嶋津隆文オフィシャルブログ

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早い春を探しに近所を散歩してみた休日です

2013年01月28日 | Weblog

写真:「立川緑地にて」本人撮影

アルジェリアのテロによる邦人殺害。悲惨な出来事に声を失う昨今です。
そんな重苦しさから逃れたいと、近所に春を探しに出掛けてみました。

うん、春であれば梅。梅であれば谷保天満宮。そう考えたものの、ふと今年の梅は遅いようだからと電話で確認してみると案の上でした。「ほとんど蕾もない状態です。この冬の寒さで、花の咲くのは確実に1か月遅れですね」。社務所の人からそんな恨み節を聞かされました。

そこでと気を取り直し、近所の立川緑地の界隈に春を探すことにしたのです。そしてかろうじて春の気配を感じることの出来たのが、上の一本の梅の木の枝でした。

白梅のあと紅梅の深空(みそら)あり

ご存じ、飯田龍太(大正9年~平成19年)の句です。飯田蛇笏の息子。毎年、この季節に私の最も口にする大好きな句です。しかし今あるのは白梅でも紅梅でもなく、ただ広がる澄みきった青空だけでした。そうは言っても生命の息吹は確実に感じ取れてというものです。春はやはりすぐそこなのです。


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下河辺淳御大にお会いし、又々啓発されました

2013年01月21日 | Weblog

先日、愛宕山近くにある下河辺淳事務所「青い海」に足を運びました。NPO法人「フォーラム自治研究」の特別顧問として就任していただいている御大に、設立の認証の経過と登記完了の報告に伺ったものです。

開口一番、こう言われました。
「ところでここでいう自治とはなんですかね? だいたい自治省のような中央組織が存在する国に自治などというものがあるんでしょうか。自治省の言うことを具体化することが自治体の役割であるかのような、そんな事態になっています。おかしなことです」。

衰えることのない下河辺節の強烈な一つと受け止めながらも、日本社会における各自治体の閉塞状況を考えると、まさに正鵠を得た指摘と感じ入ったものでした。

下河辺御大は戦後日本の骨格をつくってきた人物です。国土総合開発から人生80年時代の過ごし方、あるいは文化・文明論に至るまで、この巨人の発言の深さには啓発されっぱなしであったように思います。それにもかかわらず、ゆったりと伝わってくる体温。私にとって、宝物のような存在です。

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新刊本の表紙(案)が提示され大いに思案中です

2013年01月14日 | Weblog

来月産経新聞から発行予定の私の新刊本、『成田の大地と渥美の空と』(評伝・山本雄二郎)の表紙(案)が5点ほどデザイナーから展示がありました。以下のようなものです。選択に大いに思案しています。この連休、ずっとこの表紙案を見つめ続けています。皆さんはどんなのがお好きなのでしょうか。2年間の煩瑣な執筆作業ではありましたが、未来に希望の持てるイメージを選択したいものと思っています。





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箱根駅伝の学連選抜の廃止決定は許せない

2013年01月04日 | Weblog
予選会で疾走する松蔭大駅伝部員

正月恒例の行事と言われながら、今年の箱根駅伝も大きく盛り上がった中で終わりました。予選会19位の日体大のまさかの優勝、中大・城西大の涙の棄権、早稲田と帝京大の最後100mのデッドヒートなど、随所にドラマがありました。

わが松蔭大学は復路、8区を学連選抜の枠で出た派爪選手が走りました。昨年までは梶原選手が4年間連続で出場し、そのためがこの箱根マラソンは、マイナーなわが大学での一大イベントになっています。

しかし何と云うことでしょう、その学連選抜が来年の第90回から廃止されると云うのです。誰が、何のためにこんな愚策を判断したのか、まったく釈然としません。わずか1枠を外したところで何のメリットがあると云うのでしょう。

学連選抜が存在することで、世の中のどれほど多くの大学が箱根駅伝に親近感を持っていることでしょう。何よりもより多くの大学の参加が担保されます。またそのことが、マイナーな大学の駅伝部員の希望とインセンティブを維持することになるのです。

鳥の目でなく、虫の目も持たなくてはなりません。学連選抜の廃止には、箱年の森が泣いていると云うものです。

 


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謹んで新春のお慶びを申し上げます。

2013年01月01日 | Weblog
写真:年末に本人撮影


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