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全国的ロックダウンが厳しい検閲とともに始まった

2021年04月30日 | 国内
4月30日 トルコはラマザン中の感染拡大を阻止するために、17日間の完全ロックダウンに入りました。大方の人々はルールに従っていますが、当局は外出禁止の初日から検閲を開始しました。

 Hurriyet

1600万人の人口を抱える最大都市イスタンブルでは、全国的ロックダウンの最初の夜から、あちこちのポイントで、ドライバー、乗客、歩行者に対する検閲が始まりました。警察隊による検閲は5月17日まで続きます。

イスタンブルでは、ファティフ区、バクルキョイ区、D-100高速道路で検閲が行われ、車は1台ごとに止められ、ドライバーと乗客の許可証がチェックされました。ロックダウンのルールを免除される許可証を持っていない人には罰金が科されます。

内務省の回状によると、完全ロックダウン中は、すべての職場は活動を停止されますが、エッセンシャルワークを行っている職場は免除されます。

外出禁止期間中は、交通機関の車両定員数は半分になります。イスタンブル市はロックダウンの初日から、公共交通機関の車両数を増やしました。

エーゲ海地方ムーラ県のリゾート地ボドゥルムには、ロックダウン中、サマーハウスやホテルで過ごそうという人々が殺到しています。トルコで最も人気のあるリゾート地ボドゥルムのアフメト・アラス町長は、この3日間、大通りには町へ向かう車の列ができていると、懸念を表明しました。

町の人口は、2020年3月、パンデミックが始まってから、すでに50万人に膨れ上がっているそうです。「人口が増える厳しいシーズンに入りました。全国から来る人、ここにサマーハウスを持っている人たちが、昨年からここに住みついています」と町長はデミルオレン・ニュースに語りました。

「この町は大勢の人口に対応する用意ができていません。町はカオスになっています。人口が少ないこの町の財源にも限界があります」とアラス町長は言いました。

最大の問題はウイルス感染拡大の懸念です。「私たちは人々がウイルスを持ち込み、拡大させないかと恐れています。町の保健サービスも大勢には対応できません。この町の病院は300床しかなく、集中治療室も30床しかありません。コロナがひろがったら、たいへんなことになります」とアラス町長は言っています。


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