サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

森保監督インタビュー

2021-01-02 11:25:25 | 日記

昨日NHK BSで放送された日本代表の番組を見た。10月、11月の代表の4試合をフォーカスして、最後に森保監督のインタビューを組み込んである。森保監督は今後の課題として、試合途中でのシステムの可変化により、修正力をつけていく。具体的にはシステムを3バックから4バックに変化させて、相手が戦術を変えてきた際に対応していけるようにするということである。

 

そんなことは誰でも分かるが、番組では試合ごとに3バックと4バックを使い分けて、森保監督が可変化を実行しているように編集している。さて、これは本当だろうか。A代表でもU-23でも森保監督が指揮した試合で、試合途中でフォーメーションを変えた試合はほとんど見たことがない。たまにあったのかも知れないが、それが相手チームが戦術を変更してきて、それに対応する、つまり修正への修正ということになるが、そのような可変化は森保監督の試合では見たことがない。

 

2018年ロシアWCのベルギー戦で、後半途中に日本が3バックに変更していれば、あの試合は勝てていたと森保監督は発言していた。監督は西野さんだったが、森保さん、あんただってあの時ベンチにいただろう。その当時から可変化、修正への修正に分かっているのであれば、2019年カタールでのアジアカップの決勝で、どうしてカタールの3バックに対応できなかったのだろうか。

 

森保監督はもっともらしいことを言っているが、全然実行できていない。コロナ禍で代表の試合、時間が限られて、やりたいことができないという状況は分かるが、試合途中での3バックの可変化を強調するのであれば、せめてメキシコ戦で見せて欲しかった。3月、6月のWC2次予選でぶっつけ本番で試すのかも知れないが、2次予選の相手は可変化を必要とするほど強くない。

 

最終予選のスケジュールがどうなるのか知らないが、本当にこの人で大丈夫なのか不安だけが残る森保監督インタビューだった。


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