福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

世田谷児童絵画コンクール2017審査会

2017年09月28日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


今年で審査員をさせていただいて3年目、

世田谷児童絵画コンクール2017の

審査会が行われました。







駒沢公園前にある、伊佐ホームズさん。



以前はこちらの近所に住んでいたので
懐かしいです。

駒沢公園は毎日のように来てましたよねー。


娘を産んだのも、公園横の病院だし。


そんな郷愁に浸りながら、審査会場へ〜。








毎年、子供達の作品を選定するのは大変な作業。




社長の伊佐さん(左の男性)は首にタオル、アウトドアのポロシャツとズボンで本気モードです。




411作品だったかな?


膨大な数ですので、

小分けにしてじっくり見ていきました。












審査員は右から

望月照彦(多摩大学名誉教授 都市プロデューサー) さん
橋本善八(世田谷美術館 学芸員) さん
伊佐裕(伊佐ホームズ代表取締役社長)さん
坂口寛敏(東京藝術大学美術学部絵画科 名誉教授)さん


で、行われました。


皆川明(ミナ デザイナー) さんはイタリア出張で不在、
川口淳二(長谷川町子美術館 館長)さんも不在でしたが
別日にご確認いただく形で、厳正なる審査のもと行われました。









最初の方は挙手形式で選定していきました。














私たちは知らないのですが、すべての送られてきた作品の作者を知っている金子さん(左の作品を指している女性)は、

私たちの挙手に複雑な思いを抱いていたようです(笑)。





どの作品もこどもたちの想いがつまっていて

心苦しいですよね〜。








ここからは、2次審査。


だいぶ絞られました。







ここからがですね〜。


楽しい気持ちも切り替えて

みんな口数少なくなって選んだわけです〜。





みなさん心を鬼にして、議論に議論を重ね




グランプリを始め受賞者10点、入賞者30点を


何とか!!!



選びました!!!








お疲れ様でーーーす!








近々、受賞者の方々にはご連絡が入ると思います。





表彰式は来週です。


表彰式では受賞者の作品はもちろん、応募してくださった方みなさんの作品が展示されます。

そして、今年はみなさんが選んで投票する「櫟賞」という賞が設けられました。


選ばれた児童には、副賞として現在伊佐ホームズが取り組んでいる“秩父植樹祭 カエデの森づくり”にご招待。

投票者の中から抽選で一名に“倉本聰と語る 森と住まいと私”にご招待します。



く、倉本聰さん・・・・。
すごいビッグネームすぎて最初に聞いた時は驚きました。



詳しくは是非こちらをご覧になってください。




http://www.isahomes.co.jp/art-contest/index.html


ぜひぜひ多くの方にお越しいただければと思います。






絵の作者さんたちにお会いできるのを楽しみにしていまーす!
























横浜トリエンナーレ行ってきました

2017年09月27日 | 日記



横浜トリエンナーレに行ってきました。




毎週末どっかに行っていて
家派の娘からはお出かけにブーイングでましたが(だいたい毎回ですが)、
これから週末は運動会とか仕事とかまったく予定が空いていないことが判明。


連休でしたので、日曜日は家でゆっくりするお約束をして出かけました。












わーーーい。




アイ・ウェイウェイ


現在ドイツに在住のアイ・ウェイウェイは難民問題に取り組んでいます。

実際に使用されたボートや救命胴衣です。



今回のヨコトリのタイトルは

「島と星座とガラパゴス」。




「島」「星座」「ガラパゴス」は、
接続や孤立、想像力や創造力、独自や多様性などを表すキーワードです。




「接続」と「孤立」をテーマに、世界のいまを考える


のです。




私も「ガラケー」と言われる携帯電話ですが
「ガラ」は「ガラパゴス」を指していますものね。
まあ、変わらないというか取り残されたというか、そんな意味をもって
「ガラパゴス」が使われたりしますものね。



まあ、でもこのタイトルからいろいろ紐解いた作品が満載で

楽しかったでーす。






亀の甲羅に顔がついていました。







この移動車も作品です。










入り口入るとすぐこれ。




たーのしーーーーーい。












そして・・・・



入り口入って奥の作品を見て、










ふと後ろを見ると














いたーーーーー!!!!!











おっさん、吊る下がってたー(笑)。






たかーい所に吊る下がってたーーーーー。





あーーー、面白い。








もうこれ見たかったからかなり満足。



その後も、お出かけ嫌がっていた娘もかなり楽しんでおりました。






こちらはウニでできてるんですよ。







やたらヘッッドフォンをつけたがる息子。







こんな感じで身の回りの道具で男女を表現していました。







不思議です。


これ触ってもいい作品で、壁を削って模様を出しています。







東日本大震災の題材の作品もありました。






壁から顔がいっぱい。











十字軍の遠征を題材にした映像作品。

あやつり人人形で撮影しており、







ガラスでできているみたいで、綺麗でした。







娘も見入っていました。



(しかし、字幕が読めないので、私が同時通訳)










くまさんたち、かわいい。








最後はこのハンコで楽しんでいました。








と、まあ、





ざっとですが






横浜美術館の展示を紹介させていただきました。





このあと、専用バスで巡って赤レンガの展示も行きたかったのですが



子連れだとそうは行きません。






おまけに今回は主人も体調がいまいちでして

主人の後押しがないのであれば、行くことは不可能になり、1箇所で断念。


でも一番作品あったから無理やり納得しました。





やっぱり横トリたのしいいいいい!!!!


毎回たのしい!




時間があったらまた来たいです。

赤レンガ倉庫とかNYKとかいろいろみたいですーーー。







レストランで遅めのランチを食べて






この日のヨコトリ限定メニューの

2日間だけ出ていた星座と島のクリームソーダに満足。







そして、行き渋ったのは横浜美術館の目の前には

「Mark is」という大型ショッピングモールが広がっており、
以前こちらでオービスという動物の体験展示を見に行ったことがあり

そこに行きたいという気持ちが強くなってしまった娘。


よく覚えているものです。




息子だけなら、ぷいっとバスに乗って横浜レンガ倉庫に行けたのに
姉さんがいるとそうはいかず、こちらに吸収されました。




体験型展示のところは1日で楽しむところなので

そこは諦めてもらい、

(それでも、ボーネルンドのキトキトとかトイザらスとか子供たちには魅力的なところがいっぱい)






こちらで楽しんでもらいました。



あとは主人も大好きトイザらスで・・・・。









そんな横浜を楽しみ

翌日は近所でまったり過ごしたのでした〜。







今週で9月も終わりとは!!!!



10月末までいろいろある〜。


がんばります!!!!

































静岡県立美術館

2017年09月26日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


静岡県立美術館のブログに

先日のワークショップの様子がアップされました!





http://blog.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/official/


私のブログよりも大喜利感出てます(笑)。



本当に座布団とか用意してみたい(笑)。




「切り絵」というと多くの方が
寄席で
紙をその場でハサミで切ってくれる方を想像されますよね〜。

あれ、相当高度だと思うんですよね。


日本の伝統文化、深いな〜。













福島県二本松市滞在 番外編

2017年09月25日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


私が展示をさせていただいている

二本松市にある「安達ヶ原ふるさと村」には


キッズパークという無料の屋内こどもの施設があります。





館内は撮影禁止ですが

室内にボルダリングを始め
砂遊びができるところ
バスケットゴールのあるコート、
ゴーカート
ボールプール
ダッシュできるボード
おままごとや知育玩具のある部屋
などなど

ボーネルンドさんをはじめ、
こどもの遊具開発会社さんのご協力のもと
原発事故のあと作られた施設があり、

うちの子供達も大はしゃぎでした。


私がワークショップの日は、福島大学の学生さんに連れて行っってもらい
大喜びだったそうです。

翌日は設営後一緒に遊びました。




外にも遊具があります。



ふるさと村内にはレストランやお土産コーナー道の駅のように特産品もたくさん売られており

そんな中、ここのレストランでしか食べられないという

地元の「酪王」という有名な牛乳屋さんの

いちごソフトクリームが食べられます。




渡邊さんにいただきました。
ごちそうさまです!!!


量が多いので2人で一つですが、
息子がこういうの大好きでして
ペロリと完食していました。




こちらで二本松の老舗酒造の「大七(だいしち)」さんと
重陽の芸術祭コラボのお酒を買い、




お世話になった方々にもお送りさせていただきました。




前から目をつけていた




大きい三角お揚げを購入しました!


我が家はキツネかっ!ってくらいお揚げ好きな人がいて
冷蔵庫から消えるんです。


こんなに大きいお揚げは買わずにはいられないのです!




カリッと焼いて美味しくいただきました。




そして、ペットホテルに預けていたグラムさん・・・。

今回、こんなの頂きました(笑)。




か、かわいいね。


グラムのお散歩バッグにしようかと思います。





ちなみに

福島大学の美術研究科の建物あたりには




こちらのフサフサ猫がいました。

「モシャくん」という男の子らしいです。

すごく綺麗な猫でした。




と、2週に渡る福島の旅を無事に終えたのです。


お疲れ様です〜。










岳温泉「湯日の郷あずま館」in福島県二本松市

2017年09月24日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


今回、私がワークショップがあったのが3連休ということで

主人も福島を訪問したいというのもあり

こどもも連れて家族でお伺いさせていただきました。





前回は私一人だったので

駅前のビジネスホテル的なところで宿泊させていただいたのですが

そちらが家族サイズのお部屋がないということで

今回は二本松の温泉街


「岳(だけ)温泉」街の中にある

湯日の郷(ゆいのさと)あずま館に宿泊させていただきました。


前回ビジネスホテルだったので、その代わりくらいに思っていたのですが


そこがとんでもなく凄い旅館でびっくりしたのです(笑)!!!




こちら旅館のサイトです。

http://www.azumakan.com



ちょっと入り口が撮れなかったのですが
とんでもなく大きい旅館でして

私たちが案内されたお部屋は特別部屋かと思われます。




お部屋の入り口





なんか





部屋数





多くないですか・・・。



こんなに豪華にしていただいて恐縮です・・・。






お風呂も全面窓で広々。



いやいや本当にすみません。







1階のラウンジでは、コーヒーやジュースが無料で飲めます。

生ビールも有料でサーバーから注いで飲めます。





こどもたちは調子に乗って

ローズヒップティーにチャレンジしており


「すっぱーい」と楽しんでいました。






階段で上がってみると

各階も調度品にあふれ、とても豪華。







夕食までしばしTVタイム。




館内浴衣をチョイスするコーナーがあり、
おしゃれな浴衣がたくさんあるので
娘が選んでくれました。




息子は合うサイズのデザインが出払っていたのか
可愛い感じの浴衣で、このあとピンクの帯をしたので
ほぼ「女の子」と間違われました(笑)。



館内はテーブルの上にあるカゴに入れて移動できるので便利です。

人数分のカゴが置いてありました。




夕食のあとの温泉で
脱衣所にいた小さい女の子が
息子のことを女の子と思っていたら全裸になったところ男の子だったのに驚いて

「お母さん!今の子男の子?だったよ。」

と驚いて報告していたのが聞こえました(笑)。





いやあ、ご飯も凄かったのです。

子供達には楽しい楽しいビュッフェ形式のところで

食事も豪華!








楽しい〜し美味しいです。






主人は利き酒もいただいてしまい、

本当に美人の女将さんのお気遣いが凄かったです。









こどもたちも大満足の夕食で

このあとの大浴場も

岳温泉のお湯に浸かり
外の露天風呂も楽しみました。

安達太良山火口近くの標高1400m地点から引いており
源泉掛け流しの酸性泉らしいです。
湯元の気象条件や木管の湯の花が飽和点に達した時に白濁し、
酸性泉の泉質が湯樋の湯もみ効果でマイルドになるとかで、
白濁のきもちいいお湯でした。

毎日朝晩入りました。


シャンプーとかもいろいろな種類があって好きなのも使えます。
こどもの泡ソープもありました。


まあ、全て凄かったです〜。







翌日は家族とは別行動だったのですが、


お忙しい中、

な、なんと社長自ら福島大学にお送りくださいました!!!


ど、どうして!?

なんて恐縮なんでしょう。


実はここの社長さんは、重陽の芸術祭の実行委員長の方のお兄さんにあたるというご縁もあり
先週ご挨拶させていただいたのですが、
まさか、自らの運転でお送り下さるとは思わず、
どうしていいのやら・・・。


しかし、車中では
前日見た養泉院の話から、社長さんがこのあと
その修験者のお祭りに招待されているお話がつながり
ベラベラといろいろお話させていただいたのです。

お忙しい中、本当にありがとうございました。




そしてこの日は
ワークショップ後のお夕食は女将さんの配慮から個室の
コースメニューでいただくことになりました。


前日利き酒で主人が美味しいと言った冷酒を運んでくださり・・・

何もかも恐縮です・・・。












こどもメニューも豪華だった・・・。


息子はご飯なしで予約していたのですが
ここでも女将さんが気を利かしてくださり・・・。


本当にありがとうございます!!!






すごかったなーーー。







てんぷらも凄かった!

(さすがに完食はできなかったのですよ・・・美味しかったのですが 涙。)






最後はごはんものと
二本松の郷土料理「ざくざく」という具沢山のお味噌汁をいただきました。



本当にどれもこれも美味しかったのですが、

主人と食べきれなかったのが残念だね〜と話していました。



このあと、また温泉で楽しんで
お腹も満服で寝たのですが・・・。


ほとんどおもらしをしない息子がこんな時に限って



やりました・・・。





本当にすみません・・・(涙)。


お世話になりまくっている上に粗相・・・。




ご迷惑かけ通しでした。







翌朝は台風の影響の暴風が去っていき、
部屋の窓から雲の流れの一部始終が見れました。






娘は朝一で宿題。




そのあと、楽しいビュッフェの朝食を終えたら

待ちに待ったプールです!!!








なんとプールもあるのです。











小さいプールもあってこどもたちも大満足。


夏の最後から、娘は体調不良からの中耳炎
息子は指の切り傷によりプールに入れなくなってしまったので

嘆き悲しんでいたのが
一気に解消されました。


ありがたい!



本当に素晴らしかったです!!!


女将さんにも本当にお世話になりました!
ありがとうございます!!!!





冬はスキー客で賑わうそうです。

雪の時に来るのもいいですね。


また来たいと思う素敵な旅館でした!!!!