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アンタリヤ市は湾を汚染する船に罰金を課しはじめた

2024年05月25日 | 国内
5月25日 アンタリヤ市は、電子船調査システム(EGDS)を駆使して、船が行う海洋汚染42件に、総計約91,766,000リラの罰金を課しました。

 Hurriyet

電子船調査システムが使われてから、大きな効果があったことが確認されています。汚染行為を検出し、記録できるシステムによって、多額の罰金が課され、徴集された罰金は環境保護のために使われています。

この最新システムによって、地中海を汚染している船を検出し、即座に対処できよるうになりました。 罰金はさまざまな環境プロジェクトに再投資され、市は汚染防止だけでなく環境管理も行っています。

このシステムはトルコで最初で唯一のEGDSとして、西部のアクス・ベシギョズ川とギョイニュク川の間のエリアでも使われていました。このシステムには、倍率40倍のPTZ(遠隔操作で首振り管理可能)カメラ20台と、自動認識システムと90マイル範囲の水中レーダーを備えたサーマル・カメラ(赤外線カメラ)が戦略的に配置されています。

これらハイテク・カメラは約3キロメートルの距離から、はっきりとクローズアップされた映像を撮ることができ、EGDSセンターはアンタリヤ湾を24時間監視することができます。

海を汚染している船が見つかると、調査ボートが現場に行き、水のサンプルを収集します。サンプルはカメラ映像とともに分析され、汚染の事実を確認し、ルール違反した船に対して行政処分を行います。


「ガザ・コンタクト・グループ」が来週、EUと話し合う

「イスラム協力機構」と「アラブ連合」によって設立された「コンタクト・グループ」は、イスラエル=ハマス戦争の恒久的な終結とガザのパレスチナの人々への人道支援の強化をEUと話し合うために、ブリュッセルへ向かいます。

 Hurriyet

「コンタクト・グループ」のメンバーであるトルコのハカン・フィダン外相が、5月23日、訪土中のヴェネズエラのイヴァン・ジル外相との共同記者会見で、この件を発表しました。

「われわれOICとアラブ連合のコンタクト・グループは、ブリュッセルでEUと会談します」とフィダン外相は記者団に語りました。「コンタクト・グループ」は、10月にイスラエルのガザへの攻撃が始まった後に結成されました。 

イスラエルの攻撃で、これまでに子供と女性を主とする35000人が命を奪われています。グループは国連安保理のメンバー国や関与する国際的組織を含む有力諸国と対話をつづけてきました。

EU加盟国のスペイン、アイルランドと非加盟国のノルウエーが、パレスチナを国家として承認する決定を発表した後、「コンタクト・グループ」のブリュッセル訪問予定は発表されました。

「パレスチナを国家として承認する国が、とくにヨーロッパで増えてきたことは、イスラエルとその支援国を孤立させていくだろう」とフィダン外相は強調しました。

「私が待っているのは、イスラエルの大量虐殺が終わることです。国際社会ももう沈黙しているべきではありません。イスラエルの民族主義者と原理主義者の体制が行っている虐殺を止めさせるために行動を起こすべきです」と外相は言いました。


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