サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

パースでロックダウン

2021-02-01 10:05:38 | 日記

1月30日に10か月ぶりの市中感染が発生したことを受けて、パース市内と周辺部が1月31日午後6時から2月5日午後6時までロックダウンされた。たった一人の感染者は、陽性が判明した帰国者が宿泊しているホテルの警備員だった。イギリスと南アからの変異種の陽性者だった。感染した警備員は何とも不運な仕事である。

 

さてこのロックダウンはかなり厳しい。仕事、医療関係、食料の買い出し以外は外出禁止、カフェ、レストランなどはテークアウエのみで営業、病院や歯医者などでは重篤な患者の緊急手術以外は禁止、病院、介護施設へは訪問禁止、結婚式は禁止、葬式の参列者は10人まで、緊急時以外の家庭への訪問は禁止、などなど。

 

他には学校は休校、パブ、バー、クラブは閉鎖、公園の遊具は使用禁止、映画館、カジノは閉鎖、食料品以外の小売店は閉鎖、外での運動は一人だけで1時間まで、などなど。

 

当然のことながら自宅から出ればマスク着用。州政府のサイトを見ると上記の規制に違反した場合の罰則が書かれていないので、その点は分からないが多分警察に見つかれば罰金をくらうだろう。

 

たった一人の市中感染者が出ただけで、ここまで大騒ぎするとは驚きである。昨年の12月にシドニーで国際空港のシャトルバスの運転手が帰国者から感染して、それを契機にクラスターが発生して100人くらいに広まった。パースはそれを想定しているのだろう。

 

パースのある西オーストラリア州での市中感染発生は4か月ぶりなのだが、ここまでしても帰国者からはどうしても陽性が出て来る。シドニーでも1週間くらい市中感染が出ていないが、帰国者からは毎日、1ー2人は出ている。オーストラリアが外国人の入国を解禁するのは今年いっぱいは無理ではないだろうか。


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