先日、「静岡新聞広告賞2009」の授賞式が静岡新聞社で行われました。
昨年にひき続き、審査員として参加させていただきました。
式の始めには、長年審査委員長を務められていた眞木凖先生への黙とうが行われました。
ご冥福をお祈りします。
そして、眞木先生を「兄貴分的存在だった。」と慕っておられた、
これまたコピーライターの大御所である一倉宏先生が
新たに審査委員長として迎えられました。
今回は記念すべき第30回目の広告賞。
静岡県広告業協会理事長も新たに杉田元さんを迎え、新しいスタートです。
左から杉田元さん、私、一倉宏さん。
今回のトロフィーは透明のアクリルでできています。
なので、みんな手袋着用です。
一倉宏さんは「マイケル・ジャクソンみたいだ。」とおっしゃっていました。
静岡新聞社社長から新聞の広告主様達の一般広告の表彰がはじまり、
公募部門の表彰に入り、私で表彰状授与が終了しました。
そして、式の終わりは新審査委員長の一倉先生の講評と講演です。
一倉先生の著書「ことばになりたい」からの文章を抜粋した講義です。
こちらの文章は、名門灘中学校の国語の入学試験問題になったそうです。
文章もさることながら、この講義が素晴らしくて、この後の懇談会でもその話題で持ち切りでした。
モニターにて講義中。
広告を擬人化して考える方法論はとてもおもしろくて、わかりやすかったです。
一倉先生は、新聞の広告が大好きなんだそうです。
こういった方がこの広告賞の審査委員長に迎えられ、とても嬉しく思いました。
そして、授賞式は無事に執り行なわれ、隣の会場へ。
記念パーティーということで、立食しながら皆様と交流します。
受賞された方々の挨拶が終わり、乾杯。
静岡新聞関係者の方や受賞者の方々とお話をしました。
私は地元ということもあり、ひとたび知っている話がでると地元話に花が咲き、とても楽しい時間がすごせました。
今年の公募のテーマもずばり「静岡力」ということで(眞木先生が決めて下さいました。)、
審査をしながらも作品から静岡の良さを改めて知る事ができました。
一倉先生も、作品から静岡県民の人柄や穏やかさが滲み出ているとおっしゃっていて、
とても褒めて下さいました。
そして懇談会も終わりが近づき、昨年にひき続き、
何故か私が締めの言葉を話す時間がやってまいりました。
久々に人前でしゃべるので、たどたどしさ満天です。
今回は審査委員会に参加できなかったので、この日のみんなのお話を聞いてからお話ししないと、
私一人だけずれた事を言いそうだったので、話す言葉は事前に考えてきませんでした。
次回は参加して、ちゃんと考えてこよ。
たどたどしくて申し訳ないです。
みんなの顔が見えないように、眼鏡をかけないようにしています(笑)。
緊張するから。
今回は、公募作品のグランプリが最後3点で接戦だったそうです。
その一人が、専門学校の学生さんでした。
結局凖グランプリになったのですが、グランプリはその専門学校の講師の先生だったという、おもしろい結果になりました。
講師の先生は、受賞者の言葉の中で「学校の生徒が受賞していることが嬉しい。」と話していて微笑ましかったです。
その学生さん。
小柄な女性の方でした。
私が大きいだけか。
一倉先生のサインの横に私もサインさせていただきました。
2度目の参加で、親しくなった方も多く楽しい時間が過ごせました。
次回も審査会から参加して頑張ります!
もっと勉強しなくてはです。
そして、この日もちらっと実家に顔を出し慌ただしく帰京。
静岡新聞社と駅の間に実家があるので通り道です。
娘にと静岡新聞社さんから出産祝いをいただきました。
な、なんと「積み木」!
かわいい!美しい!感激!
1.5歳からと書かれていました。
一緒に遊ぶのが楽しみです。
美しいわけです。その名も「雅(みやび)」ですから。
静岡新聞社の佐藤さんをはじめ、皆々様お心遣いありがとうございました。
ひき続きよろしくおねがいいたします。
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