福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「お仕事」

2013年11月23日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)

お仕事再開していまーす。

というか、
出産前後を通して、ずっと続いている感じなので
「再開」という言葉があうのかどうか?


まあでも、直前直後はのんびり過ごさせてもらいました。

12月に展示があるので、
産後も何となく進めていたのですが、
いよいよのんびりともしていられない状況に。

いつの間にか通常営業です。

1ヶ月前は、あんなに大きいお腹だったのが信じられません。

12月も気付いたら、仕事で埋まっておりました。
ありがたいことです!

よい年末年始を迎えたいと思っているので
年内がんばろうっ!と思っておりまーす。

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こちらは、翌日出産を控えた病室にて。

入院準備の中に切り絵の道具があったので、
主人に「えっ!持っていくの?」と言われましたが、
何となく暇な予感がしたので、持ち込みました。

予想通り、前日は時間があり作業できました。

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こちらは、入院中に娘からもらった花束?キャンディー?の束。
嬉しかったです。
娘はこの折り紙をハートに折るのが、しつこいくらいに大好きです。

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入れてあったケースは、
主人の酒のつまみが入っていたと思われるプラスチックのケース。

そういえば、家にあったなこれ。


その後、入院中は切る時間は取れませんでした。
(あたりまえ)
出産後はまず座る事ができませんよね(笑)。

退院後は、赤ちゃんの行動は予想の範囲でしたが、
娘の赤ちゃん返りと思われる行動が予想外にひどく出ました。

赤ちゃんのお世話もしたいけど、自分も甘えたい。
かなりな大暴れをくりひろげる毎日に、グッタリ。

いままで一人っこだったからね。

その心境の複雑さはわかります。
仕方のないことです。


本当に甘くないですね、子育て!


そんなバタバタな中、無事にお宮参りを迎えました。

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義母から、お祝い着が。
めでたいな~。

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この方。
無事に1ヶ月を迎えました。

この新生児の足の感じとかたまりません。    

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暴れん坊となった娘が、くりひろげるごっこ屋さん。
この日はドーナツ屋さん。

「いらっしゃいませ~!いらっしゃいませ~!」とはりきって呼び込むので、
(しかも絶対あかちゃんのお世話で忙しい時)
こちらも「くださ~い!」とつきあいます。

しかし売っていると思われる物をオーダーすると
何屋さんでも、絶対「売り切れ」や「品切れ」なんです。

「はい~・・・(探すフリ)。ただいまそちらはございません~。」
と申し訳なさそうに言うのです。

このやりとりを何回か繰り返して、やっと商品が買えます。

なぜ、毎回売り切れを演じるのか・・・。
なぞ・・・です。

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光のある方へ移動するグラム。

赤ちゃんとは何となく共存しています。
娘で懲りているので、赤ちゃんには近寄りません。

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家の中でもスリングにいれてみたり。

娘の赤い半纏は只今息子のものに。

(これも、最初は「自分には小さいから貸してあげる」と言っていた娘ですが、
次第に自分も使いたいと主張しはじめる事に・・・。)

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ウィンクが撮れました。

1人目では新生児がどうとかかわいいとか、まったく感じられない
1人でテンパっていた毎日でしたが、
2人目はあきらかに「かわいい!」と思えます。

新生児ってこんなにかわいいんだー、
と気付かせてくれる2人目なんだな~と思いました。


次回は展示の告知ができるかな~?
ひきつづきよろしくおねがいします。


 


「新メンバーとお産の話」

2013年11月06日 | 過去のBLOG記事

無事に新メンバーが加わりました。

今回は男子です!

よろしくおねがいします。

ひとまず、ホッとしました。

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弟と初対面はガラス越し~。
手前から2番目のこちらを向いているのが弟くん。

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娘もそうでしたが、退院時には麻の葉模様の産着で。
一気に昭和感がでて、たまらなく好き。


今回の妊娠は、2人目だし~、と余裕かと思いきや
妊娠初期には、切迫流産の診断が2回あり、ほぼ自宅軟禁な日々でした。

お仕事でも、各関係者の方々にはご心配をおかけしました。
遠出はできず、あれやこれやが中止に・・・(涙)。
時には航空会社に提出する診断書をお医者さんに発行してもらったり・・・。

「安静にしてください」の「安静」ってどの程度かわからず、
お医者さんに尋ねてみたりして。

「絶対安静だと入院になりますよね。
そうするとトイレと食事以外横になってもらいますよね。そのくらいのことです。」
と言われ、渋々納得・・・。

6ヶ月目にやっと安定期のお達しがでて、
この時期に今までのうっぷんをはらすようにガンガンに仕事、取材を進めました。

妊娠期で一番、気力体力共に充実していた時期かと思います。


そして、妊娠後期に入り無事に個展開催となりましたが、
再び切迫早産の診断。


再び、若干安静な日々。
(後期だったので、なんとなく気持ちに余裕がありました。)

そして、何とか早産と言われる36週を越え、
無事に生産期で出産できました。


今回、私が出産近くなって、えも言われぬ不安に襲われたのは、
前回の出産のフラッシュバックと言いましょうか、
痛いとかそういうことよりも、あの光景再び!?という不安です。

というのも、第一子である娘は
出産時の胎盤剥離によって、新生児仮死で産まれ、
カンガルーケアとかそういうのもなく、そのままNICUに直行でした。

私の感覚としては、普通に出産したつもりでしたので
産まれて来た時に「はあ~、やっと産まれた~!」という
安堵の方が大きかったのですが、娘が産まれた直後の感想は
「へえ~、赤ちゃんって赤くなくて白い子もいるんだ~。」
「産まれても泣かない子もいるんだ~。」
「目をすんごく開けてでてきたな~。」
「そういえば、よくテレビとかでみる、助産師さんたちの
『おめでとうございます~!』とかって無かったなあ~?」などなど、です。

硬い表情の助産師さん、お医者さんたちが
一瞬にして赤ちゃんを連れて隣の部屋に行き、
主人も呼ばれ、ぽつ~んと一人分娩台に残され、
「?」みたいな感じでしたが、しばらくすると隣の部屋から赤子の泣き声。

ようやくお医者さんが戻って来て
「あぶなかったですね~、胎盤が剥離していたようです。
赤ちゃんも苦しかったでしょうね~。」 と告げられました。


などなどな事がありましたが、
娘は何事も無く元気に育っており、
恐怖として思い出す事もなかったのですが、

第二子を妊娠した時に、
「一度剥離を起こしている人は、再び同じ時期に剥がれやすいと言われます。」
とお医者さんに言われ、
「えっ!そうなんですか?」
と、まさか第一子の出産が次回に影響あるとは!いう感じでした。

それでも、目先のことがいろいろあったので
そんなに深く思わなかったのですが、
いよいよ出産が近い時期になってきたら、

なぜか
「また剥離したらどうしよう~。」
ちょっとした腹痛も
「この痛みはなに?剥離してるんじゃないの?」
と、そんなことばかり思うようになってしまいました。

まあ、そんなことは百も承知なお医者さんは、
前回の出産週40週を待たずに産みましょう!ってことで、
こどもの大きさも十分になった37週の検診にて
「来週あたり、産みましょうか。」
で、産む事になりました。

娘も結局計画分娩になり、促進剤で産み、
今回も計画分娩にて早めに促進剤で産みました。

今回も、
「あっ!破水!病院に電話しなきゃ!」
とか、
「この痛みは何?陣痛?病院に電話しなきゃ!」
とか、
シミュレーションしまくり、
そのドキドキ感を楽しみにしていたのですが・・・、
いかされる事無く
前回同様、前日入院の準備万端での出産になりました。


おかげで息子は、本当に無事に産まれてきました。

ちゃんと赤くて、泣いてて、目をつぶっていました。
カンガルーケアもできました。

ああ、よかった。

お医者さん、助産師さん、ありがとうございました。

2回も出産を経験させてもらった、こどもたちにも感謝です!!!


以上、私のお産話でした。