Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

初日は洞爺湖あたり

2008-09-10 23:16:05 | 日常
9/4(木)
伊丹空港(大阪空港)で待ち合わせて、機内に乗り込んだら
「はい、りょうちゃんカツサンド」
と朝ごはんの差し入れをもらった。うれしい。

それ食べたら空の上で、またぐっすり。
寝て起きたら北の大地に到着してた!

新千歳空港からはレンタカー。

空港で落ち合った仲間もいて4人になった。
車の中では大合唱。
あさってのウェディングパーティで歌う歌が窓の外に流れてく。

Sing, sing a song
Sing out loud
Sing out strong
Sing of good things not bad
Sing of happy not sad

後部座席に乗っていた私はなんだかすぐに空を仰いでしまう。過ぎていく緑の景色と真っ青に晴れ渡った空。
さっきからワクワクがとまらない。

1時間車を走らせてたらだんだんお腹もすいてきて、
ちょうどいいところで寄り道したのが国道276沿いの「きのこ王国」。
ドライブイン。


とうもろこし、しろとうきび、キノコ汁、じゃがいも、ヨーグルト、チーズ、お酢ドリンク。4人でいろいろ分けながら食べる。
おいしい!素材そのままの味と青空ランチ。
うわー、北海道、空気もあまいよ。

信号がまーっっったくない、まっすぐの一本道。
洞爺湖畔を過ぎて、到着したのはウィンザーホテル。


先日の洞爺湖サミットの会場となったウィンザーホテルは、到着するまでのアプローチが素敵。山の上にそそり立つお城。どこまでもおもてなしの行き届いたホテル。
ロビーの開放的な空間と、ピアノの生演奏、ガラスの向こうの絶景に、背伸びしてでもここに来てよかったと実感。


「絶対に日没までにたどりついてくださいね。」
友人夫婦が「ぜったいに」「ぜったいに」と言っていたのも納得。
北海道の澄みきった空気の向こう、沈んでゆく夕焼けは絶景。
ガラスにへばりついて、まぶたの奥にやきつける。


今回の北海道行きは「旅行」というよりも、友人夫婦の手づくり結婚式のために飛んできてしまった感じ。
札幌も、小樽も、富良野も、旭川も、メジャーな観光地にはどこにもいかないけれど、今のこの環境や今の自分、自分を取り囲む人々がいる今だからこそ楽しめる北海道、その「今、ここ」の部分を大切にしたいって思う。

1年のうち、このホテルからこんな夕焼けが見られるのは数パーセントの確率なのだとか。
お天気の神様も味方につけて、よけいに浮き足立つ私たち。
旅はまだ、はじまったばかり。