当日の入場者数9,049人・・・
前日に行われた反日感情むき出しの天津vs川崎戦ほど強烈ではないけれど、蔚山の選手達にはまともな前日練習が出来なかったという天気も含めてそれなりのアウェイ感を味わっていただけたのではないでしょうか。当日も昼過ぎに一旦はあがっていたもののウォーミングアップ中には大粒の雨が降り出し、試合が始まると小雨が降ったり止んだり、後半開始時には一時日差しも見られるというまことにバラエティー豊かな天候でした。
中村を完全休養させダヴィと共に巻を先発起用、怪我の癒えた玉田がベンチ入りした名古屋は阿部、小川、巻の活躍で快勝。ただし理想的なゴールで早々と2点を先行し、その後も主導権を握っておきながら、前半終了間際に献上したセットプレーからの失点はやはりいただけません・・・・・と、言いたいところですが、そこはかようなチーム事情。なによりも最良の結果だった1試合を残して1次リーグ突破を決めてくれたことで良しとしておきましょう。
とはいえこの日は選手達のベストを尽くす姿勢を十分感じることができたのに加え、名古屋らしさも体現できていて決して悪い内容ではなかったと思います。ACLホーム初勝利、ダヴィ以外の選手で3得点、玉田の復帰と実りの多い試合でGW最終日を締めくくってくれました。