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「トルコは不可欠な同盟国だ」新任アメリカ大使

2022年01月28日 | 国際
1月28日 トルコはなくてはならないNATOの同盟国であり、変動の絶えない地域での重要なパートナーであると、新任の在トルコ・アメリカ大使が、1月26日、言いました。

 Hurriyet

「アメリカとトルコの関係は、両国が世界の平和と安全に対する真の脅威と立ち向かうとき、発揮されるだろう」と、ジェフリー・フレイク在トルコ・アメリカ大使は、1月26日、エルドアン大統領に信任状を渡した後、大使館のウエブサイトに掲載された「政治は水際で止まる」と題した記事で言いました。

フレイク氏は共和党議員で、ジョー・バイデン大統領のホワイトハウス入りに賛同しています。2001年から2013年は下院議員、2013年から2019年はアリゾナ選出の上院議員を務めました。

「トルコとアメリカの関係は、政治や安全保障の域を越えて拡大し、バランスのとれた貿易の樹立、投資、改革、協力に基づく経済的パートナシップとなっている」と彼は言っています。

今日、トルコには、アメリカ最大のブランドを含む、ほぼ2000社のアメリカ企業が進出し、トルコの企業もアメリカで成功を収めていると、フレイク大使は語りました。「2021年、アメリカはトルコの第2の最大輸出市場になりました。文化、科学、教育の交流も両国民を結びつけています」

トルコは豊かな文化と、深い歴史、大きな可能性を持った国だと、大使は言いました。「トルコとアメリカが緊密に協力をつづければ、より安全で、豊かで、ハッピーな未来が両国を待っていると、私は心から信じています」


ロシアとの危機の中、トルコはNATOの義務を果たす

エルドアン大統領は、「トルコはNATOの同盟国としての義務を果たしつづける。トルコは現行の紛争の抑制と平和的解決のために、ロシアとウクライナ双方に要請する」と言い、調停の提案をくり返しました。

 Hurriyet

「トルコはいままで通り、NATOの同盟国としての義務を果たしつづける。この問題に関して躊躇の余地はない。われわれは交渉を続ける」と、エルドアン大統領は、1月26日夜、NTVテレビのインタビューで語りました。

エルドアン大統領は、ウクライナに関するヨーロッパとロシア間の現在の行き詰まり状態の中でのトルコの立場についての質問に答えました。

「われわれの希望は、対話と外交によって現在の危機の解決法を見出すことにあります。われわれはそれが可能だと信じています。われわれはまた、ロシアとウクライナに建設的かつ抑制心をもって行動するよう要請しつづけます」と大統領は語りました。

ロシアが、民族的にロシア系の人々を守ることを口実に、ウクライナに軍事侵攻することをNATOは懸念しています。エルドアン大統領は、トルコの主要な目的は、危機が大きくなる前に、問題を解決することにあると言い、トルコは外交的解決のために、両国を支援する用意があることを表明しました。


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