4月15日のACLでの浦和サポのチャントが少人数のわりに迫力があったと話題になっているが、筆者も多くはないが浦和の試合を見たことがある。かなり昔の話だが思い出してみよう。
1998年頃の駒場での浦和対仙台。1998年かその前後だったと思う。これが初めて浦和の試合をみたときだ。駒場は小さいキャパの中に大観衆がぎっしりと詰まっていて、チャントの迫力の驚いた。仙台サポもアウエーサポのブロックにこじんまりと固まっていた。サポが黄色か青のアフロのかつらをかぶっていた。あれはなんだったのだろうか。
2002年の宮城スタジアムでの仙台対浦和。監督はオフト。浦和サポがぎっしりのゴール裏は黒の服を着た人が多く、フラッグの赤黒とマッチして極悪イメージそのもの。浦和サポのチャントと比べると仙台サポのチャントがおとなしいというか、繊細に聞こえた。
2007年のACL, シドニー・フットボール・スタジアムでのシドニーFC対浦和。ポンテ、ワシントンがいたころである。メインスタジアムではなく、アウエーサポのゴール裏に座ったが、どうもガラの悪い人が多かった。コールリーダーが「俺たちは浦和レッズなんだ。それを忘れるな」と激を飛ばしていたが、それがどうしたと突っ込みたかった。そしてなんと浦和はACLを制覇。
2017年のACL, キャンベルタウン・スタジアムでのウエスタン・シドニー・ワンダラーズ。ワンダラーズのホームが改修中のために田舎にある小さいスタジアムでの開催。ゴール裏は芝生だった。しかしそれでも50人くらいの浦和サポが日本から来ていた。
ラファエル・シルバが後半途中出場でゴールを決めた。すごい決定力だと感動した。ラファエル・シルバの活躍でACLを制覇。ラファエルは2018年から3シーズン中国リーグにいて、今季からクルゼイロに移籍。いい選手だった。
ACLがあってもホーム&アウエーができないし、集中開催はベトナムとか東南アジアが多い。シドニーでやってくれないかなあ。先日のWC予選のオーストラリア戦で久々にニッポンのチャントを聞けた。やっぱりフットボールはチャントがなければだめだ。
継続した活躍が欲しいユンカー先生。