読売新聞の記者から自宅にメールが入ったのが5月の中旬。「いまシリーズで全国の廃校活用の実態を追っています。その途中で貴方の書かれた本を読み、いくつかのお話しを伺えればと思ったのですが…」というものでした。本とは私が数年前に出版した『学校統廃合と廃校活用』(東京法令出版)。しばらくパソコンでの取材が続き、そして6月1日にはもうコメントが紙面となりました。
取材というものの直接記者と会うことなくZoomで終始し、それでオシマイ。記者たちとはじっくり酒を飲みつつ忌憚なく語り合うのが取材の醍醐味。それで何十年も過ごしてきた身にとっては何とも物足りない限りです。さらに今後はAIへの移行でZoomさえハショられそうな時代になるとか。うーん人間は、競い合ってどんどん味気のない世の中に進むようです。
最新の画像[もっと見る]
- 国分寺の飛べない2羽の白鳥 3週間前
- NHK学園の講座への自己PRです 2ヶ月前
- “世界のオザワ”が逝ってしまった 3ヶ月前
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 4ヶ月前
- 多和田葉子の尊父にお会いしての、ちょっといい話 5ヶ月前
- ユダヤ人自身が行うガザの「アウシュビッツ」 6ヶ月前
- 「大発見」―辻邦生と村上春樹の点と線 8ヶ月前
- 橋本五郎さんからの携帯電話が鳴る 9ヶ月前
- 「少飛の会」の菊池乙夫会長の訃報に接して 10ヶ月前
- 読売新聞の解説記事で「廃校活用」策をコメントする 11ヶ月前