嶋津隆文オフィシャルブログ

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謹んで新春のお慶び申し上げます。

2020年01月21日 | Weblog

 

山に登ると海が近づくように加齢とともに過去がどんどん近づきます。昨今は立川、国立といった中央線沿線の歴史にハマり、『国立三角駅舎物語』の執筆に勤しんでいます。大正期、後藤新平は学園都市を考える堤康次郎にこんな言葉で諭したといいます。「独逸には大学を中心にした中世からの伝統が生きている。我々は新しい伝統を作らねばならん。なに、三百年や四百年はすぐ経つ」。閉塞感の漂う現代に爽快に響くというものです。

それにしても齢70を幾つか超え、これからは未来でなくやはり過去に関心が行く日々になるかと、思わず苦笑する子年新春の朝というものです。(上の写真は近所の一橋大学前。地元国立のゆるキャラ「くにニャン」と、その左右はわが内孫の二人です)。


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