福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「ぶらり帰省(後半の後半編)」

2011年07月27日 | 過去のBLOG記事

暴風が吹き荒れ始める中、
スコールの合間をみてコチラも見てきました。

「南極観測船ふじ」です。
突風の橋を渡るのが必死で、外観写真がありませんが、模型をどうぞ。

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「ふじ」は1965年から南極観測船として活躍し、
18年のお勤めを終えて、
名古屋港に1985年から永久係留されています。

乗るとすぐに食堂です。

食事係の方が作っていました。

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人形です(笑)。

テーブルは皿が落ちないように、
四隅のストッパーが出るようになっていました。

調理室には、もやし生育機や、パン焼き機、
いろいろな工夫がされていて興味深いです。

船室はこんな感じです。

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がっちりロックのドアです。

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理容室もあります。

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歯医者さんとか、医務室という
本格的な医療が出来るお部屋もありました。

手術台に寝かされた人のお腹をお医者さんが
診療している(人形)状態で一瞬びっくりします(笑)。

娯楽室とかもありました。

こちらは隊員のお部屋。

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それ以外の乗組員のベッドが多数。

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揺れてもいいよう、チェーンでぶらさがっています。

観測隊員居室。

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机の上に気になる人形。

この時代、みんなご家庭にあったと思われる
身体が瓶の懐かしのお人形です。(衣装は毛糸)
だれか身内の方の手作りなのでしょうか~。

観測隊員のお部屋には防寒具が干してあります。

それぞれいろいろな役割があって、色々なお部屋があります。

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ロッカーにこんなブロマイドが。

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誰なのか、まったくわからなかったのですが、
誰かの奥様ではなさそうでした(笑)。

他に、経理のお部屋やもろもろあって
一つの舟の中に
ありとあらゆるものが凝縮されていて、おもしろかったです。

そしてみんなお部屋に「トップ」などの
大きい洗濯粉がおいてあるのが印象的でした。
みんな自分で洗っているのね。

2回は展示室になっています。
南極での観測模様を再現してあります。

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日本初の砕氷船で、
厚さ80cmの氷を連続して割って進むことができたそうで、
その仕組みです。

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なんと、舟の先端部分が持ち上がって、
舟の重みで割って進んでいたのです。
なるほど~。

ペンギンしらべてま~す。

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揺れが凄い時はこんな食事だったそうです。

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これも国初の雪上車。

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デッキにはヘリコプターも止まっています。

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しかし、突風がすごくて私はデッキに出るのは断念。

この上に操舵室があったのですが、そこまでたどりつけませんでした。

そうこうして帰ろうと思ったら、
暴風雨が吹きさらしていて、外に出られなくなっていました。

しばらく食堂で待機してみましたが、
さきほどの一時的な降りではなくなり、悪くなる一方だったので、
意を決して、みんなで駐車場までダッシュしました。

娘はベビーカーつきの雨具があったので、それでガード。

こんな時、折りたたみの傘をさそうとする母親を叱責。

一瞬にしてぶっ壊れるのが目に見えています。

危険だし、一瞬で壊れる=ゴミになってしまうのですよ。
さす意味がわかりません。

何個か屋根のある建物を経て、無事に車まで到着しました。

そしてここからは、名古屋~静岡の車移動でしたが、
台風の暴風雨とともに移動していて、本当に大変な移動でした。
運転のお父さん、お疲れさまです。

夜には着いたのですが、遅い新幹線移動は
娘の負担のため明日後の朝に出発する事にしました。

静岡は、いままで聞いた事のない
「土砂崩れ警報」が出て、
山の方の人に避難勧告がでていました。

大地震からの頻繁な地震でかなり地盤が緩んでいたみたいです。

静岡からの東名高速は通行止めになっていたので、
新幹線も止まると困る(午後には納品作品がありました。)ってんで、
西から来ている台風を先取り、朝一で帰京しました。

すると東京は何事もない感じで、拍子抜けです。

翌日帰宅し、無事に作品を納品して、事なきを得ました。

この日は娘も保育室をお休みしたので、
家族水いらずですごしたのでした。

娘の熱もすぐにひいて、充実の連休がすごせたのでした。

               


「ぶらり帰省(後半編)」

2011年07月26日 | 過去のBLOG記事

さてさて、名古屋に1泊した次の日は、
父の車で名古屋港水族館に行きました。

天気があやしかったのと、
祝日あけの火曜日ということでわりとすいていました。


ざっぱ~ん。

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イルカショー。
随時大スクリーンに撮影画像が流されます。
イルカさんたちお利口さんだな~。

あざらしさん。

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気持ち良さそうだね~。

ぷか~。

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白イルカのベルーガさんも。

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かわいいな。

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上からも見れて、オーロラが繰り広げられるようです。

(帰宅後、兄にパンフレットを見せたら
 「白イルカがいるじゃないか!」と大興奮。笑)

骨格もね。

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マイワシのトルネード。

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餌タイム。

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イカをムニャムニャ食べていました。

悟り中の父。

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イルカショーの大水槽の下は
見えるようになっていて、癒しの空間。
海の中にいるようです。

向こう側から、2匹がお腹を上にじゃれあって泳いできます。

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目の前もスイ~っと泳いできます。

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人懐っこくてかわいいです。

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おきまりの、水中からこんにちわ。父です。

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ウミガメもいて、赤ちゃんもかわいく泳いでいました。

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オーストラリアの水辺にて。

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写真のはブタバナカメ。
すっぽんの一種です。

こちらは今年卵の産卵に成功。
可愛い赤ちゃんがいましたよ~。

サラトガというアロワナもいて、父が興奮。
オーストラリアハイギョもいました。(←こちらも兄興奮アイテム)

学習コーナーにて。

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イッカクの角をみせてもらいました!
長くてびっくり~。

イルカさんたちのご飯。

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「ふたをあける」は大好きな娘。

くじらは大きいな~。

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シャチのロボットシアター。

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最後はペンギンコーナーでうっとり。

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南極の環境にあわせているので、日が暮れていました。

出口付近にペンギンさんたちがおでむかえ。(人形)

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おおきいねえ。

えっと・・・そんなにくちばしを持たないでください~。

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くちばしははなして下さい~。

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ちいさいこもなでなで。(やんわりくちばし付近)

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ごきげんでランチ中の娘。

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ですが、実はぐちゃぐちゃとしただけでほとんど食べず・・・。

スタッフ(主人、おじいちゃん)がおいしくいただきました(笑)。


実はこの後、名古屋港に永久係留している
南極観測船の見学に行ったのですが、
この時点から天気は最悪に近づいていたのでした。

この続きは次回へ~。
(後半の後半ということで・・・。笑)

                        


「ぶらり帰省(前半編)」

2011年07月23日 | 過去のBLOG記事

展示が終わり、もろもろの後作業やらお仕事をしていたら
あっという間に時間が経っていましたね。

そいうえば、ポリティコン展の期間に
名古屋TV放送の「コンタクトCカフェ」という番組に
出させていただいたのですが、
こちらが深夜帯の同時間の番組の中で
ダントツのトップの視聴率だったとかで、
次の日には、多くの関係者が展示会場に
「1位でした!」と、喜びの報告に来て下さいました。

次の日の朝から、豊橋や三重からもお越し下さった方もいて、
とてもありがたかったです。
関係者の皆様、お越しいただいた方々、ありがとうございました。(←遅い)

さてさて、もちろんあっという間に七夕なんかも
過ぎちゃったわけなのですが、素敵な羊羹を頂いたのでご紹介。

その名も「七夕」。

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展示期間に指出さんからいただきました。
かわいい。

虎屋のミッドタウン限定小皿に載せていただきました。

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そして、前々から計画されていた、
私の祖父の誕生会(1ヶ月以上遅れの)と、
私の両親との名古屋小旅行に向けて帰省しました。

なんだか、久しぶりの帰省なのと、
直前まで締め切り作品と作品梱包、搬送などで
慌てふためいていて、いろいろ忘れて出発しました。

静岡って近すぎて、逆に電車の本数が少なくて、
東京駅で1時間ほど時間つぶしたりと、
乗り継ぎも上手い事いかなくて、着いたのは22時半。

一瞬うっすらと寝かけた娘も、
実家到着に夜中まで興奮してしまい
なかなか寝てくれなくて嫌な予感・・・。

どうも、次の日の朝から様子がおかしく、発熱でぐったり。

ご飯も食べなくて、グズグズしています。

一緒にいろいろ行くために、前日入りしたのですが、
発熱のグッズを買い込み、母に娘を任せて、
お昼寝に入った時間に私たちだけで外出。

駅前に新しく出来た「静岡市美術館」に行ってきました。

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「歌川国芳展」です。

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おもしろかったです。

前半の展示で、後半も入れ替えであるのですが、
来れるかわからなかったのでカタログを買ってきました。
見たかった作品があったので満足です。

お上からの通達で娯楽が禁止された時に、
歌舞伎役者を動物などで表現したり、
落書き風の浮世絵刷ってみたり、ユーモラスでおもしろいのです。

何年か前に、この落書き風浮世絵を見て
一気にファンになりました。

静岡市美術館もとっても良くて、
入り口のロビーには現代アートの展示がありました。

袴田京太朗さんの「人と煙と消えるかたち」が展示されていました。

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美しくて、家に欲しいなあと思う作品でした。


そして、審査員を務めたグランシップの
ショーウィンドウの展示へ。

しかし、節電なのか昼間だからなのか、
まったく作動しておらず、残念。

今回はOXOXO(ゼロバイゼロ)さんのモアレの作品で、
人が通ると反応して音やかたちが現れていくというもので、
是非体験したいと思っていたのです。

夜だと、よくわかるそうです。
電力ピークの時間じゃないしね。

見たかったなあ。

こんな感じになるそうです。

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留守番の娘へのお土産は、
ご飯の食べが悪かった娘に少しでも何か食べて欲しいと思い、
「歌川国芳展」でかわいらしい落雁を買っていきました。

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大好きな、ピンク、ねこちゃんに反応して食べてくれました。
ちょっとはよかったと思ったのも束の間。

あまりに椅子にぐったりなので、熱を計ると脅威の39.6℃。

休日という事で、当番医を探すものの電話は繋がらず。

近いという事で、母が直接見に行ってきてくれたのですが、
激混みで2時間待ち!

そうですよね~。

静岡市内中の具合の悪い子ども達がここに集中しているんですものね~。

祖父の誕生日の食事会は、私と娘だけキャンセルしてもらいました。

近所のいとこ家族も集まって、先日結婚したいとこも
東京から帰省だったのですが会えず仕舞でした。

そして2時間待って行ってみたものの、
さらに1時間くらい待ち、ようやく薬をゲット。

喉が腫れ腫れだそうで、
まったく食べないし飲まないしで脱水症状が怖かったのですが、
なんとか薬注入で寝てくれたので、
暗雲の立ちこめた明日の名古屋行きは時の運となりました。

しかも、お出かけに必須の母子手帳、
保険証などなど一式をド忘れ。

ガツンと実費でした。

さらにまた違う地へ行くのです。

熱が下がらなかったら、私と娘だけ残り、
名古屋で主人の母が待っているし、
ホテルの予約もしてあるのでみんなには行ってもらう事にしました。

そしたら、夜中汗をかいた娘は次の日の朝には熱が下がり、
なんだか元気。名古屋行きは決行になりました。

車なので、クーラーBOXに氷などを入れ、
氷枕やイオン飲料など熱用の対策は万全にしていきました。

車で行ったのも良くて、移動中ぐっすり寝て、
いっぱい汗をかいてくれました。

そして元気に、名古屋のおばあちゃんに会い、
みんなで徳川園へ行きました。

優雅~。

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広い~。

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徳川御三家の尾張藩第二代藩主光友の隠居所だったらしいです。

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ほほお~。お庭に滝ですか~。

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第二次世界大戦でほとんどが焼失しているので、
かなり整備され直していますが、
優雅です~。

併設されている徳川美術館にも行きましたが、
こちらもとても素敵な建物で、
徳川家康時代からの手のこんだ意匠の数々が素晴らしかったです。

この時は「やきものの色とかたち」展を企画展で行っていました。

日本のものだけでなく、世界の陶器を所有していました。


さてさて、再びお庭。

この日は、特別に18時半まで入れたので(普段は17時)、
ゆったり見学できました。


鯉、好きよね~。

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お気に入りのピンクの水筒を離さず。

アリを見つけました。

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トンボさんもいたね~。

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じいじとおふざけ。

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池の近くに立つと、鯉達がぞろぞろと寄って来てくれます。

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こんな光景見たら、魚好きの兄の興奮が目に浮かびます。

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父がバシャバシャと鯉と遊んでました。

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高齢の主人の母も楽しめる優雅な時間が過ごせました。

娘はこの後もあまりご飯は食べなかったのですが、
熱が出る事なく、無事に当初の日程がこなせたのでした。

2日目は後編へ~。



主人の実家のレオ様。

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何かを目で追っています。

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カメラのストラップにたまらず猫チョップ。

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娘もなでなでに成功。

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しかしこの後、なでなでしすぎて
最終的に「シャー!!!」されました(笑)。


熱でみんなすっかり忘れられましたが(本人も)、
私の誕生日がありました。


出発前の作品梱包作業中、マネージャーの増賀さんから
プレゼントをいただいたのです。
こんな白い布に包まれていました。

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開けると、能面風な箱!

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お香でした!

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素敵~!
ありがとうございます~。
焚くのがもったいないわ~。



おまけ。

前回のブログで紹介した、主人も参加の「names」 展。
無事に終了いたしました。

最終日はゆったりと、来てくれた方とトークしたり、
絵を描いてすごしたようです。
主人はこんなの描いたようです。

さらっと描いたみたいですが、これはなかなか良いと思いました。

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つづく~。

            


「namesそして取材」

2011年07月09日 | 過去のBLOG記事

私が個展中、母親が来ていた時があったのですが(初日)
不在中にやられました。

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毬乗り猫の腕が・・・。

こちらは玄関に飾ってあるお気に入りの民芸品のひとつで、
招き猫の類いなのですが、
中国雑技団系なのがおもしろいです。

日本の伝統的な置物なのです。

それを、よくわからないのですが、
掃除機をかけたらしいのです・・・・。

本当に破壊王なので、
電気機器系の破壊もさることながら
今回は本当に・・・・。
やめてくれ~。

掃除が好きなので助かるのですが、破壊もします。

いつもは私がいる時など、目を光らせているのですが、
ノーマークな日にやられました。

展示会場に娘を連れてきてくれて、
「あれ、腕取れちゃったよ、玄関のやつ」
さらっと告白されて、
「は?(怒)」でした。



さてさて、気持ちを切り替えて、

主人のグループ展に行ってきました。

千駄ヶ谷と外苑の間くらいにある
「TAMBOURIN GALLERY」です。

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こちらのメンバーです。

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「ヒーロー」を題材に、みなさんの書き下ろしのコミックで、
先月かな、N.Yのフェスティバルにて販売されたものです。

会場は小さいのですが、可愛くて、
壁の絵はそのコミックの場面を
拡大しキャンバスにしたもの。
購入できます。

こんな感じです。

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それぞれの原画が机に並べられています。

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その机のところで、白根さんがi-padでDJをしていました。

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北海道の前田麦くんとSkypeで話したり。
おもしろいです。

白根さんの原稿。きれい~。上手~。おもしろい~。

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麦君の原稿。かわいい。上手!

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主人の原稿。ビョーキです・・・(笑)。

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みなさん、お話もとてもおもしろくて、良いです!

そして、メンバーのひとりでもあるリタ・ジェイさん(左)は
お笑いコンビなのです。

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「JJポリマー」というお笑いコンビでした。

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おもしろかったです。
生のコントって初めてかも。

娘と見ていたのですが、愚図らず、
不思議そうに見ていました(笑)。

なんかご機嫌な娘でした。
楽しかったみたいで。

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この日の娘のT-シャツは「NO Smoking Please」。

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階段に座って読んでました。

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展示は日曜まで。
土曜日は参加メンバーによるトークショーがあるそうです。

http://tambourin-gallery.com/tg/exhibition/




そして先日は取材がありました。
自宅にて。

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主人も交えて、家族での取材です。

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「親子で簡単にできる◯◯。」みたいなものを
ご提案させていただきました。      

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見た事ない人たちと人数にビビリの方を発見。

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なんですか~、それ~?(距離をとりながら)

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は~、なにやってんだろ、あの人。(カメラマンさんを注視)

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この脚立なんだろ。怖いんですけど。

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お呼びでない雰囲気に着席。

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待つわ~。とりあえず落ち着くまで待つわ~。

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でもね、ちゃんとグラムも出番があって、
みんなによくしてもらったんだよね。

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こんな感じで娘も登場。

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カメラチェックはいりま~す!


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発売は来月かな。
楽しみでーす。


娘のすきな「デンデン(でんでん虫)」で爆走中。

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「ポリティコン原画展 終了」

2011年07月07日 | 過去のBLOG記事

銀座の文藝春秋画廊ザ・セラーで開催した
桐野夏生小説「ポリティコン」原画展が無事に終了いたしました。

毎日、多くの方が足を運んで下さり、
本当にありがとうございました。


最終日は、土曜日という事もあり、
朝から大勢の方がお越し下さりました。

11時からオープンなのですが、
14時からのトークショーのため、この日はバタバタでした。


入り口。

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写真もりもりでお伝えしますね。

みなさん、熱心にファイルを御覧くださっています。
ファイルには、展示しきれなかった作品や、
下書きなどが入っています。

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連載当時からファイルしてまとめていたものです。


漫画家のひうらさとるさんご一家が、関西から上京。
娘と同級生のひうらさんの娘さんとひさびさに対面。

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この日は、画廊の近所の銀座で買ってもらった
甚平の袋を、早くも「あけてほしい」と要求。

中身を出し、今度は「着たい」と要求。

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着せてもらったのでした。満足(笑)。

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私の娘がいなかったのが残念ですが、
いつもおもしろくて楽しいご一家なのです。

折角ひさびさに上京したのに、
トークショーで使うマイクセットなど一式を、
一家で車で運んで下さったのです。

おまけに、旦那さんの田口さんは、
マイクのセッティング、マイクチェックなど
全て完璧にやってくださったのです。
ありがとうございます。

マイクセットを貸してくださった
ナタリーの唐木さんも、ありがとうございました!


その間に、ひうらさんと記念撮影(笑)。

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ひうらさんは上京すると取材や何やら
一斉にまとめてお仕事をするそうで、
とってもお忙しそうでしたが、
相変わらず元気そうでべっぴんさんで、嬉しかったです。

展示に来てくださった後は、
ただ今、講談社「kiss」で絶賛連載している
「メゾンde長屋さん」の題材でもある落語を聞きに行かれました。


さてさて、そうこうしているうちにあっという間に午後。

トークショーの準備に入りました。


そして、桐野さんご登場です~!

すごいマンパワー的なオーラを放っています。

文藝春秋の編集者大沼さんを司会に
トークショーがスタートしました。

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会場は、予約で定員越えしていたので、
会場に入る限りの椅子をご用意しました。

最初は緊張していたのですが、
桐野さんもリラックスしてお話してくださったので、
私もリラックスしてお話することができました。

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私の家族の話を覚えていて下さって、
突然ふられてびっくりしましたが、
皆さんの前で恥ずかしながらも話させて頂きました(笑)。
(ある意味ネタですが。笑)

会場に飾られている作品を眺めながら、
その絵にまつわるエピソードや、
桐野さんの創作の話などにおよびました。

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しかし、編集者である大沼さんの
司会っぷりの安定感には驚きます(笑)。
本業?

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随所随所に、ちゃんと解説もしてくださり、
時間の範囲でくだけた内容も入れつつ、
締める所は締めて下さいました。

こちらは、タイトル制作の話におよんだ時です。

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連載にあたって、タイトルのデザインも
桐野さんと編集者さんデザイナーさんと
あれこれ提案しつつ制作しました。

質疑応答で「福井さんを何故起用する事になったのか」という
質問に答える波多野さん。

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当時の担当は波多野さんで、
波多野さんのおかげで私が起用されたのです。

立っているのは、文春関係のみなさんです。

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女性は吉田さん、男性は佐藤さん。
別冊文春にお話が移行した時にお世話になりました。

トークショーはなごやかなムードで無事終了しました。

桐野さん、お疲れさまです。
ありがとうございました。

まさか、私ごときのイベントに
桐野さんご本人をお呼び立てするなんて!
大それた事をしたものです(笑)。

桐野さん、文春のみなさま
本当にありがとうございます。

そして、オープニングをしなかったので、
クロージングパーティーをささやかに行いました。

「ポリティコン」の中でも話に出てくる
有機栽培にまつわるものにしました。

有機栽培でケータリングをして下さる
ケータリング&デリバリーNOTOさんです
本当に美味しくて感激です。

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以前も知人が別のイベントで利用されていて、
美味しさはお墨付きでした。

虎屋さんで制作した、阿吽の虎の羊羹も出現!

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しかも虎屋さんの展示担当の
篠原さんと寺田さんに持ってきていただいて、
さらに切ってもらいました。

羊羹と水ようかんの間くらいに柔らかいとお聞きしていたので、
プロにお任せしました。


奥でお話ししているのは、なんと俳優の高橋克典さん。

前日放送され、私も出演したBS朝日「スマートラウンジ」
という番組のナビゲータを勤めていらっしゃって
それを見た奥様と一緒に足を運んで下さったのです。

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本当に、気さくで飾らず素敵な方です。
ありがとうございます。

ここからは、一緒に写真を撮った方々です。
中学の時の担任の川井先生です。

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川井先生が当時、私の切り絵を推薦して、
中学2年の静岡の文集の表紙にしてくれたのです。

あの作品がなかったら、今の私はなかったのかもしれません。


目をつぶっておちゃめな岩崎さん。

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私が以前お勤めしていた場所の上司であり、
ギャラリーTOMの副館長、ブルーノムナーリ協会の会長など、
もと平凡社の編集者だけあって
アート関係の知識の泉のような方です。

7月10日に岩崎さんのトークレクチャーがあります。
第2回トークレクチャー 「ムナーリの絵本」 
場所は逗子文化プラザ・さざなみホールです。 

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くわしくはコチラから

http://hayamageidai.blogspot.com/2011/06/2.html

そして、昨年、今年とNHK BSプレミアムの
太宰治短編集「グッド・バイ」や、
「猫のしっぽカエルの手」のタイトル映像制作でお世話になった、
テレコムスタッフの渕辺さん。

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敏腕プロデューサーです。

でも、おもしろいし、
決める所はバシッと決めてくれる頼れる方なのです。

只今、ワンセグドラマ「まけるな!ぱんクン」でご活躍中です。
応援してます!


虎屋の展示で担当してくださった、
寺田さん(真ん中)、篠原さん(右)。

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お世話になりましたー!
そして阿吽の虎の流し込み羊羹、ありがとうございました!
美味しかったです。

そしてそして、今回の展示で
多大なご協力いただいた文藝春秋編集者の方々。

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前のかがんでいる左が中本さん、右が吉田さん。
後ろの左から、菊池さん、私、関口さん、大沼さん、佐藤さん。
波多野さんがいないのが残念。

そして、吉祥寺のお洒落雑貨家具屋
ラウンドアバウト&アウトバウンドの
カリスマ店長小林君。

以前はチェ・ゲバラだったのに、
久々に会ったらキリストになっていて、
会場で私が「キリスト」を連呼しすぎていました(笑)。

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テレコムスタッフの渕辺さんを交えて、
かなり小林君をいじったのでした(笑)。
(いじるのは毎回です。そして小林君もボケ倒します。)

大学の同級生です。
アーメン。

テレコムさんで昨年、桐野さんの作品の特集も
制作したことがあるので渕辺さんと文春チームでお話を。
太宰治短編集も文春さんは注目してて下さっていました。

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なんて言ってるうちに、閉場のお時間。

最後の方に来た方々と私がお話ししている間に、
文春さんとボランティアさんで撤収を開始して下さいました。

手際がよくて、あっという間に梱包終了。
文藝春秋さんお疲れさまです。

搬送の車がくるまで、しばし休憩。


この日お手伝い下さった
岩瀬さん、林さん、畠山さん、茂木さんと増賀マネ(左)。

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あー、楽しかった。

個人で展示をする機会って、あまりないのだけど
今回は虎屋と「ポリティコン」で相次いで2回行いました。

どちらもテーマがあるので、
「福井利佐」ではあるけれど違った展示になりました。

会期中毎日来れて、最後までいれたので
色々な方とお話しできて、とても楽しく、意義のある展示でした。

基本的には、私と増賀さんの2人で行っているので
アップアップでしたが、
今回は多くの方がお手伝いして下さいました。

展示準備でお手伝いにきてくださった
たえちゃん、たぶっちゃん、
設営のあきおさん、とめちゃん、林さん

そして、会期中のボランティアスタッフとして
茂木さん、畠山さん、伊藤さん、砂金さん、
搬出のお手伝いに、岩瀬さん。

そして文藝春秋の皆様、桐野夏生さん。

みなさんのご協力があって、無事に乗り切る事ができました。

ありがとうございます。
そして、お疲れさまです。

本当に大好きな方々に会えた、楽しい時間でした。


梱包作業後、娘を主人が連れてきてくれました。
今度はグループ展のある主人と交代です。

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お腹が減ってたので機嫌が悪かったのですが、
おにぎりをあげたらすっかりご機嫌。

帰って、頂いたお花でバラ風呂にして一緒に入ったのでした。

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文藝春秋画廊の1、2階展示の
多摩美の彫刻科学部長さんでもある
竹田光幸さんの展示は7/9までです。
まさかの手作業で素晴らしいです。

どうぞ、御覧になってください。

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