身近なところに感染が広がるとショックだ

コロナウイルス感染者が筆者の子供が卒業したハイスクールでも生徒2名が出た。この学校は我が家から車で２０分ほどにある。子供の母校であるので親近感もある。他に車で３０分くらいの場所にある女子ハイスクールでも１名感染者が出た。毎日増える数は大きくないが、じわじわと広がっているのが不気味である。

 

先週の木曜日に感染者が出た男子ハイスクールは６９名の濃厚接触者を除き１０００名以上の生徒が通常授業に戻った。この６９名は２週間の自宅待機である。多分同じ学年の生徒だろう。全面休校にしなくて大丈夫なのだろうか。

 

今日現在のオーストラリアでの感染者は８０名強、死者は３名である。この３名のうち一人はダイアモンドプリンセスから戻った８０代、２名は筆者の住む地域にある老人ホームの８０代である。

 

イタリアでは７３００人余りの感染者に対して死者が３６６人。韓国では７３００人余りに対して死者が４８人。イランでは６５００人に対して死者が１９４人。中国の統計は信憑性がないので省くとしてどの国でも死亡率は５％程度である。韓国は少ないがこれは検査数が多いから感染者が多いのだろう。

 

日本は検査自体が少ないがそれでもダイアモンドプリンセスを除けば今日現在で５００人あまりで、死者はたったの７人である。２０人から３０人は出ていてもおかしくない。勝手な想像だが死亡例があってもウイルス検査をせずに一般的な病死として処理されているのではないだろうか。そうでなければあまりにも不自然である。