東京に出張途中の佐橋よりメールが届きました。

ちょうど富士山の初冠雪が新聞に掲載されていたばかり。

新幹線からの富士山です。

寒露。

菊が咲き、雁が渡りを始め、サバや柿、栗が美味しくなる季節。

いよいよ秋が深まります。

 

 

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マイセン けんかする子供たち

2015年10月09日 | 絵画鑑賞

いまこのマイセンの作品をギャラリーに飾っています。

可愛いなぁと毎日眺めながら、でもどうしても腑に落ちないことがあり

立ち止まって考えます。

それは、この三人の子供たちのお顔についてです。

下になって 花をとられ、おまけに髪の毛をつかまれている男の子。

悔しそうな、怒っているような。。このお顔については十分共感ができます。

次に泣いている女の子。

喧嘩しあう男の子の間にはいって・・まさかこの女の子を取り合って喧嘩している

訳ではないと思うのですが・・困って泣き出した女の子のお顔。

泣きながらも片目で様子を伺っているところなど

非常によく女の子というものを見ているなぁと感心し、これにも大変共感できます。

 

 

 さて問題はこの上にまたがった勝利の男の子のお顔です。

この彼の心境はいかなるものなのでしょうか?

もっと、悪びれたり、うれしそうであったりしても良いように思うのですが、

やけに紳士的というか?求道的過ぎないか?と考えてしまうのです。

ちょっと悲しげでもありますね。

花を取り上げ、相手の髪をつかみながら、ちょっと悲しげな子供らしくない子供。

マイセンの工房は人の悲しみの表現を狙ってこのお顔をつくったのでしょうか? 

いやいやそこまでは無理だろう。。

ちょっと影になって見えにくいので、この子のお顔だけ手抜きしたのだろうか?

いやいやそれもないだろう。。

 

くだらないことのようでありながら、私には大切な考察事項であったりします。

良し悪しに関わりなく、私はずっとこのようにしか美術品を見てこなかったのだろうと思います。

 

 

今はとにかく、この作品とお別れのときが訪れるまで、真剣に3人のお顔を観察し続けようと思っています。

 

 ※納品のため作品画像を削除させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

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手拭い

2015年10月06日 | 手ぬぐい

10月に入り、すっかり秋らしくなって参りました。

久しぶりに手拭いのご紹介をしたいと思います。

月に秋草。

蟋蟀と蜻蛉。

紅紅葉。

夏よりもこの時期の手拭いの方がなかなか芸術的です。

どれだけ持っているの?と自分でも思いますが

折角ですからまた画像を掲載させていただきますね。

 

朝夕すっかり寒くなって参りました。

皆様ご自愛くださいませ。

 

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