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米土代表がアメリカ=イラン緊張とシリア問題について話し合った

2020年01月12日 | 国際
1月13日 外交ソースによると、アメリカとトルコの高官が、イスタンブルで、アメリカとイランの対立について話し合いました。

 Hurriyet
ドルマバフチェ宮殿で会談したアメリカのジェフリー特別代表(左)とトルコのカルン大統領府報道官


ドルマバフチェ宮殿で行われた会談で、トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官とアメリカのジェイムス・ジェフリー対シリア特別代表は、難民のために北シリアに安全地帯を設立するためのトルコとアメリカの合意の必要性を話し合いました。2人の高官は、シリア北西部イドリブの人道的大危機と、衝突による移民の流出を防ぐための外交の重要性を力説しました。

2人はまた、国際社会による「憲法委員会」の活動に、さらなる支援が与えられ、また、シリアの政治的プロセスを成功させるために、自由で、公平で、透明な選挙が行われるべきだとして合意しました。会談で、カルン報道官はまた、最近のイラン=アメリカの争いに対するトルコの懸念と、それが中東の新たな衝突と過激化の引き金にならないかという懸念を表明しました。


リビア休戦。エルドアン大統領がリビアのサラージ首相を迎えた

エルドアン大統領が、国連が認めたリビアの首相をイスタンブルに迎えたと、1月12日、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet
国連が認知したリビア・政府のサラージ首相(左)とエルドアン首相


エルドアン大統領とファイズ・アルサラージ首相の密室会談はドルマバフチェ宮殿で行われました。国連が支持するトリポリの「国民合意政府」と、ハリファ・ハタル将軍が率いる東部政府は、1月11日、トルコとロシア共同の休戦要請を受け入れました。

トルコ国防省は声明を出し、リビアの現状は単発的な1,2の衝突以外、平穏になったと言いました。数か月の戦で危機にあったリビアにとって、初の休戦になりました。国連によると、何百何千の人々が難民となり、100万人が人道的支援を必要としています。

リビアは2つの勢力ー東部ベースの勢力と西部トリポリ・ベースの勢力ーによって支配され、それぞれ異なる市民兵の支持を得ています。トリポリ政府のアルサラージ首相は、以前からハフタルの軍に首都の郊外から撤退し、攻撃を止めるよう求めてきました。ハフタル将軍とその同盟軍は、トリポリでサラージのために戦う市民兵の解散を求めています。

今週初め、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領はイスタンブルで会談し、1月12日からの休戦を求める共同声明を出しました。国連平和維持ミッションは休戦予定を歓迎していました。「国連リビア支援ミッション」は声明で、各勢力が暴力を止めるよう望むと言いました。

ハフタル将軍が率いる東部政府は、アラブ首長国連邦、エジプト、フランス、ロシアに支持され、西部トリポリ・ベースの政府はトルコ、カタール、イタリアの支援を受けています。


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