“フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん
フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
3月30日の日曜日 パリの朝に燃えた いのちひとつフランシーヌ”
今から半世紀前の1969年発売された、新谷のり子さんの反戦歌。当時の学生達なら誰もが無意識に口にしたものです。もちろん私もその一人でした。
明日の3月31日で田原市教育委員会の教育長の職を辞します。それだけのことですが、フランシーヌの歌がふと口端に登る昨日今日なのです。要するに別れが苦く、さびしいのでしょうか。
もっとも4月からは田原市博物館の特別顧問として、週の前半は田原で生活することとなります。同時に愛知大学の三遠南信州研究センター(地域政策学部)にも所属し、講座1コマと調査研究活動も行う予定です。
そして週の後半は、厚木の松蔭大学で「地域行政」と「都市経営」の講座2コマを担当する生活となります。毎週、東京と愛知を往復することとなり、それなりの慌しい日々に挑むことになるわけです。
年齢的にいつまでこうした生活が可能でしょうか。ある朝に燃えつきてしまうこともあって不思議ではないかな。そう無用心なことを呟く3月30日の朝というものです。