2日おきに試合があるACLはほぼ毎日試合があるので、ほとんど野球のような日程になっている。さて東西合わせて40チームが参加して、東地区は20チーム。それを8チームに絞るわけで、3位抜けならぬ2位落としのフォーマットになっている。
5グループに分かれて1位の5チームと2位の中で成績上位の3チームの合計8チームに絞る。つまりグループ2位になっても2チームは落ちるわけだ。ユーロのように24チームをベスト16に絞るために3位抜けがあるのならばともかく、2位落としとは恐れ入った。
そもそもグループ分けで不公平が出るわけで、そのために4チームを2チームに絞るのが一般的である。参加チーム数を増やしたいのであれば、東西合わせて48チームにして東地区ならば24チームを1位、2位の12チームと3位抜けの4チームの合計16チームに絞る。そこからラウンド32にすればいい。
ちなみに昨年のACL東地区では2位チームはほとんどが勝ち点12か11だった。同じならば得失点差で決まった。これを踏襲するとすれば勝ち点13がラインということになる。今季のACLは3節終了して、浦和が勝ち点6で2位、横浜マリノスが勝ち点6で2位、川崎フロンターレは勝ち点5で2位、神戸は勝ち点6で1位。
神戸のグループは3チームだけだから、2位抜けするのは不可能だろう。とすると2位落ちするのはあと1チーム。川崎はかなり苦戦しているので厳しいかも知れない。チャンピオンチームが1次リーグ敗退では情けない。
それぞれ勝ち点13を目指すのであれば、残り3試合を2勝1分で乗り切らなければいけない。これはしんどいだろう。神戸だけが楽をしているね。
神戸はチェンライを6-0で粉砕。これは相手が弱すぎた。