本田の凱旋帰国

ＡＣＬの第2節、広島対メルボルン・ヴィクトリーに備えて本田がチームと共に来日。多分シドニー発の全日空で羽田に飛んで広島に移動するのだろう。これって書くと簡単に聞こえるが、メルボルンから広島への移動はかなり大変である。まずメルボルンからシドニーまで国内線で移動。1時間半くらいかかる。午後のフライトでシドニーに飛んで、夜の国際線に乗り継ぐ。もうこれだけで疲れる。


翌日の早朝に羽田着。そして広島へ移動。下手するとメルボルンを出てから２４時間くらいかかっているかも知れない。シドニーから東京周辺への移動ならば簡単だが、メルボルンから広島へは大移動である。


さてメルボルン・ヴィクトリーというかオーストラリアのメデイアは本田の凱旋帰国で日本が盛り上がることを期待している。本田の獲得はＡリーグ、メルボルン・ヴィクトリーの宣伝という意味もあるのだから当然である。どのくらい盛り上がるかどうかは分からないが、本田が日本に来てプレーすれば露出は大きくなることは事実。


しかしそれだけでは試合に勝てない。メルボルン・ヴィクトリーはＡＣＬの第1節のホームでの大邱戦に１－３で負けている。ＡＣＬの東地区の第1節でホームで負けたのはメルボルン・ヴィクトリーだけである。川崎Ｆと同じ組のシドニーＦＣもホームで蔚山相手に引き分けとＡリーグクラブは幸先がよくない。


メルボルン・ヴィクトリーは広島戦に負ければほぼ１次リーグ敗退だろう。第2節で早くも終戦である。だが広島も昨季後半の不振を引きずり、ＡＣＬのプレーオフから数えて今季の公式戦の４試合で１点しか取れていないので、本田が頑張れば広島には勝てるかも知れない。