アーセナル

EPL第９節のシェフィールド・ユナイテッド対アーセナルを見た。ホームのシェフィールドが前半３０分にCKからのこぼれ玉を押し込んで先制。これが決勝ゴールとなりシェフィールドが１－０で勝った。


アーセナルのほうがもちろん格上だし、メンバーを見てもアーセナルのほうが豪華である。ただしこのメンバーで優勝争いをするには何か足りない。アーセナルは４－２－３－１でCBはダビ・ルイスとソクラテスというおなじみのメンツ。ボランチにジャカとグエンドウジ、２列目に二コラ・ペペ、ウイロック、サカ、１トップにオーバーメヤン。


前線の４人はオーバーメヤンを除けば毎試合先発というわけではなく、ラカゼット、セバージョスなどと入れ替わる。鳴り物入りで加入した二コラ・ペペは出場８試合、先発６試合とまあまあ出番を与えられてはいるが、ここまで１ゴールと期待に応えられていない。


さてこの試合ではアーセナルが７割に近いボールポゼッションだったが、シュートはアーセナル９本、シェフィールド８本と互角。アーセナルのシュートがたったの９本だから、攻撃の効率の悪さが目立つ。


アーセナルのどこに迫力のない攻撃の原因があるかといえば、司令塔タイプの選手、ポジションでいえばトップ下のウイロックのところだろう。ここにウイロックではなくエジルがいればかなり変わってくるはずだ。でもエメリはエジルを毛嫌いしているのでこの試合でもベンチ外。


エメリは最近のコメントの中でエジルよりも他の選手のほうが適していると発言している。それに対してエジルは２０２１年６月までの契約を全うするつもりだし、エメリのことをリスペクトしているし、クラブのために頑張るというようなことをインタビューで発言している。不良債権化しているエジルを１月にトルコのクラブにレンタルで放出したいアーセナルに対するエジルの先制攻撃という見方もある。


さて今後の見通しはともかくとしてどうしてエメリはエジルをここまで嫌うのか。理由として考えられるのは、単にエメリはエジルの宇宙人のような顔が嫌いということだ。もうこれしか考えられない。


エジルはいっそのことベッカムのマイアミクラブにでも移籍したほうがいいのではないだろうか。