her(邦題「her/世界でひとつの彼女」)という映画をみました。スパイク・ジョーンズ監督・脚本による恋愛映画、と聞いていたものの、ふたを空けてみれば、なんと人間とコンピュータとのラブストーリーでした。ホアキンフェニックス演じる主人公が、しゃべるコンピュータのOSに恋をするのです。ところどころおもしろおかしいシーンもあるけれど、全体としてビジュアル的にとても美しい恋愛映画。ロサンゼルスの街、近未来、スクリーンに映しだされる風景はどれも洗練されていて、最初から最後まで本当にきれいな映画でした。
おもしろかった~、近い将来そんな話も生まれるかも、と想像させる未来型のラブストーリー。コンピュータに恋をするといっても、そこは未来のコンピュータ。実体はなくて、OS の中から声だけで対話していきます。ずいぶん人間っぽくできていて感情も、考え方も、話し方もまるでひとりの女性(しかも声はスカーレットヨハンソン)。
哲学的にとても深い映画でした。映画の中で、結婚生活、離婚、恋愛、別れなどのさまざまなシーンが出てきますが、たぶん私ぐらいの年代の人には「わかるわ~」と共感すること満載なのではないかしら。最終的には、愛ってなんだろう、と考えさせられる深い映画です。
印象に残っているセリフ:
''We are here only briefly, and in this moment I want to allow myself joy.''
「誰の人生でもなく、自分は自分の人生を生きるの」「短い人生だから、私の喜びのために使うの」と言っているように聞こえてとても印象に残りました(もっと深き問いは喜びとは何ぞや?ということになるけれど)。主役ではないけれど、ちょくちょく出てくるかわいらしい同僚 エイミーアダムスがさらりといったセリフでした。
この映画はおすすめです。日本でも春に公開されるようです。
おたのしみに!
おもしろかった~、近い将来そんな話も生まれるかも、と想像させる未来型のラブストーリー。コンピュータに恋をするといっても、そこは未来のコンピュータ。実体はなくて、OS の中から声だけで対話していきます。ずいぶん人間っぽくできていて感情も、考え方も、話し方もまるでひとりの女性(しかも声はスカーレットヨハンソン)。
哲学的にとても深い映画でした。映画の中で、結婚生活、離婚、恋愛、別れなどのさまざまなシーンが出てきますが、たぶん私ぐらいの年代の人には「わかるわ~」と共感すること満載なのではないかしら。最終的には、愛ってなんだろう、と考えさせられる深い映画です。
印象に残っているセリフ:
''We are here only briefly, and in this moment I want to allow myself joy.''
「誰の人生でもなく、自分は自分の人生を生きるの」「短い人生だから、私の喜びのために使うの」と言っているように聞こえてとても印象に残りました(もっと深き問いは喜びとは何ぞや?ということになるけれど)。主役ではないけれど、ちょくちょく出てくるかわいらしい同僚 エイミーアダムスがさらりといったセリフでした。
この映画はおすすめです。日本でも春に公開されるようです。
おたのしみに!