「+81 magazine」 の展示のための額、パネルが揃い、搬入を無事に終えました。
そして、青森に一泊旅行してきました。
目的は、今年できた青森県立美術館、弘前の吉井酒造煉瓦倉庫の 「A to Z」 を見に行くためです。
1日目は弘前で 「A to Z」 を見て、弘前市を巡りました。
「A to Z」 には、本当にびっくりしました。
町中、「A to Z」 になっていて、弘前市をあげてのビッグイベントだったんだなあと感じました。
「まちなか情報センター」 という所も 「A to Z」 カフェになり、
観光館にある ”ねぷた” も奈良さんの書く女の子が登場。
今年は 「A to Z」 のための ”ねぷた” のコンテストがあり、この ”ねぷた” がグランプリをとったようです。
町の洋菓子屋さん、老舗の和菓子屋さんの前には 「A to Z」 の看板がたち、
それぞれお店のオリジナルの 「A to Z」 菓子を販売。
その他レコード屋さんや、いたる所で 「A to Z」 看板が出ていました。
肝心な展示はというと、メディアで見すぎていたのもあり、すごい驚きはなかったのですが楽しい展示でした。
酒造煉瓦倉庫という場所が気になっていたので、その雰囲気の良さが生かされていると思いました。
園児の団体さんも来ていて、老若男女が楽しめる展示です。
奈良さんの作品ばかりかと思ったら、色々な作家さんの作品の小屋があったのがよかったです。
個人的には、ヤノベケンジさんのトラやんが大好きなので、
映像が海外バージョンになっていて楽しかったです。
ヤノベさんのお父さんによる腹話術トラやんが大活躍です。
その後、のんびりと弘前城を散歩しました。手入れが行き届いているお庭で気持ちがよかったです。
そして弘前城前にある観光館で山車展示館にいき、270年以上前の享保年間ごろに作られたと言われる
山車をみることができ、大満足でした。他にも津軽塗りコーナーや津軽の工芸品を見る事が出来ました。
本当は、お祭りでの ”ねぷた” を見たいところですが、人ごみが嫌いなので無理だと思います。
1日目は弘前で宿をとってあったので、ゆっくりできました。
弘前市観光館にある ”ねぷた” (ちなみに青森は ”ねぶた” です。) 2階から撮ってます。 素敵です!
現役の太鼓、その名も ”剛情張太鼓” 。 身長170cmの私にしてこのサイズ!
江戸から受け継がれた練り。今は観光館で常設してます。能のお話の出し物が多かったようです。これも能のお話。お酒の精、猩々がモチーフです。
夕飯は郷土料理の津軽あっぱ焼きを食しました。卵でとじてあります。寒かったので暖まりました。
2日目は青森市へ移動し、「青森県立美術館」 へ行きました。
場所が山内丸山遺跡に隣接しているので、気持ちは遺跡内にある 「縄文時遊館」 が
気になって仕方ありませんでしたが、とりあえず美術館へ行きました。
雪のイメージだと思うのですが、本当に真っ白な美術館でした。
青森県立美術館
10月から 「縄文と現代」 という展示になっており、お隣の遺跡物も交えて、
縄文の美である 「縄文土器」 や 「土偶」 などを紹介しつつ、現代の美ということで
日本の有名どころの現代美術作家さんの代表作ばかりを一堂に集めて、所狭しと展示してありました。
ちょっと作品量が多い気がしますが、各作家さんの作品を美味しいとこ取りで
一堂に見れる事はそうないので、楽しめました。
常設展は、またまた奈良さんの小屋や、「わだばゴッホになる」 の棟方志功さん、
寺山修司さんなどがありました。他にもありましたが、やはり個人的には棟方さんの作品がよかったです。
寺山さんのもおもしろかったです。
あと、ウルトラマンのデザイナー成田亨さんの作品がよかったです。
美術館の中にあるカフェでりんごタルトを食しました。これの前にりんごカレー食べてます。 おいしかったです!
時間があれば、青森市にある棟方志功記念館にも行きたかったのですが無理でした。
何だかんだと時間がすぎ、楽しみにしていた遺跡をみることができなかったのが残念でした。
(美術館を見ることが目的のはずなのに・・・)
青森はもう寒くなっていて、紅葉が始まっていました。
りんごもなっていました。町中に普通に植えてあって、普通にりんごがぶらさがっていました。
初めての青森でしたが、無理しないスケジュールでおいしい空気が吸えてゆったりできたと思います。
ただ、一泊ではやはり物足りないですね。
次回は白神山地などの自然を巡りたいです。恐山も機会があれば行ってみたいものです。
水戸芸術館。 この日はアーティストの森村泰昌さん、ボーダレスアートギャラリーのはたよしこさん、アートジャーナリストの山下里加さんのトークショーがあり、聞きに行きました。
前のブログには書きませんでしたが、先週は日帰りで水戸芸術館にも行ってきました。
夏中こもりきりだったせいか、出かけたい願望が働きます。仕事の合間を見て突発的に行くので、
日帰り、もしくはせいぜい一泊ですが、気分転換になります。
そして、映像の方の編集が大詰めになっています。
頭はそれでいっぱいです。