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トルコも「国際女性の日」を祝った

2024年03月10日 | 国内
3月10日 3月8日の「国際女性の日」には、トルコの諸都市でも、多くのイベントや行進が行われ、さまざまな分野で立派な業績を残した女性たちを賞賛し、エスカレートするフェミサイド(女性嫌悪殺人)の問題に対処する方法が求められました。

 Hurriyet

フェミサイドを終わらせるために、多くの女性たちがスローガンを唱え、バナーを掲げて、イスタンブルや、アンカラ、イズミルの街路を行進しました。犠牲者の寫眞を掲げる参加者も、道行く女性たちに花を贈る人もいました。

この1週間、いくつかの女性の権利を主張する団体が、家庭内暴力に関する認識をひろめるための討論会を開催し、ある県では女性の法の担当官が農村部をめぐり、女性に対する暴力に関して認識を改めさせました。

「女性殺人を止めよう」によると、昨年、少なくとも403人の女性が殺されていますが、その多くは女性の現在または過去の配偶者か、近親の男性による殺人でした。今年は、これまでに71人の女性が殺されています。

女性の日には、さまざまな分野での討論会で、昔から男性優位の分野での女性の進出が語られ、また外務省も、外交における女性の影響力に関する討論会を開催しました。

「私たちはトルコを力づけている女性たちを誇りに思います。自身の労働と創造力、アイディアによって社会を立てなおす女性たちです」と、マヒヌル・オズデミル・ギョクタシュ家族・社会サービス相は言いました。


スパイ容疑者がモサドとのつながりを自白した

今週初め、トルコで捕まったスパイ容疑者たちが、トルコに住んでいる中東出身の人々や組織に関する情報を、イスラエルの諜報機関「モサド」に売っていたと自白しました。拘束された者の内6人が逮捕されました。

Hurriyet

トルコ国家情報機構(MIT)とイスタンブル警察は、3月5日、共同作戦を行い、元警察署長と私立探偵を含む7人の容疑者を逮捕しました。彼らはモサドに、金と交換で情報を提供していました。

メディアに報じられた裁判記録によると、容疑者たちは中東の人々や企業に対し、脅迫、監視、偵察、写真ビデオ操作のような活動を行い、取得した情報を報告書に、秘密の通信手段によって、モサドに送っていたことを認めました。

捕まったとき、私立探偵と自称していた元・法務執行官のハマズ・トゥルハン・アイベルクが結成したチームのメンバーたちは、個人や企業の公的データをアイベルクと共有し、監視やビデオ撮影などを行っていました。

チーム・メンバーたちはまた、2019年以後、アイベルクが著しく金まわりがよくなったことを明かしました。警察は調査によって、アイベルクが所有する63の口座と、35の閉鎖された口座を見つけました。


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