サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ユーロ QF ベルギー対イタリア

2021-07-03 14:54:35 | 日記

ベルギーは3-4-3,怪我で欠場かと思われたデブライネは先発。しかしエデン・アザールはベンチ外でスタンド観戦。これが痛かった。イタリアはキエッリーニももどり4-3-3というフォーメーションである。

 

前半13分にイタリアはFKからボヌッチのゴールで先制と思われたがVARでオフサイドと判定されて取り消し。イタリアが攻勢を仕掛けたがベルギーの守備も固い。37分にバレッラのゴールでイタリアが先制。そして44分にはインシーニエのカットインのゴラッソが決まり、これで0-2。しかし前半ATに左サイドからベルギーのドクが仕掛けてPKを獲得。ルカクが真ん中に決めて1-2で前半を終えた。

 

後半になるとイタリアペースで試合は進み、ベルギーもよく攻めたがイタリアのキエッリーニを中心とした守備は堅く1-2でイタリアが逃げ切りSFに進出。もっと白熱した試合で延長戦、PKまで行くと予想していたので、イタリアらしい1点差の勝利で終わった。

 

ベルギーは左サイドはドクのスピードのあるドリブルでよかった。実際PKも獲得している。しかし右サイドがその分攻撃が薄く、攻撃のバランスが悪かった。アザールが出ていればもっと違う試合になっていただろう。アザールの怪我は長引きそうな雰囲気だし、果たしてラリーガの開幕に間に合うのだろうか。

 

この試合で目立ったベルギーのドクはリーグ1のレンヌ所属の今年19才の若手である。ベルギー代表の次世代の中心になれるか。一方Jリーグを擁護したくれたフェルマーレンは3試合に連続して先発。35才だが2022年WCにもマルチネスが監督であれば招集されるでしょう。

 

171cmと小柄だがスピードスターのジェレミー・ドク


ユーロ QF スイス対スペイン

2021-07-03 14:34:49 | 日記

2日間の休みがあり、いよいよQFである。スイス対スペイン。地力では圧倒的いスペイン有利と思われたし、スペインは前半8分にCKの流れからアルバのシュートがDFに当たりコースが変わって、OGでゴール。枠には飛んでいたのであればアルバのゴールとするべきだろう。これでスペインが押していくのかと思いきや、スイスも押し返して前半はこのまま0-1。

 

後半になるとスイスが戦術を修正して反撃。そして後半68分にはシャキリの同点ゴールで1-1。シャキリは今大会の活躍でリバプール残留かあるいはアピールになり、売りやすくなったかどちらかでしょう。

 

しかし77分にはスイスのフロイラーが一発レッドで退場。90分で試合を決めたいスペインは攻めるが、スイスががっちりと守ってしまいスペインはチャンスは作るものの点が取れない。延長戦も似たようなもので1-1のままPK戦に突入。合計45分くらいはスペインは数的有利だったが攻めあぐねた。

 

PK戦ではスペインの1人目のブスケツがポストに当てて早速失敗。これはだめだと思ったがスペインのGKのシモンが2本止める活躍で、スペインが勝利。スイスの最後のPKを枠外に大きく外した若手のバルガスは試合後に号泣。見ているほうが胸を締め付けられた。

スイス サッカー バルガス号泣の画像

スイスのバルガス君