福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

重陽の芸術祭2017設営2日目

2017年09月09日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


2日目、

朝9時から設営開始で

10時から取材。



NHK福島放送局さん。





その後は、





ひたすら武家屋敷で作業。






学生さん、実行委員さん、増やしていただきました。

この日、力仕事の男性陣はヤノベさんの現場に総出動で
女子のみで作業しました。
(午後からは男子学生さんもお手伝いいただきました。)






畳に置いてある菊の切り絵は光ります。


事前に制作して、有機ELの作業していただいた大分の会社から
無事に到着していました。


光る紙のご協力は「株式会社アシオス」さんです。

ありがとうございます!!!






わかりますか





時間によって、4つの菊が明るくなったり暗くなったり。















この4種類の菊が人の生命になぞらえています。



そして、以前から興味のあった

東北地方の切り紙

「オカザリ」

を福島県二本松バージョンで制作してみました。






見よう見まねでやってみました。




そしたら





こんなになりました!!!




わーい!!!!





ちなみに菊作品の4作品はこんな感じです。



















周りの菊の花も、紙でみなさまにつくっていただきました。






玄関もこんな感じに。


宮城県の御賀八幡宮の人形御幣「八将神」が可愛かったので
作らせていただきました。


しかし、あまりに武家屋敷に馴染みすぎていて
みんな展示だと思わないようです(笑)。





玄関横の客間の奥にも切り透かしを飾りました。



切り透かしの柄は

重陽の「重」と「菊」
福島の「福」と「鯛」

二本松には富士山が見える山があるそうで
「富士山」二本松市の市花「桜」、市鳥「ウグイス」

酒蔵が多いので
酒蔵の玄関に釣り下がる「杉玉」と「菊酒」、二本松市の山「安達太良山」

こちらの4種の絵柄になります。



無事完成したので
ご協力いただいたみなさまと記念撮影!




こちらのインスタレーションは
「重陽の間」というタイトルで
神聖な空間を作り鎮魂の意を表現したものです。






そして、この日は夕方からレセプション。

二本松市の市長さんをはじめ多くの方がいらして立食パーティーがありました。






トラやんの大ファンの私は図々しくヤノベさんに一緒に写真を撮っていただきました!

(ヤノベさんかわいい←失礼)


この日も猫ちゃんが設営完了した時の満面の笑みが素晴らしかったです。
(実行委員さんのLINEにヤノベさん設営の一部始終が流れておりました。)


震災後、福島の「重陽の芸術祭」に毎回参加されているヤノベさんは皆勤賞です。
今回は搬送費をご自分でスポンサーを見つけて運んでくださったとか。
(毎回搬送費がすごくかかるそうです。)

本当に素晴らしいです(涙)。





そして、参加アーティストのみなさまと。


左から
ワタリドリ計画のお二人
(日本各地を旅しながら現地で作品発表されるユニットです。)

ヤノベケンジさん
岩根愛さん
(360度パノラマカメラで震災以降、福島の写真を撮られています。)
重陽の芸術祭発起人、福島大学 渡邊晃一さん

清川あさみさんはこの時はもうお帰りでお写真を一緒にできませんでした。
久々にお会いしましたが、相変わらずお美しかったです。





翌日は、各作品を周りました。


福島県二本松市「重陽の芸術祭」は本日から開催になります!


ぜひぜひお越しいただけたらと思いますー!