Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

徹夜かな 10/21 (金)

2005-10-22 02:57:48 | 日常
■息抜き
もうすぐ午前3時ですね。徹夜な勢いです。

今日アメリカはミネソタ大からD教授が来日。ボストンのChildren's Museum(憧れの場所でした!)で何十年も働いていたというアーティストでもあり教育家でもある。いよいよ明日一緒にお仕事です。チルドレンズミュージアム、アメリカにいたときにとても興味があったけれど、行けずじまいだった。でも、今こうしてそこの人たち(明日は3名いらっしゃる予定)と一緒にお仕事させてもらえるなんて。思ってもみないところでこんな機会に恵まれて幸せだと思う。

学びの感性というキーワードが頭の中をぐるぐるまわっている。今お世話になっている先生のワークショップのモデルは「つくって、語って、ふりかえる」というシンプルなもの。カウンセリング分野から来た私にとっては、誰かに「語る」、「ふりかえる」という行為が子どもの心理的・社会的発達に関わってくる重要性を見逃せなく、たぶんそのへんがこのプロジェクトに心ひかれた理由なのだと思う。

でも唯一「つくる」という行為だけが私の研究には抜けていた。カウンセリングや私の教育のフィールド(たとえば英語教育とか)には関係ないと思ってたものね。でも、「つくること=アウトプット」としたら、語る、ふりかえる、よりもやっぱりまずはそれがなくちゃ、と思えるようになった。

最後に、今日読んでて楽しかった文章―
We need a teacher who is sometimes the director, sometimes the set designer, sometimes the curtain and the backdrop, and sometimes the prompter. A teacher who is both sweet and stern, who is the electrician, who dispenses the paints, and who is even the audience -the audience who watches, sometimes claps, sometimes remains silent, full of emotion, who sometimes judges with skepticism, and at other times applauds with enthusiasm. ―"Making Learning Visible"(2001) Project Zeroより

アメリカでGardnerを読んだ。その時と同じ本を同僚に薦められてもう一度読んでいます。これもまためぐり合わせ。あの時とは違った観点で読めそう。