福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

落ち葉の季節

2019年12月19日 | 日記



色々なところで言われていますが


今年は寒くなるのが遅く

紅葉も遅かったですね。


我が家のヤマボウシもようやく紅葉し

紅葉したと思ったら、すぐに落葉しました。




この時期特有の掃き掃除で、季節感を感じるものですが

やや面倒だな

と思うのも事実。


この時期は掃いても掃いても落ちてきます。



そんな時は、子供です 笑。






毎日だったら嫌がりますが

久しぶりの落ち葉掃き掃除であれば、喜んでやってくれる娘。



助かりま〜す。




この後出かけて帰ってきたら、また落ちていたので

「え〜!さっき全部掃いたのに!」

とショックな娘。

まあ、そんなものです。



そしてまた落ちてきた頃合いで

今度は2人にお願いしました。

2人だと競うように落ち葉を集めるのが面白いです。

(思惑通り 笑)





一人が箒を掃いて、一人がチリトリ持っててあげて
協力しちゃって
エラいわ〜。

(2階から中庭を傍観)



昨日、私が掃いて

そうですねー,
4回くらいの掃き掃除でついに無くなりましたね。
裸の木が寒そうです。


これが来年春には、ワッと緑の葉っぱが出てくるのだから
本当に面白い。


来年がまた楽しみです。




インフルエンザが流行りだしておりますが
もう来週は終業式andクリスマス。


子供達は浮き足立っております。




そんな中、娘の日記がひどかったので
ご紹介します。


娘はとても本を読むのですが、
とりあえず先を読みたい欲望が先立っているため
漢字など適当に読んでいると思われ、漢字の読み書きが面白いことになっております。

鏡文字も多く、不思議なくらい左右逆になっています。

鏡文字だけでなく、誤字脱字もまあ多い。


そして文字も丁寧には書きません(要するに雑に書いています。)


先日ひどすぎてビックリしたのが


こちら。






日記なのですが
赤線がひっぱってある上の文字



なんて読むんでしょう?



「ひ」と「よ」に「”」・・・・







答えは

「ゆび」だそうです。





不思議です。



どうしても「ゆび」に読めません。


そして「指」くらい漢字で習っているはずです。



こんなの毎日読まされている先生って大変だなってつくづく思いました。

しかも赤線と先生のコメントから察するに
先生はこの文字を解読しているのです。

すごいな。先生。


娘の担任の先生はとても良い先生で
こういった誤字脱字を追求せず、汚い文字も追求せず
娘の書いた文章内容にちゃんとコメントしてくれます。

やさすうぃ〜(やさしい〜)


私だったら、まず誤字脱字を突っ込まずにおられません。





姉さんは姉さん

弟は弟でおふざけ三昧です。





レゴニンジャゴーのウー先生というお師匠さんだとか。


ウエットティッシュでヒゲを表現しているところに爆笑してしまいました。





保育園に行く時、ふとテーブルを見たら





新聞に入っていたと思われる広告に書いてありました。



見た瞬間吹き出しましたよね。






平和な日々を送っております。






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アーノルド ローベルの絵本

2019年12月18日 | 日記


週末は娘の本返却などに伴い
図書館に通うことの多い日々を送っております。


必然的に私も面白そうな絵本を見つけてしまい、
読む→返却→また新たな本を借りる

などを繰り返しております。


そんな中でふと気になる表紙とタイトルで
思わず借りてしまった本。




アイスクリームの国


まあ、子どもだったら夢見ちゃいますよね。
わかります。




中身の方も本格的なジェラートの山脈が出てきたり


なんだか、アイスクリームといっても甘ったるい感じではなく





なんかオシャレっていうか

いろんなタイプのアイスの形が出てきて




気球で探検しちゃって




絵もいいのですが
文章の方も幻想的といいますか、
不思議な世界観なのです。


まあ結局は男の子の想像の世界なのですが

ちょっとビートルズのジャケなどに描かれているようなサイケデリックな世界観だなあと思っていたら

作者のアントニー・バージェスさんは

あのキューブリックで有名になった伝説の映画「時計じかけのオレンジ」の作者だったのですね。


どうりでヤバめな感じございました。





そしてもう一作、読んでみて驚いたっていうか
意外だった!

という作品をご紹介。





がまくんとかえるくんシリーズでお馴染みの



アーノルド・ローベルさん


お話も素敵だし、絵も素敵です。

がまくんとかえるくんシリーズは
二人の心温まるやりとりにほっこりして感動して
本当に素敵だなあ〜と毎回思っております。





そんなお話なんだろうなあと



かえるくん以外にも色々な動物を題材に作品を作られていますので



他のも借りてみました。





そして衝撃を受けたのが(笑)



ふくろうくんです。


知っていらっしゃる方も多いと思いますが


ご紹介いたします 笑。






まず、「おきゃくさま」というタイトルのお話です。




冬のある日に、家の中でふくろうくんがくつろいでいると
外からドアをノックする音がするわけですよ。





ドアの外を見に行くと

吹雪の夜です。




というわけでノックの音は吹雪の音な訳ですよ。




そこで
「なんだ、きみうちに入りたいの」

と吹雪を家に入れてあげ


大変なことになるわけですね。
(予想通り)






で、


もうきみとは遊んであげない!

出てってくれ!!!


というわけになる訳です・・・・。




・・・・・。





そしてお次は

タイトルは
「こんもり おやま」


こちらは何のことかと思うでしょう?






ベッドに入ると足元にできる二つのこんもりとした山のことです。


で、ふくろうくんは
「なんだこれは?」

となる訳です。



で、布団をめくると”おやま”は無くなり、自分の足がある訳です。



ここで、こんもり二つの”おやま”は自分の足だとわかりますよね?(常人であれば)


しかし、ふくろうくんは

また布団をかけると、”こんもりおやま”ができるので

「なんなんだ!だれだきみは!!正体をあらわしてみろ!!!!」


と大暴れ。





布団をめくったりひっくり返したり
ドタンバタンと暴れまくった後


こんなんじゃベッドで寝れないよ!!!







リビングのソファーで寝るのです・・・・。



・・・・。






ここまでで


えっ、

自作自演っていうか・・・




というヤバめな雰囲気が随分と漂っています。






極め付けはこちらです。






「うえとした」


これも何のことかと思いますよね。







この絵が出来てた時に


えっ!、





もしや!!!







とある種の予感がします。






そうです。

階段の上と下です。



ふくろうくんは

階段の上にいると
「ぼくんちの1かいは
どうなってるのかなあ。
ぼくはいつもどっちかを
みおとしているんだよ。」

と、上にいるときは下にいるときの自分がわからない
下にいるときは上にいる自分がわからない。(物理的に当然のことです)



でもどうにか同時にわかることができるはずだと




猛烈ダッシュで

上に行っては

「おーい!」
と下に叫んでみて

また猛烈ダッシュで下り

上に向かって

「おーい!」

と言うのですが、

やはり二つ同時に見ることはできなかった


という話です。



ここら辺が最高潮ですかね。





この後「おつきさま」

というお話では





おつきさま、ついてこないで!
家に帰らなくちゃならないんだよ!


と振り向いてはお空に浮かんでいるおつきさんに

「ついてこないで!」

というお話です。



最後はふくろうくん、一人は寂しいのかな

って感じで終わるのですが



ふくろうという単独で過ごす動物の生態系を踏まえてのお話なんでしょうねえ。



上記の出来事は自分の幼少期にも身に覚えのある
子供の時に不思議だと思う出来事の現象ですが

わかっててやってるっていうか


ごっこ遊びとしてだったら、微笑ましいね。

みたいなことを

本気でやっているところにやや狂気を感じます(笑)。


主人に概要をざっと話してあげたら


「正気の沙汰じゃないな・・・。 笑」



と呟いておりました。




ちなみに息子は、この「ふくろうくん」のお話が大好きです。



他にも「きりぎりすくん」もなかなかで
癖のある虫たちが出てくるのですが

可愛いものです。

やはり「ふくろうくん」が一番のインパクトでしたよね。




アーノルド・ローベルはただもんじゃないな

ということがわかりました。




私の絵本紹介というものが
癖のある本ばかりですみません。笑





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岩根愛さん『KIPUKA』

2019年12月17日 | 日記


写真の分野で権威のある賞
「木村伊兵衛賞」


今年の44回目の受賞者に選ばれた
岩根愛さんの展示に行ってきました。


木村伊兵衛賞を受賞された時の展示は行けなかったのですが

新たな賞
第44回 伊奈信男賞を受賞されたということで

受賞作品『KIPUKA』の展示を娘と見に行ってきました。

https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/201706/20191203_shinjuku12.html





ニコンプラザのギャラリーです。


岩根さんは一昨年の福島の重陽の芸術祭でご一緒させていただき
その時に開会式などでご挨拶させていただきました。


長年、ハワイにおける日系文化に注目し作品作りを行っており
2013年からは福島県三春町を拠点に、福島とハワイを行き来して作品作りをされていらっしゃいました。


詳しくはこちらからも

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/19509

https://imaonline.jp/articles/interview/20190426ai-iwane/#page-1



私が福島でご一緒させていただいた時は

360°撮影できるパノラマカメラを使って
震災後の福島県の様子を撮影された作品を展示されていました。

確かそのパノラマカメラがとても古い貴重なカメラだとお聞きしていました。
とても大きく、毎回撮影移動などがとてもご苦労されている様子でした。


その時の作品もありました。





今回はハワイの噴火後に日系人の墓石などが押しながされている場所のパノラマ写真もありました。



日系人たちの「盆ダンス」の写真も迫力ありましたし
さとうきび畑に最初に盆ダンスを実行した家族写真を投影した写真もとても面白かったです。


この日は、もう一人の写真家の方とトークショーがあり
会場にいらっしゃっていたので
2年ぶりにお会いしてお話しさせていただきました。

2年前はまだ賞を受賞される前ですので
とても面白い取り組みをされていらっしゃったのですが
長い間身銭をきって作品作りをされていて大変そうだなあ、と思っていました。



今回、この素晴らしい賞を受賞され
その苦労が報われたと言いましょうか、
本当によかった!おめでとうございます!!!!

と心から思いました。
(しかも同い年なので、勝手に親近感 笑)



受賞後はそれはそれは忙しい毎日になられたかと想像します。
なかなかお会いできないので、今回お会いできて良かったです。


この後トークも聞きたかったのですが、なかなか娘を連れてでは難しい時間でしたので
後ろ髪を引かれつつ会場を後にしました。



この日はもう一人写真家の方の展示との同時開催でして
その方の硫黄発掘現場で働く人々の写真もとても素晴らしかったです。

娘は、その過酷な発掘現場と賃金の安さに怒っていました。


こういった展示にもおとなしく付き合ってくれて、自分なりの感想を持てるのは
さすが読書家の娘です。





会場は新宿の28階にある場所。
初めて見る高所からの街のネオンに驚きつつ楽しんでいた娘です。


会場は暑かったので
すっかり喉乾き



新宿でタピりました(笑)


黒糖とハニーのハーフandハーフというタピオカにしたので
食べ比べをして楽しみ、
弟に残してあげるという優しい姉です。
(しかしいつもは顔を見合わせれば喧嘩喧嘩の二人です。)



ほんの束の間ですが
とてもいい時間が過ごせたのでした。





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師走ですね〜

2019年12月16日 | 日記




今月はなんだか仕事っていうか
家関係の用事が多いっていうか

まあ師走ですからね〜。





久しぶりに竹尾の見本帳にも伺い、紙を選んできました。
(結局、取り寄せでまた後日取りに〜)


気持ちのいい晴れた日でしたので

近くにある国立近代美術館(工芸館)に寄っちゃおうかなと
思ったのですが、
たくさんの紙の筒を持っているので断念。


持って帰ったらすぐ広げないと、丸まった癖がつくのは嫌ですからね。


でもって




学校公開あったよねー。



と思ったら

後日





音楽集会。

(そして別日に保護者会も〜)







そして、私的にとても忙しかった月曜日をご紹介します。
(別に紹介しなくてもいいんだけど)



前日の日曜日は
保育園で、保護者主催のイベントで
私がワークショップをすることに。

私自身のプログラムは1歳さんや2歳さんが参加するのは難しいので
かつて勤務していたところのプログラムをやらせていただきました。





本当はこれをするにはもっとふさわしい人がいると思うのですが
まあ、私がこの園の保護者というご縁でさせていただきました。

かれこれ退職して10年経っていますので
事前に上司や先輩がたに確認しまくりで
なんとかやり遂げました。
お忙しい中、ご協力、そしてご快諾いただきありがとうございました!


保育園から色々な道具をお借りしていましたので
(会場は近所の中学校の体育館をお借りしました。)

翌朝は息子と道具を乗せて台車で保育園に登園(笑)。

本当に台車便利!サイコー!



月曜は布団のシーツカバーなんかも入れますよね。

無事にお返しして、
また宅配業者よろしく台車を押して帰宅。




お次はグラムです。

9時までに動物病院(眼科)に行かなければなりません。

今は3ヶ月に1度の通院ですが、
毎日12時間おきに1日2回の点眼をしているため
その時間に合わせて病院に行かなければなりません。
(次の点眼時間直前の眼圧を図るため)




自転車の前かごでおとなしいグラム。

とても歩いてはいけない距離にある病院ですので、自転車で川超えて向かいます。
(この日は天気が良くてよかった)



こんなすまして大人しい老犬のグラムですが、
困ったことに、外の空気を吸うともよおす体になっており・・・
このカゴの中で大きい方をされてしまうのです。
自分からの報告はないので
私が気づいてあげないと、踏まれてしまいそれは大変なことに・・・。
(食事中の方、すみません)



自分の事を撮っているというに気づかれました。


このカゴの中におしっこシートひいてます。



そしてこの日は、珍しく行きも帰りもされませんでした。

ほぼ100%されるので、びっくりです。
朝一度していても、改めてしたりするのです。

空気読んでくれたのかしら。



そしてあまり待つ事なく診察が終わり
この日の眼圧はいい数字でしたので安心して帰宅。

息つく間もなくグラムを家に置いたら
今度は義母のいる施設に自転車を走らせます。


先週に撮ったCTスキャンの結果を聞きに病院に連れて行くのです。

11時の予約になっていますが、ご高齢ですのでテキパキとは行きません。
施設からはタクシーで向かうのですが、その前後にトイレタイム。
受付しようかなーと思っても
「トイレに行きたい」となるので
ざっくり1時間前に施設に向かわなければなりません。

認知症ですので、「あちらです」なんて一人で行かせることはできず
出てくるまでしっかり見守ります。
(時には流し方がわからなかったり)



要するにここまで、全て1時間毎のスケジュール。
途中自転車での坂道も無駄に「絶対降りて歩かない!」とか決めて、何とか登り切ってみたり(笑 くだらない)
無事に病院まで義母を連れてこられた時は、軽くガッツポーズですよね。



結果聞いても忘れるかなーと最初は私だけでもいいんじゃないかと思ったりしましたが
今回は手術になるかもしれず
本人の認識、理解が必要です。

施設にお迎えに行く際も、ヘルパーの方と
「切りたくない。一度も体を切ったことがない」
と絶対に手術はしたくないという感じで話していた義母ですが
(実際には10年前に胆石の手術でがっつり切ってます。)

ベテランおじいちゃん先生が膝を突き合わせて
目をしっかり見て
優しく丁寧にお話ししてくれます。

悪性ではないデキものですが、医者としては切って病理検査に出して検査したほうがいいと思うけど
高齢(88歳)で全身麻酔だから無理してやらなくてもいい

とおっしゃってくださったのですが、


直前まであんなに「切らない」と言っていた義母が


「余分なものはとったほうがいいですよね。切ります!」



と言うのです!!!




えええ!!!!



前々回までの診察で対応した主人からも
「本人は切りたくないって言ってたよ。」
と聞いていましたし、
CTスキャンの時もずっと切るのか心配している様子でしたが
前々回の時の医師は若い元気な女医さん。
その方の提案は受け入れず、
ベテランおじいちゃん医師の話はコロッと聞き入れるのです。


へーーー。


と目が点。

横にいた若い女医さんも苦笑いしていました。



とりあえず、月末に全身麻酔に耐えうるかの血液検査や諸々をしてから
入院手続きになると言うお話でその日は終わりました。


お会計を待つ間に色々お話ししました。
実家のお掃除の際にわからないものがあったので
その事を伺っても

「ほら〜、家政婦さんを雇ったじゃない。
その時に持って行かれたのよね。」

「毎回風呂敷で包んで持って行くのよ。
テーブルの上に置いてあってね。」


と言うお話になるので、

家政婦?いつの話だろうか?


と思っていましたが、脳内で色々つなぎ合わせて
認知症が発覚した時に、お家に派遣したヘルパーさんの事だと言う事を思い出しました。
当時、義母はヘルパーさんのことを家政婦さんだと思っていて
毎回デイサービスに行くために前日にヘルパーさんと一緒に荷物をまとめて
テーブルの上に置いておくのです。

それを毎回、泥棒が入ったと言っており
(前日に自分でまとめた風呂敷)
時には、自分が食べた容器がテーブルの上に置いてあるのを見て
泥棒が食べていった
と言っていました。


蓄音機とかもあったけど、それも持って行かれたんだわ。
などと言っており、

蓄音機が風呂敷で持っていけるかな?
泥棒さん盗みに入った家でご飯食べて片付けて行かなかったりするかな?

と思うでしょ?
こんな事、息子である主人が対応すると
「そんなわけないだろ!!!!」と激昂してしまうので(笑)
基本的に血の繋がっていない私だと冷静に対応できるので、
私が対応するようにしています。



当時のことは忘れているかと思っていましたが
一人暮らしの家にヘルパーさんを入れたことは義母にとっても衝撃的なことだったのですね。
泥棒に入ったということで記憶に残っているのです。
(実際には5年前くらいまでご自分のお母様の介護で毎日ヘルパーさんが来ており
その人たちとの関係はうまく行っていましたが、自分へのヘルパーさんはダメだったんですね。)
まあ、でも要するに同年代はいいけど若い同性が主導権握ってくるのは気に触るという
微妙な乙女心なんでしょうね。


そんなこんなで今回も首のできものを気にする義母の気休めのために病院に何度も通ったわけですが
(首を気にして毎日同じタートルネックを頑なに着てしまっていたようです。)
手術って話になってしまい、
痛くも痒くもなくて悪性でもない、老化によくある瘤みたいなもので
家族としてもやらなくていい手術なので
どうしたもんかな〜と

とりあえず施設に送り届け
スタッフの方にお話をしたら、みんな「えっ!手術するの?」ってなってて
まあ、明日になったら気が変わるかもと思い
そんな感じで施設を後にしました。


この後、数時間仕事をしたら
今度は子供達の習い事に連れて行く時間になるわけです。


子供、犬、義母の送り迎えで
何も出来ない・・・。



と思っていたところ


主人が

「やったー!出せたー!」と仕事が一瞬ひと段落したとのご報告。

子供の習い事は行くよ!
と言ってくれて


午後は仕事をさせていただきましたー。


ありがたやー。




朝はこのスケジュールを無事にこなせるか気を張っていましたが
全て時間通りに事が運び、任務が終了した時の
爽快感ったらないですね(笑)。


そんなどうでもいい師走の(本当に走った)出来事でした 笑。









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ツリー出しました。

2019年12月14日 | 日記




子供からのリクエストで12月に入って早々にツリーを出しました。





私だけだとうっかりクリスマスぎりぎりに出すことになるので
子供がアピールしてくれて良かった。


早速二人ともサンタへの手紙を書いて
靴下のデコレーションの中へ入れていました。




そういうの早いな。






せっかくなのでクリスマスっぽい物をご紹介。



知っている人は知っていると思います。



「ノーム」


確か私が昨年この時期に買ってきたと思います。



これを子供達にいいだろうと書店で見つけて買って帰ってきたら


主人が


「あ〜!懐かしい!これ家にあった!!!!」


との事。



ええええ!
そうなの!!!!

最近出たものではなく、主人が子供の頃にあったという事は40年くらい前にはあったという事なんですね。


書店の店頭に並んでいたので、
てっきり新刊かと。


しかし、主人がご実家にあったというのは
A3くらいの大きくて分厚い重たい本だったらしく


私が発見したのは
「新装愛蔵版」というもので
A4くらいの手にしやすいサイズに小さくなって復刻したものかと思われます。
(だから店頭にあったのね)



まあ、これは小人のノームの辞典でして
ノームに関するありとあらゆる情報が載っていて
ちょっとした関連の小話なんかも載っています。




骨格とか驚くべき身体能力など


えーーー!!!というほど本当に事細かく載っています。






大変面白いです。




森に住む動物とはとても良い関係で、
罠にかかったら逃がしてあげたり



鹿同士が喧嘩でツノがこんがらがったらといてあげたり

針を飲んだヤギには手術をしてあげたり

薬草などありとあらゆる知識があるので色々なトラブルを解決してくれます。



大変素敵なエピソードが満載です。


そしてあたかも見てきたかのような

写真のようにリアルな絵に感動。



大変面白いです。(2回目)






しかし、これ、息子は駄目なんです。


夏にきたイタリアっこたちも、ママシックになってメソメソになった時に
読んであげたら

「これ、本当にいるの!!?」


「怖い!」やめて!」


になりました。


これの前に読んだ海外物のお話が大丈夫だったので
行けると思ったのですけどねーーー。



娘だけが、大好きなんです。


ベットで読みふけっていました。



息子やイタリアっ子たちが駄目なのは

こちらの部分です。






ノームの生息地が書いており

農場ノームとか森林ノームとか色々いるのですが
(家にいるのは一般家屋ノーム)





こちらは寒いところに生息するシベリアノームという冷徹なノームなんですね。

まあ、悪いことしますよ。
さらに日照りとか異常冷気候も引き起こしたりとそんなこともやっちゃう方なんです。


これが駄目っていうのと




ノームと同じような
ノーム以外の夜の生き物紹介のページで


エルフ、ドワーフ、森のニンフとかいいのですが



ゴブリンとか




トロール、家の霊とかは最悪な感じです。



これは確かに子供にとっては嫌ですよねー。




最後には作者が実際にノームが出てきて今回のこの本を出すにあたって
全部チェックしてきた話なんかも載っていて
大変面白いのです。(3回目)




調べたら1976年に「愛蔵版」が出ていたようで
あのネット販売とかない時代に主人の親が書店から1.2キロの本を
手で持って帰ってきたのかと思うと
すごいなあと思います。




私的にクリスマスっぽいネタでした。
(えっ?ぽくないですか?)





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