嶋津隆文オフィシャルブログ

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渥美半島は西の浜の隠れスポット/EXILE風車道

2014年06月30日 | Weblog

写真:「mashさんイズドット.コム」より

渥美半島は東西に長く、その先端の伊良湖岬から北側に西の浜という海岸が広がります。今日はその西の浜の話しをしましょう。

篠島や日間賀島、そして知多半島も間近に望むことができる絶景のこの浜は、投げ釣り人にとっても格好の地であり、家族や仲間でバーベキューや水遊びも楽しめるなかなかのスポットといえます。

先日東京から来た昔の同僚を車で案内した折、連なる風車とそのゆったりと廻る動きを見て、こう叫んだのです。「あらっ、EXILE(エグザイル)じゃあないの!」と。

確かにその白い5基の風車の回転する風景は、EXILEのChooChooTRAIN(チューチュートレーン)の曲でのダンスパフォーマンスに似ているのです。ひょっとしてと思ってインターネットでアクセスすると、何と既にこの浜沿いは地元で「EXILE(エグザイル)風車道)」と呼ばれているとありました。

うーん、気づく人はしっかり気づくものです。そう感心しつつ、このスポットを新しい渥美半島の観光資源に出来ないものかと、取らぬ狸の皮算用をはじいたものでした。


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地方議会の議員の定数は多いのか、少ないのか?

2014年06月25日 | Weblog

写真:「田原市議会」

6月23日、田原市議会はその議員数を現行の20人から2人減の18人にすべきとの改革案を報告しました。田原市人口7万人弱。「議会改革が叫ばれる今、議会自らが議員定数削減という厳しい選択をした」と報告書にあります。

報告書での市民1000人のアンケート結果を見ると、「定数の現状維持」が47%、「多い」が19%、「少ない」が2%弱でした。にも関わらず田原市議会は2人の削減を決めたのです。来年2月の選挙から適用されるようです。

議員の定数問題については私自身、1年ほど前に松蔭大で担当した地方自治ゼミで厚木市議会の事例を検証したことがあります。厚木市は人口22万人、議員定数28人。その28人の議員アンケートでは「現行定数でよい」が9人、「少なくすべき」が5人、「多くすべき」が0人でした。

そのとき、こんな議論があったことを覚えています。
「議員の大幅減は議会の存在意義である討議の機能を弱める可能性がある」
「議員数をどんどん減らせば、それだけ住民の意向が市政に反映されなくなる」
「市民ニーズを汲み上げるという本来的な視点からは、議員は年齢的にも職業的にも地域的にも幅広い層から集められる必要がある。議員定数削減の風潮には慎重でなくてはならない」

田原には田原の地域性がありましょう。「(定数を削減し)議員自らが資質の向上を目指す」とする田原議会の報告書の趣旨を何とか好意的に受け止めたいものです。


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「教育委員長は天皇で、教育長は内閣と言えませんか?」 

2014年06月19日 | Weblog

写真:「桜島と錦江湾」(左)・「ベスビオ火山とナポリ湾」(右)

1週間前の6月13日、教育委員会制度の法改正が参院で通過し成立しました。今後はこれまでの教育委員長というポストがなくなって従来の教育長と統合され、「新教育長」という一元的な統括者としてスタートすることとなります。

先月、全国都市教育長会議で訪れた鹿児島市でのこと。仙巌園(磯庭園、旧島津藩別邸)で私たちを案内してくれたのは薩摩島津家の末裔の島津公保氏でした。鹿児島県の教育委員長として連続6年の間就いている大委員長です。

散策しながら教育委員長廃止の改革に話が及んだとき、公保氏は私にこう呟きました。
「今度の教育委員会制度の改革はいかがなものか。教育委員長というのは地域に必要な存在ではないでしょうか」。

鹿児島にとっての島津家は、まぎれもなく歴史的、文化的な結集軸です。公保氏の呟きを聴いて同行の同僚が、「なるほど」とこう言っていました。
「鹿児島の場合、教育委員長は「象徴天皇」で、教育長は「執行機関としての内閣」と言えます。確かにバランスがとれますね」。
 
そういえば錦江湾に浮かぶ桜島を有する鹿児島市は、ナポリ湾に望むベスビオ火山を有するナポリ市と姉妹都市です。桜島と錦江湾、天皇と内閣、教育委員長と教育長。二つあってバランスの取れることは、この地にあると当然のことのように発想されるのかもしれません。全国一律でもって制度改正を行うのは、各地にいろいろの軋みを生むというものでしょうか。


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粕谷一希編集長逝く、ほろ苦い思い出ばかり多く

2014年06月16日 | Weblog

先月末、粕谷一希さんが逝かれました。84歳。「中央公論」で永井陽之助、高坂正堯、山崎正和、塩野七生らを世に送り出し、名編集長と高い評価を受けてきました。戦後日本の論壇に保守主義、現実主義の潮流を築いた編集者とも評されます。

昭和63年に東京都が出資する「東京人」誌を創刊し、粕谷さんはその編集長となります。その関わりもあってしばらくお付き合いすることになるのですが、私にとってはほろ苦い思い出ばかりが残ります。

最初にお会いしたのは平成元年。当時駐在していたNYでの日本レストランでのことでした。親しい面々と一緒だったせいか粕谷さんは深酒し、そして突然に私にキスしてきたのです。その後、床に倒れ動かなくなってしまい、私たちは救急車を呼んだものかと大いに慌てたものでした。

ついで苦い思い出はその数年後のことで、「東京人」への論文掲載を依頼された折のことです。私は「団塊世代の高齢化と死」をテーマにまとめ、編集者に渡したのですが、出版されてみるとタイトルも文章も手が加えられていました。修正があれば事前に相談するべきものと私はひどく驚いたものでした。

数日後私は、粕谷さんと編集担当者に立川の喫茶店で会い、無断修正への抗議を申し入れました。しかし彼らは「死を論じるのは気持ちが悪い」と言い、訴訟でも何でもしてくれという話でした。これがあの名編集長の姿勢であろうかと失望と怒りを禁じ得ませんでした。

いずれも20年ほど前に事件です。しかし亡くなったとはいえ、何ともほろ苦さばかりが思い出される関わりというほかありません。


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「渥美半島縄文ものがたり」を楽しく構想する 

2014年06月09日 | Weblog

写真:「田原市教育委員会編」

渥美半島は縄文文化の宝庫です。吉胡(よしご)、伊川津、保美(ほび)の3つの貝塚があり、渥美の3大貝塚として全国に知られています。縄文晩期(約3200~2500年前)を中心としており、100年前から発掘が行われてきています。特に人骨は豊富で、今日の縄文人イメージの基礎となっていることは知っておいてよいでしょう。

その貝塚の1つである保美貝塚で一昨日、発掘調査説明会が持たれました。今年から市の教育委員会では、国立歴史民俗博物館とともに文科省の補助を受けて本格的な調査をスタートさせる予定だからです。

福江地域での説明会には100人程の地域の人や考古学ファンらが集まりました。学芸員の解説を熱心に聞くとともに、往時のペンダントやイヤリングの意匠の大胆さなどに大いに魅入っていたものでした。

縄文文化は日本文化のルーツとさえいわれます。それだけに実はここ渥美半島で発掘される遺物とロマンを組み合わせ、全国に発信する「渥美半島縄文ものがたり」を構想したいと前々から思っていました。

しかし私のそうした勝手な思い込みに対し、学芸員たちは冷静です。「えっ『縄文ものがたり』ですか? うーん、何を発信するのでしょう。何にしてもやはり正確な裏付けや根拠がないとならないのですが…」と。学術と観光とは別物と割り切るのは、どうやら門外漢の人間だけのようですね。


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映画「アナと雪の女王」にすっかり心洗われる 

2014年06月04日 | Weblog

先週、愛知県警の音楽隊によるコンサートが田原の文化ホールで持たれ、「レットイットゴー」が演奏されました。数日前の日曜日、田原市楽祭が開かれ、やはり「レットイットゴー」が田原市の吹奏楽団で演奏されました。

「LET IT GO」。ご存じ、デズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌です。その鮮烈な響きに圧倒され、これはもう現物の映画を見るしかないと映画館に足を運びました。しかも3Dです。

いやあ、おもしろかったですね。「雪と氷の魔力を持つ女王エルサと彼女を救うため旅に出る妹アナの姉妹を主人公として、世界を救う愛のドラマ」との解説。

ひたすら姉のことを思う妹のけなげなさ。その愚直なほどの直線性がいい。またストーリー展開の、いささかの冗長さもない早さが小気味いい。それにアニメのメリットを生かした画面の、何ともぜいたくな色彩世界がすばらしい。

しかも二人の主人公のかわいいこと。何と世間では「キレイめかわいい」と表現していることを知り、おおいに納得したというものです。「雪だるまをつくろう」と遊ぶ幼い姉妹の姿など、涙が出るほど愛くるしいのです。

いやあ、いい映画です。いい時間を過ごせました。これはもうお奨めですね。


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