インテルは思いっきり弱い

ELの第5節、ハポエル・ベア・シェバとインテル戦を見たが、インテルの信じられないような負けっぷりに感動してしまった。監督が交代して再始動したはずのインテルだが、何も変わっていなかった。

長友さんは左SBで先発。前半にインテルが２ゴールあげてほとんどピンチもなく、普通ならば楽勝な試合展開だった。しかし後半になりまず１点返された。ここまでならば追加点を取りに行くのか、守り切ろうとするのかチームとして意思を統一する。しかし決定的ピンチでGKが相手を倒したと判断されてこの試合２枚目のイエローが出て退場。

ついでにそれがPKとなり２－２の同点。後半ATに数的不利を耐えきれずに勝ち越しゴールされて３－２の大逆転負け。ハーフタイムには２－０だった試合なのに後半で３失点しての情けない敗戦。どうすればこんな負け方するのかという典型的な試合だった。

前半だけで２ゴールできるのだから攻撃陣は悪くない。問題は守備だ。特にCBの二人が実に心もとない。セリエAでは現在９位だが、このふがいない試合からすれば直に降格圏内までずるずると下がりそうである。