Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

フィリップの指のケガ

2011-12-09 17:58:50 | 日常
フィリップが右手の小指を折りました(12/4)。サッカーをしているときに、飛んできたボールをふざけて取ろうとしたらしく(なんでそんなことするの・・・)、ボキッといってしまったらしい。


レントゲン写真。
ななめにボキッと折れてしまってます。
折れてるのに「全然痛くない」というフィリップ。一緒にサッカーしている仲間がお医者さんで、その人が病院へ連絡をとり救急へ送り込んでくれたのでケガした当日に病院へ行きましたが、この人がいなかったらたぶん行かなかったんじゃないかなぁ。

彼にとっては初めての骨折体験。
処置としては、指の中にピンとボルトを入れて固定する手術が必要とのこと。まぁ、指の骨折だから、、、と思ってそんなに大げさにとらえていなかったのだけど、手術には全身麻酔が必要なんだって。びっくり。

「全身麻酔」ということは、手術をする本人に付き添わなければならず(病院から1人で帰ってくることができないため)、手術の日(12/9)は私は仕事を休んで彼の送り迎え役となりました。

病院へ送り届け、2時間ほどして、「終わったからピックアップに来てほしい」という連絡をナースから受け、迎えに行ってまたびっくり。本人はこんな状態でリカバリールームにいました。



小指の骨折なのに、大げさーっ!!
(思わず写真をとってしまう私。ごめんね。)

麻酔から覚めたばかりの彼は、まるでお酒で酔っぱらっている時のような超スローな受け答え。ナースさんに服を着させてもらって、車に乗って家に連れて帰りました。家に帰ってしばらくしたら、「僕どうやって帰ってきたの?」だって。まったく記憶がないって。ここのベッドでしゃべっていた内容とか、私と一緒に車にのって家に帰ってきたこととか。

麻酔ってこわいな~。
でも彼はその記憶の喪失を楽しんでいるようでした。(「僕なんて言ってた?」「他にはなんて言ってた?」としつこく聞いてくる。彼が話していたことを教えてあげると「ほんとに?僕そんなこと言ったの?覚えてなーい!」って超たのしそう。。)

何はともあれ。
こういうケガするのも、手術するのも、生まれて初めてだったようで。これよりひどいケガでなくてよかった。小指ですんでよかった、と思ってます。でも本人はやはり、たかが小指でもギプスや日常生活のこまごまとしたことに不自由を感じるらしく精神的には凹んでいます。

無事に完治しますように。