ACL 第2節 広島対メルボルン・ヴィクトリー ２－１ 本田凱旋

広島は例によってメンバーを落としてきた。この試合の先発が１．５軍なのか２軍なのかは知らないが、相手が多分このグループの中で最弱のメルボルン・ヴィクトリーだからなんとか勝てた。とにかく広島はひどいプレーを連発。


前半早々に先制したがそれ以降はボールをほとんど保持できず、守っているだけ。メルボルン・ヴィクトリーの決定力がないために失点せず前半は１－０でリード。広島はパスがつながらず、ギフトパスばっかり。こうすれば自滅するという典型のような試合展開である。


後半２６分に本田のゴールで同点。そのままメルボルン・ヴィクトリーが逆転勝ちするような雰囲気だったが広島は野津田と柏を投入してから流れが変わり、後半４１分に勝ち越しゴールでなんとか勝ち切った。負けていてもおかしくない試合だった。とにかく広島は主力と控えの差が極端で、ＡＣＬをこのまま控え中心で回していくのであれば１次リーグ突破は不可能だろう。


メルボルン・ヴィクトリーはホームで負けて、アウエーで負けて連敗。次節はアウエーで広州恒大戦だからそれに負ければほぼ終戦。というか今日の負けで終戦決定か。ＦＯＸのコメンテーターはせっかく本田が凱旋しているのにＡＦＣの規定でスタジアムを１１０００人の座席分しか設定できないのはあまりにももったいないとぼやいていた。背もたれのない座席でもいいじゃないか。