Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

トライリンガルな日々

2017-06-15 08:22:18 | 育児: 2歳〜
【2歳5カ月】
例の小指のバンドエイド、かれこれ10日以上も毎日新しいのに取り替えてつけていたわけです。
でも今日デイケアに迎えに行ったら、

「きょう ようちえんで こゆび おとしちゃった」

だって。
ぎょっとしましたが、バンドエイドのことでした、笑。
小指のバンドエイド、なくしちゃったんだね。
もうこれを機にバンドエイドはやめようね、とっくに治ってるんだから。

その後、
車に乗っていたら、鉄分点滴の時にした注射を思いだしたのか、
「○ちゃん ここに チクン した?」と自分の手の甲を指差しました。
そうだね〜、なかなか静脈が見つからなくて結局は手の甲から管を入れたんだったね。
「あれ痛かったでしょう?」と聞いたら、
「うん、いたかった。そのとき ○ちゃん ないてた」と上手に返してくれました。
やっぱり怖い思いや痛かったことはよく覚えてるものだ。

あと最近の言葉事情で言うと、
「ママ、〜〜してもいい?」が良く出てきます。
ここにすわってもいい?
ここでボコンボコンしてもいい?
これさわってもいい?etc..

こんな感じで息子の日本語はまずまず。
意思の疎通がどんどんできるようになって、
息子の考えていることも前よりだいぶ分かるようになってきました。

英語のほうはと言うと、
ある時ママがキッチンテーブルの前に立っていて、
自分もそこに割り込みたい時、
「どいて〜」という代わりに、

"Can you give me some space?"
と言ったのでびっくりしました。
こんなふうに、家での会話でときどき英語がまざるようになったのです。

お風呂はいるよ〜と誘うといつものように断固拒否なのですが、
その時も大声で、

"Mama, I said No!"
と言ったり。

息子独自の日本語で「ボコンボコンする」という言葉があるのですが、
(トラックやミニカーをでこぼこの上に走らせること、の意味)
それさえも自分で英語に直して、
"Mama, truck gonna go ups and downs!"
と言ったのは感心しました。

おもしろいのは英語だと相づちも "uh?"とか"Oh!"になり、
日本語と英語ではまったくリズム感やモードが違うこと。
完全にスイッチが切り替わる、そんな感じです。

それが、
夜パパが帰ってくると、とたんにセルビア語モードへ切り替わります。

「Xxx&$*€#%~#¥£*%^^#}#」
「%><^}£^%€.\{#」

会話が始まると、
もうママにはふたりが何を話しているのかわかりませーん。

そうは言っても、親子の毎日の会話はある程度決まっているので、
だいたいどんなことを話しているのかは分かりますけどね。

今日幼稚園たのしかった?とか、
ごはん食べたの?とか、
そんなことです。

息子はパパが帰ってくると、
それまで自分が遊んでいた内容を説明したりしているようです。
昨日は自分のおもちゃの電車セットを指さして、
「ここの線路を自分でなおした」とか言っていたかな(もちろんセルビア語で)。

そのうちもっと難しいことを話すようになるでしょう。
息子だけが家庭内で話されているすべての言語(日/英/セルビア)を理解できる人になるので、
その時は通訳してもらわないと!

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公園でのひとこま。
この階段、数ヶ月前までひとりで登れなかったのに、
今はへっぴり腰ながら登れるようになりました!









そして相変わらず、すべり台は好きで、
ブランコは大嫌い。