サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

宮市亮の思い出

2021-10-30 20:14:15 | 日記

NUMBER WEBに宮市亮のインタビュー記事が出ていた。まだマリノスで現役だが28才という年齢としては選手として波乱万丈だった。宮市といえばドリブルというイメージだが、2つのドリブルが強烈に残っている。

 

一つ目は2010年の18才のフェイエノールト時代の活躍だ。あの頃はたしか右ウイングだったと思うが、PA内に突破しようとしてロナウジーニョのようにボールを跨ぐフェイントを得意としていた。12試合に出場して3ゴールとまずまずの活躍だった。あのままフェイエノールトにいれば怪我もしなかったかも知れないし、もっと有名な選手になれていたかも知れない。

 

二つ目はなんといってもボルトンで2012年のチェルシー戦で見せた左サイドの突破。ただし突破はすごかった相手のDFにブロックされて役に立たなかった。あれで得点に絡んでいればよかった。

 

それ以外は怪我の多い選手というイメージしかない。一応、2012年にザックから代表に2試合呼ばれている。そう考えれば宮市亮の全盛期は2011年1月にフェイエノールトにレンタル加入したころから、2012年のボルトン時代のわずか2年足らずということになる。

 

今季のマリノスでは2試合に出て出場時間は41分。シュート1本、ゴール0。なにもしていないに等しい。マリノスではまだ3か月だが、契約の内容は知らないがこれだけ出番が少なければすぐに戦力外ということもありえる。

 

もしマリノスから放出されれば他のJクラブからオファーが来るのか。宮市といえば怪我というイメージがついてしまっているので、新たなオファーは難しいかも知れない。もちろん怪我をするのは本人の問題ではないし、不運としかいいようがない。健康だったならば日本代表にも定着できた逸材なのに実に惜しい。

 

 


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