連休の明けた5月10日、一通の白い封書が自宅の郵便受けに届けられました。
「 石原慎太郎 儀
令和4年2月1日 89歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます
また同年3月8日 長年連れ添った妻 典子も84歳にて永眠いたしました
つきましては「お別れの会」を左記のとおり開催いたしますので
ご多忙中 誠に恐縮ながらご来臨賜りますよう ご案内申し上げます
令和4年5月
日時 令和4年6月9日(木曜日) 10時~11時
会場 セルリアンタワー東急ホテル 地下2階「ボールルーム」 」
そして石原4兄弟の名前が並びます。
形式的と言えば形式的と言える案内状です。
しかし文字通り夫のあとを追うように僅か1カ月で逝かれた典子夫人を記した1行に、その1行に改めて涙するというものです。