Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

幼稚園での終業式

2018-07-04 23:32:07 | 育児: 3歳〜
【3歳5ヶ月】
先月(6/15)、幼稚園で学年末のセレモニーがあり、私も出席しました。
息子はモンテッソーリの日本語幼稚園へ行っていて、3歳から6歳までの3年間プログラムなので、これで1年目が終わったことになります(息子の場合はちょい早めに2歳から入ったので)。

終業式自体は30分ほどの短いセレモニー。それも外の芝生の上で行われるとてもカジュアルなもの。他の親御さんと園庭でのコーヒータイムがあったり、なかなか楽しいイベントです。式では、こども達が歌を披露してくれたり、1年目の修了証書授与がありました。この日のことは覚えておきたいので日記に書いておこうと思いました。

この日は「青い空に絵を描こう」という歌をみんなで歌ってくれました。
これはビデオからの切り出し画像でクオリティ悪くて申し訳ないですが、息子、ちゃんとみんなと一緒にいられたんです。もうそれだけで母としてはおどろき。成長したじゃん!息子よ。

去年のクリスマス会で、幼稚園でこういうお遊戯があったとき、息子はみんなと一緒のお歌に参加するのがイヤで、参観に来ていたパパのところへ来てパパから離れられなかったのです。クラスのみんなが2曲、3曲と、それまで練習してきたお歌を披露している間、息子はまるで蚊帳の外のような顔をしてパパにべったりくっついて「はやくかえろうよ」と言っていました。

それが、半年経ったこの日は、「青い空に絵を描こう」という歌をお友達と笑いあいながら、振り付けもところどころノリノリで歌っている様子が見られて、びっくり。半年前はパパにひっついて泣いてた2歳のベイビーだったのに!今日は自分の立ち位置がきちんと分かっていて、歌っているそばから「ダディ〜!マミ〜!」なんて余裕で手を振りながら、見に来ている私たちに声をかけてくる息子。ただ、歌は真剣には歌っておらず(口パクだった)、お友達とふざけすぎで、どちらかというとひょうきんキャラになっていました。


成長したね!顔に日焼け止めクリーム残ってるけど。

修了証書授与で名前を呼ばれた時も、またまたおふざけで、「はい!」と返事はしたものの、立ち上がってお辞儀をするところでくるっと後ろを向き、一番の親友であるYくんに笑いかけてお辞儀をせずに座り、会場から笑いをかっていた息子でした。。息子はちょっと悪ふざけがすぎて、落ち着きもなくて、式の最中に先生がなんども注意しに来ていた。あれ、いつからそういうキャラになったっけなー???

この日はふだん見られない息子の園での様子を見て、
家と違う顔している息子を見て、
いきいきしている息子を見て、
私が知らなかった息子がいたんだなーと実感した日でした。

こどものこと全部把握しているような気になっていたけれど、
私が見てたのは親子の関係性の中での息子であって、
仲間やクラスメイトの間で息子がどういった振る舞いをするのかはよく知らなかった。
悪ふざけ、ひょうきんな一面、先生に注意されてばかりとか。
ぜんぶ初耳。新しい息子を見た気がした。

と同時に、
知らない間に、この幼稚園での居場所ができて、
安心できるおともだちもつくって、
ギャハハと悪ふざけするぐらいの余裕もできて、
あぁ、そうやってこどもって大きくなっていくんだって実感した。

この日は、抜けるように青い空。
こども達の歌声に感動して、
他の親御さん達とみんなで、こども達の成長を喜んだ日。
明るくて喜びに満ちた日。
3歳だから、今は成長しかないからね。
驚きもあり、喜びもあり、
でもあっという間に過ぎてしまうであろうこのこども時代を、
忘れたくないなと思いました。