サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ユニオンSG 対アンデルレヒト 3-1

2022-04-25 10:15:22 | 日記

ベルギー特有のプレーオフが始まり、三苫のユニオンSGはアンデルレヒトに3-1で勝ち、三苫は3得点目のゴールを決めた。三苫のゴールは自分の目の前に来たボールをゴールに流し込むだけのごっつあんゴールだったが、ゴールはゴール。

 

アンデルレヒトの監督はまだコンパニだった。どうもコンパニが監督をしていることに違和感がある。2019年シーズンから選手兼監督として3年契約して、2020年8月に選手を引退して監督に専念。つまり監督としてまだ2シーズン目である。アンデルレヒトは毎年プレーオフの常連だし、過去10シーズンで4回優勝している強豪。コンパニの腕の見せどころか。

 

さて三苫の以前のプレーを見直してみたが、ドリブルが好きで早めにパスしない。簡単にさばいてパスしてショートカウンターできる場面でもドリブルを選択して、相手を抜こうとする。プレー集を見ると成功場面ばかりだが、実際はそうでない場面もあるだろうから味方の選手にしてみればやりにくいかも知れない。

 

しかし相手の選手をフェイントで抜いて、そこからの加速が速いので相手はついてこれない。三苫ほどドリブル、フェイント、加速の長けた選手はEPLでも少ないのでブライトンでも活躍できるだろう。しかし三苫の特徴を味方が把握してくれないと最初は苦労するかも知れない。

 

それにフィジカルに強くて相手を抜き去るというわけではないので、フィジカル対応されるとしんどいかも知れないし怪我のリスクも大きい。まだブライトンへの加入は発表されてりないのでどうなるのか楽しみだ。

 

三苫の活躍ばかりが騒がれるが、町田も一応フル出場していた。

 


週末雑感

2022-04-24 14:29:41 | 日記

今週末のニュースを雑感してみよう。ヨーロッパのシーズンも終わりに近づき、リーグ戦が早く終わるベルギーにいる選手は早くも日本に帰国し始めた。4月にもうオフなんて10月のプレーオフがないメジャーリーガーみたいだ。

 

①富安復帰
マンU戦に復帰といっても出場はわずかに5分程度。せめて20分は試してほしかった。復帰初戦が5分では次節の先発はないだろうから、このまま途中出場を続けて慣らしていくのだろう。とはいえ、残りは4試合。ウエストハム、リーズ、そして3試合目が5位のトットナムとの直接対決。

 

できれば次の2試合で20分ずつくらい途中出場して、トットナム戦で先発してほしい。それにしても3か月以上離脱していたわけで、富安にとっては選手生命を左右する負傷になった。内田のようにキャリアを縮めるようになってほしくない。

 

②シャエルケは1部復帰できるか
昨日のブレーメン戦に0-4と大敗して首位から転落。とはいえ、1位から4位まで勝ち点が4しかない団子状態で残り3試合。自動昇格できる2位以内は死守してほしい。残りの試合は15位のザントハゼン、4位のザンクトパウリ、6位のニュルンベルク。

 

サンクトパウリ戦が山場となりそうだ。ニュルンベルクとは懐かしい名前が出てきた。2014/2015以降から2部に定着してしまい、今季までの8シーズンで1部にいたのは1シーズンのみ。清武、金崎もいたよね。

 

③ACLの1次リーグの2位落ち
神戸のグループが3チームのため、他のグループの2位落ちを決める条件がグループ最下位のチームからの勝ち点は含めないそうだ。無茶苦茶な条件である。大会直前に参加をキャンセルした上海なんとかは、他のチームにとてつもない迷惑をかけている。キャンセルならばもっと早く言うべきだったし、他のチームのようにユースでもなんでも出すべき。

 

④ブラジル対アルゼンチン
6月11日にメルボルンで試合をすると発表されたばかりなのに、アルゼンチン協会がこれを否定して雲行きが怪しくなってきた。オーストラリアに来るのであればぜひシドニーに来てください。

 

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次節は20分はプレーしてください。


ACL1次リーグ前半終了

2022-04-23 07:52:22 | 日記

2日おきに試合があるACLはほぼ毎日試合があるので、ほとんど野球のような日程になっている。さて東西合わせて40チームが参加して、東地区は20チーム。それを8チームに絞るわけで、3位抜けならぬ2位落としのフォーマットになっている。

 

5グループに分かれて1位の5チームと2位の中で成績上位の3チームの合計8チームに絞る。つまりグループ2位になっても2チームは落ちるわけだ。ユーロのように24チームをベスト16に絞るために3位抜けがあるのならばともかく、2位落としとは恐れ入った。

 

そもそもグループ分けで不公平が出るわけで、そのために4チームを2チームに絞るのが一般的である。参加チーム数を増やしたいのであれば、東西合わせて48チームにして東地区ならば24チームを1位、2位の12チームと3位抜けの4チームの合計16チームに絞る。そこからラウンド32にすればいい。

 

ちなみに昨年のACL東地区では2位チームはほとんどが勝ち点12か11だった。同じならば得失点差で決まった。これを踏襲するとすれば勝ち点13がラインということになる。今季のACLは3節終了して、浦和が勝ち点6で2位、横浜マリノスが勝ち点6で2位、川崎フロンターレは勝ち点5で2位、神戸は勝ち点6で1位。

 

神戸のグループは3チームだけだから、2位抜けするのは不可能だろう。とすると2位落ちするのはあと1チーム。川崎はかなり苦戦しているので厳しいかも知れない。チャンピオンチームが1次リーグ敗退では情けない。

 

それぞれ勝ち点13を目指すのであれば、残り3試合を2勝1分で乗り切らなければいけない。これはしんどいだろう。神戸だけが楽をしているね。

 

6発圧勝の神戸に敵国タイのメディアも驚嘆!「ズタズタにされた」

神戸はチェンライを6-0で粉砕。これは相手が弱すぎた。

 


生娘をシャブ漬け戦略

2022-04-22 09:09:17 | 日記

吉野家の常務取締役の伊東正明・企画本部長が早稲田大学の社会人向けの講座で、生娘をシャブ漬けにするという発言をして大炎上。結果としてこの人物は吉野家の常務を解任された。マスコミのニュースでこの問題がいろいろ取り上げられたが、山本一郎のYouTubeでその背景を説明されているので、それを見るとわかりやすい。

 

簡単にいえば若い女性を牛丼のリピーターにさせるための戦略ということだろう。生娘、シャブ漬けという一般人ならば普段使わないような単語は、マーケティングに関わる業界人の間では、頻繁に出てくるそうで場合によってはもっと下品な言い方もあるという。

 

業界、社内で使われているうちはいいだろうが、それが大学の講座で突然に生娘とシャブ漬けではびっくりしてしまう。吉野家ではシャブを売っているのかという突っ込んだ疑問も出てくるし、そもそも「田舎から出てきた右も左もわからない若い女性、TBS NEWSに出ていた表現」という定義に生娘という単語を使う下品さに驚愕である。

 

それでは田舎には吉野家はないのか、田舎から出てきた若い女性をだますように牛丼漬けにするということが、吉野家の戦略とするのであればあまりにも世間一般の良識とかけ離れていないか。筆者も昔から吉野家の牛丼が好きだし、40年以上も前から価格がほとんど変わっていない経営努力には感服する。

 

これで吉野家に行く女性は少なくなっただろうなあ。

 

 


広州FC

2022-04-21 08:00:49 | 日記

以前の広州恒大は強かった。ACLも2回制覇したし、国内リーグも最多の8回優勝。リッピ、カンナバーロ、スコラーリが監督だったこともあった。いい外国人選手も多かった。なんといってもパウリーニョだったいたのだ。

 

しかし親会社がこけてから今年の2月には外国人選手に給料を払えなくなり契約解除。そして2021年はACLにユースだかリザーブチームを送り惨敗。今年も同じようにユースを派遣して0-5とか0-8で連敗。おまけに相手の選手の頭を蹴って世界的な有名人になったグァン・ハオジンを解雇。しかしこの選手はまだチームに帯同している。

 

同じく中国の山東もリザーブチームを派遣してここまで0-7,0-5で連敗。ACLに参加予定の4チームのうち、2チームは参加を見合わせたが、広州と山東はリザーブチームで参加してきた。コロナ流行を理由にこうなったのだが、中国以外のチームはみんなまじめに参加して過密日程の中でがんばっている。

 

中国2チームの4試合の結果は得点0,失点25である。高校生のチームと対戦しているようなものだ。いくらなんでもここまでACLを軽視するのはひどい。AFCは中国をACLからしばらく排除すべきだろう。各国のリーグはACLに合わせて国内リーグの日程を変更しているのに、高校生のようなチームと試合するのはやる気を失せる。

 

昔の広州恒大は強かった。しかし不動産デベロッパーが親会社だからこければ一瞬だろうなあと予想もできた。ここまで完全にこけるとは思わなかったが。サッカー好きな習近平の思惑もあり、WCを中国へ招致したいという夢のために中国リーグに投資したのだろうが、元々フットボール文化がない中国には無理だったようだ。

 

21日には広州は蔚山現代と対戦するが、やっぱり0-5以上で負けるんだろうなあ。せめて得点しろよ。

 

世界的な有名人、グァン・ハオジン君。