サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ユーロ 決勝 イタリア優勝

2021-07-12 10:29:39 | 日記

イタリアは4-3-3,イングランドはイタリア対策の驚きの3-4-3。どちらも安定した守備を誇り、特にイングランドはこれまで6試合でデンマーク戦のFKで失点した1点のみ。1点を取り合う緊迫したゲームを期待したが、前半2分にショーのボレーが決まり、いきなりイングランドが先制。これは何なんだろう。

 

前半はイタリアがボール保持したが、イングランドに持たされたという感じ。イングランドの守備は安定していたし、スターリングを中心としたカウンターも鋭かった。次のゴールはイングランドのほうだろうと予想した。イタリアの決定機はほぼゼロ。

 

後半になるとマンチーニが戦術を修正して、キエーザとインシーニェのポジションを交代させるなど変化をつけてきた。これが功を奏してイタリアが盛り返した。相変わらずポジションはイタリアのほうが多かったが、後半は持たされているのではなく、持っているかんじでゴールのにおいがしてきた。

 

後半67分にCKからの流れでこぼれ玉をボヌッチが押し込んで同点。しかしこの後はどちらも勝ち越し点を奪えずに延長戦も得点なくPK戦に突入。イングランドはラシュフォード、サンチョ、サカの若手3人がPKをはずしてしまい、イタリアがPK戦を制して57年ぶりのユーロ優勝。

 

サウスゲートはモスクワに忘れてきたものを取り戻せずに優勝できず、1966年WC優勝以来のイングランドのメジャー大会の優勝はまだ待たなければいけない。このチームで優勝できなければ当分来ないようにも思える。筆者の長かったユーロ休暇も終わり、どっと疲れがでてきた。

アルマーニのジャケットきたマンチーニはやっぱり恰好いい。