サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

シドニーでの反ロックダウンデモ

2021-07-26 12:57:57 | 日記

先週の土曜日にシドニー都心部で行き過ぎたロックダウンに反対するデモがあり、参加者はおよそ3千人。警備の警官隊ともめて90人が逮捕された。このデモの参加者は誰もマスクをしておらず、ここからまた感染が広がる恐れがある。

シドニーでは毎日120-140人程度の新規感染者が発生して、感染が多い地域は厳しい行動制限、小売店の営業禁止が続いていて7月30日までのロックダウンは、おそらくさらに2週間は延長される模様。

 

ロックダウンに入ってからすでに1か月くらいのため、これにしびれを切らした人々がデモに及んだ。参加者の気持ちは分かるし、何としても感染を食い止めたい州政府の考えも分かる。いつまでロックダウンを我慢すればいいのかという予想がつかないために、人々の不満がたまる。

 

Mounted police are in attendance. Picture: Matrix

オーストラリアではデモを蹴散らすために、いつも騎馬警官隊が出て来る。


五輪メキシコ戦 2-1

2021-07-25 22:25:29 | 日記

ハラハラドキドキのメキシコ戦だった。前半早々に久保のゴール、堂安のPKでポンポンと2点取れたのが大きかった。特に2点目はVAR判定の戻りPKみたいなものだからラッキーだった。メキシコが日本をなめてゆるゆるやっていた時間帯にハンデイをもらったようなものだった。

しかし後半67分にメキシコが退場者を出してからギアを入れてきたので、日本は守備の時間が長くなり失点のにおいがしてきたが、FKから失点してしまったのは痛かった。それでもなんとか2-1で勝ち切ったのは大きい。ラッキーな勝ち点3である。

 

さて気が付いた点をあげてみよう。

①久保は仕掛けて倒されてもダイブに見えるのかほとんどファールを取ってもらえなかった。
②メキシコの選手たちが主審に文句をいう場面では必ず久保も参加していた。主審がスペイン語を分かる人のようだったから、日本に不利にならないように口を出していたのだろうか。
③ビースト林は、得点はないものの、ポスト役と守備に大活躍。あれでゴールさえあげればもう海外移籍である。
④遠藤はすごかった。
⑤中山はやればできるじゃん。
⑥右の堂安、トップ下の久保と比べるとどうしても左サイドがひ弱に見える。三笘が復活すれば問題解決となるのだろうか。

 

3戦目は、フランス戦だが、日本の決勝T進出条件は以下とうり。


〇最終節で勝利→決勝T進出確定
△最終節でドロー→決勝T進出確定
●最終節で敗北→南アフリカがメキシコに引き分け以上で決勝T進出確定、メキシコ勝利の場合は日本が1点差以内の敗北なら決勝T進出確定

 

とにかく安心するためにはドロー以上が必要だね。

 

久保建英

もう子供じゃないんだから、舌を出すのはみっともない。


五輪 なでしこ対イギリス 0-1

2021-07-24 22:32:00 | 日記

ほぼ予想したような展開で0-1で負けて日本は勝ち点1のまま。これでイギリスは勝ち点6でQF進出。身長差で負けていて、フィジカルでも日本は弱いのでどうしてもルーズボールを拾えない。それでも前半はほぼイーブンだった。

 

後半の失点場面はGKの山下が不容易に前に出て、イギリスの日本キラーのホワイトのヘッデイングが山下の頭を超えてそのままゴールイン。あんなに前に出ていなければ安全にGKが取れたボールだった。まあ、ホワイトに競り負けた中島にも責任があるが、防げた失点だった。

 

失点は仕方がないとしても、日本の攻撃は工夫がなかった。エースの岩淵がベンチスタートで戦力ダウン。サイドから崩そうとするが単純なクロスは高さで跳ね返される。細かくパスをつないでシュートコースを作るしかないが、岩淵がいないとそういう芸当もできない。

 

イギリスの動きもさほど良くはなかったので、最低勝ち点1は拾えそうな試合だったのに敗戦は残念。3試合目のチリに勝って勝ち点4として、QFに進むしかない。それでも2試合を見る限り、日本はQFで勝てるような戦力ではないのでQF止まりだろう。

 

多分負けるだろうという試合で負けるのは非常に残念。


しょぼい開会式

2021-07-24 14:10:41 | 日記

夕べの五輪の開会式はこちらではチャンネル7の独占放送である。このテレビ局は夏季、冬季とも毎回独占放送していて、ベテランコメンテーターが現地に赴く。しかし今回はこのコメンテーター氏は日本には行かず、オーストラリアにとどまった。理由はもちろんコロナ禍である。

 

さて開会式も含めて五輪の映像はIOCが管理して、NHKの映像にチャンネル7が英語で音声を加える。だから日本で放送された映像と同じ内容がこちらでも流れた。当然全世界向けにも同じ映像である。従って失敗は許されないし、下手は打てない。

 

筆者の感想であるが、夕べの開会式はしょぼかった。ダンス、ショー、映像を利用したものなど、コンテンポラリーすぎて何を訴えたいのか理解しにくかった。復興五輪というのであれば、もっと東北、特に福島の現状を加えるべき。安倍晋三がうそをついた例のUNDER CONTROLがどういうことになっているのかを嘘偽りなく伝えるべきだった。

 

個人的には1998年の冬季長野五輪の開会式がよかった。寒い長野で大相撲の土俵入りをやり、曙の横綱土俵りもあった。途中で天皇、皇后陛下のご臨席があり、展覧土俵りにして曙も感無量という表情だった。この時の露払いが寺尾なんだから、歳月を感じる。

 

選手の入場行進では各国の先導役を力士が紋付き袴で務めた。とにかく相撲協会大活躍であった。他に毛槍や、他の伝統芸能も盛りだくさんで、日本文化を世界に発信するというアイデアでいっぱい。冬季と夏季では規模も形式も違うので、同じような開会式はできないだろう。しかし海老蔵と真矢みきだけではなんともさみしかった。

 

聖火を大坂ナオミがつけた後に、記者会見はしませんというジェスチャーでもすれば面白かったのに。


五輪フットボール、今後の展開

2021-07-23 11:25:39 | 日記

初戦の南ア戦には勝ったものの、勝ち方がすっきりしなかったというのが解説者、メディアから検証である。まあ、勝ち点3を取れたのだからそれでよしとしよう。とにかくそれが大事である。

 

さてメキシコがフランス相手に圧勝してしまったために、このグループはメキシコが1位通過する可能性が高くなった。とすればメキシコは次戦の日本戦で勝ち点6となれば1次リーグ突破はほぼ決まりで、3試合目は南ア相手だからメンバーを温存、ローテーションできる。だからメキシコはガンガン来るだろう。

 

仮に日本がメキシコに負けると、フランスは南アには勝てるだろうから2試合消化した時点で日本とフランスが並ぶ。3戦目のフランス戦は引き分けでも日本が得失点差で有利になるようにしなければいけない。つまり日本はメキシコに負けるとしても最少失点で負ける必要がある。

 

フランスはベストメンバーではないし、選手数も少ない。このくらいのハンデイをもらっているのだから日本は負けることはできない。メキシコ戦は最初から守備的にいくのもいいかも知れない。森保監督の戦術にかかっている。