写真:「田原市サッカー協会HP」
お盆とは不思議なものです。人が消えた東京がのんびりするだけでなく、帰省人を受け入れたはずの故郷もけっこうのんびりするようです。お盆の数日はわが田原市役所もほとんど人影のない職場となっておりました。
しかしそんな中で、俄然、異質な存在感を示したのが田原市サッカー協会のイベントです。発足20周年を祝い、なんと20時間ぶっとおしのサッカー試合を企画したのです。「20時間サッカーフェスティバル」。それを聞き、わがスポーツ課の職員はお墓参りそっちのけで、会場に馳せ参じた次第です。
田原市を含む三河地域はサッカー空白地帯ともいわれます。東に清水エスパルス、西に名古屋グランパスを控えながらそれらに匹敵するチームがないのです。そんな背景もあって、田原サッカー協会の焦りと気負いは尋常ではありません。
20周年イベントは、お盆の15日の午後3時から翌16日の11時まで、昼は小学生、夜は中高生、深夜は一般で試合するとの内容です。田原市サッカー協会の会長さんはすでに70歳を超えた人物。しかもその彼の発案というのですからまことに楽しい話しではないでしょうか。果たして約500人のサッカーファンが集りました。
いやぁそのやる気に驚き、また20年=20時間というユーモアにすっかり喜ばされました。私のコーフンした発言を地元の東愛知新聞がアップしましたので、この際、採録しておきましょう。