福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「シルバニア・・・・。」

2010年12月25日 | 過去のBLOG記事

みなさん、シルバニアファミリーってご存知ですよね?


私たちの年代は、子どもの頃にちょうど発売されたくらいでしょうか?
ハマっていた方もいらっしゃると思います。

私は、この動物ファミリーは通らなかったのですが、
いずれにしても幼稚園とか小学校低学年くらいの
対象のものだと思います。

娘がまだ6ヶ月くらいの頃でしょうか。
うちの母が、娘が「興味を示したから。」と言って買ってきました。

しかし、何でも口に入れる時期の娘には、
多分このケバケバはよくないはず。

私はこの細かい毛がボンドで
くっついているという作り方も知っています。

パッケージを見ても、「対象年齢3さい~」だったと思います。

というわけで、母にそのことを話して、
大きくなるまでしまっておく事にしました。

しかし先日、母が来ていて娘の面倒を見てくれていて時に、
また出していたらしいのです。

何となく知っていましたが、黙認していました。

そしてその夜、寝ようと布団をめくったところ、
大豆のようなものがコロンと・・・・。

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触ってみると、どうもプラスチックのよう。

悪い予感が・・・。

その日は疲れてへとへとでしたが、一気に目が覚めました。


近くにしらばっくれて、グからはじまる動物が寝ています。

この大豆的な近辺をくまなく探すと、
以下の物的証拠が集められました。

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本体が見当たらないのです。

あせって、これらの遺留品を集めて、
階下で寝ている母の所へ行きました。

私:
「お母さん、今日遊んでいたシルバニアファミリーどうした?」

母:
「それがねー、なんか昼間の途中辺りから無くなって・・・・。」

私:
「・・・・・。」

その時は、焦っていたせいか本体が発見できず、
もうてっきりグラムが飲んだとばかり思ってしまい、
腹部を切開手術しなければならないと思い、落ち込みました。

しかし、冷静になってから探すと本体が発見されました。

ほっ。

シルバニアファンの方には申し訳ないくらいの
悲惨な状態で発見されました。

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ひどい・・・・。

たしか「くま」だったはずです。

耳のような細くて出っ張っている所は、
かっこうの噛みポイントになっています。

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くまさん、本当にごめんなさい。

家においては、危険なのは娘ではなくグラムでした。

グラムには犬用のおもちゃを与えていて、
そういった公的に「グラムのおもちゃ」というものは、
堂々と居間とか人のいる近くで噛んで遊ぶのですが、
公的でないものに関しては、本人もわかっていて、
音も立てずにこっそりと人のいない寝室に持っていき、
そこで存分に噛んでやろうとするのです。

確信犯です。


例のグからはじまる動物です。

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何をしているかというと・・・・。

娘のご飯中です。

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いつになく真剣なまなざしでピラニアの如く、
おこぼれを狙っています。

以前は人の食べる物はあげていなかったので、
見向きもしないようにしつけてあったのですが、
いまや、無法地帯です。

ためらうことなく、ガッつきます!!!

おこぼれチャンスが近づくと、椅子に手をかけます。

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みてください。この緊張感のある凛々しい姿勢。

ムカつきます。 

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全神経を集中させて、ひとつぶたりとも逃さない!
という卑しさを前面にだした状態です。

時々、大物がゴトッ!と落とされるので、
左右どちらにも振れるよう真ん中にスタンバイしています。

毎回こうです。

娘の食欲が旺盛な日は、おこぼれが出ないため、
悲痛な泣き声でアピールするようにもなり、
おこぼれを食べる事が当然かのような
振る舞いになってきています。

そういうことで、グラムのご飯を減らさせていただいています。


まだまだ続きます。
グラムの悪業・・・。

こちらは木製のパズル。

おそらく、10年前くらいのメキシコで
私が購入してきたものと思われます。

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グラムは私が買って来たばかりの鉛筆も、
私がお風呂中に食べ切って、
後ろの消しゴムの金具のみになっていたことがあり、
こちらも警戒していたのですが、
しばらくは大丈夫だったので、娘に遊ばせていました。

しかし、何度も娘がだーっとこぼすのを見ているうちに、
ヨークシャー地方でネズミ捕りをしていたという
ヨークシャテリアの血が騒いでしまったんでしょうねー。

こちらにも噛み跡が確認できます。

気をつけなければ!!!

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ひどーい!!

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このパズルを荷物整理中に発見した時は、
個人的な趣味で購入していたので、
まさか10年後に自分の子どもに遊ばせられるなんて!と、
感動したものでしたが、
そんなセンチメンタルな気持ちも一気にふっとびました。

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そして、数日後、こちらも・・・。

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娘が一時保育などで、保育園の他の年齢のお友達と
ままごとみたいなので遊んでいるのを見て、
もうそんな事に興味が!っと感動して、
帰りに買って与えたのですが、

こんなことに・・・。

キャベツにも歯形を発見。

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これも、最初は大丈夫だったのですが、
何度も目の前で、
娘が篭からだーっとこぼして散乱させるので、
池乃めだかさんのネコ芸のように、
興奮してきて追っかけだすんでしょうね・・・・。

犬だけど・・・。



こちらは、イラストレーターのenaさんから
娘にいただいた木製のサンタさん。

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ひもをひっぱって動かすタイプのものです。

クリスマスらしいことを何もしていない家にとって、
唯一クリスマスらしいものなのですが、
グラムの餌食にならないように気をつけなければ・・・。


「横浜美術館W.S vol3~クリスマス編~」

2010年12月23日 | 過去のBLOG記事

横浜美術館ワークショップ全6回、
いよいよ最後となりました。

能面シリーズは前回でひとまず終了。
最後の回は、せっかくなので
クリスマスアイテムを制作して楽しもうかなと思いました。

ワークショップのお部屋には前回制作の
能面シリーズの作品が貼ってあります。
横浜美術館のワークショップ担当である
柳川さんが貼って下さいました。
きれいです。

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受講者さんの作品です。素敵ですね。

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こちらの壁にもあります。

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柱の方にも。

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それぞれに個性が出ていて、とってもおもしろいです。


さてさて、この日の制作物はクリスマスオーナメント。
紙を切り抜いて、ひと味大人なオーナメントを作るというものです。

穴開けポンチの使い方なども説明します。

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過去作品アイテムを使って説明。

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今回は、雪の結晶やクリスマスアイテムを、
過去に私が制作した事のあるアイテムをフォーマットに、
それぞれにアレンジして頂く形です。

形を切り終え、ポンチにとりかかる方達。

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トナカイさんが切れていますね。

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紙の色もいろいろな色、銀色の紙なども使用して、カラフルです。

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一堂に並べて完成。

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オーナメントの飾り方はそれぞれ自由です。

ツリーに飾ってもいいし、壁にかけるだけでもいいし、
モビールみたくしてもいいし。

というわけで、
6回にわたった横浜美術館ワークショップも無事終了。

ショップで販売させて頂いた画集も売れ、
ワークショップも好評に終わる事ができました。

最後には、お手紙などもいただき感激です。

ああ、よかった。
楽しかった。
また、やりたいものですねー。

横浜美術館のワークショップのための道具の充実度はすばらしいです。

担当の柳川さん、ありがとうございました。

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受講者の方も、私も
みんなハッピーな感じに終われてよかったです。



この日は、最終日という事で、
実家の両親が「ドガ展」を見に私に同行。
娘も同行しました。

まずは、ワークショップ前に美術館のカフェで昼食です。

お天気もよく、寝起きで絶好調の娘は、
五穀米と肉団子をもりもり食べます。
お口にほおばり中。

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ここのカフェは入りやすくて、子ども椅子もあり、
子ども用のお皿やフォークも出してくれて、
とってもよかったです。

この後、娘と両親をそのままに、
私とマネージャーの増賀さんは
ワークショップ会場に向かったのですが、
娘に笑顔で「バイバイ」をされ、複雑な気分でした・・・。

泣かれるのも困るけど、
私を出かける人として認識しているらしく、
最近はわりと家でも笑顔でバイバイされます・・・。

娘は一時保育を3園かけもちしているので、
色々な所に置きにいく私は「バイバイ」な人なのでしょうか・・・。

それでも、置いてくる時は泣かれたりするのですが、
この時は大好きなおじいちゃんとおばあちゃんがいたので、
私が途中でいなくなっても、どってことないんでしょうね・・・・。

ワークショップ終了後、また合流して帰りました。

「ドガ展」は、娘も何となく見れたようで、
美術館前もいっぱい歩き、
近くのショッピングモールで遊び、
大満足だったようです。

帰りの電車では、途中から家路までぐっすりでした。

しましま座布団に同化しています。

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さてお知らせです。

「小説すばる」1月号にて、
木内昇さんの幕末シリーズ小説「徒花(あだばな)」
で挿絵をさせていただいています。

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坂本龍馬がでてきます。

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おもしろいですよ。
こちらもよろしくです。


横浜美術館W.S vol2など

2010年12月16日 | 過去のBLOG記事

「能面シリーズ」第2回目です。

この日に仕上げて発表です。

みなさん、早めに来てどんどん進めていっていました。
宿題の方達も、無事に進めてきてくださいましたー。
よかった。


もくもくと・・・。

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切っています。

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色つけに入られる方も。

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ちゃくちゃくと。

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ということで、完成!

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とってもそれぞれの個性がでて、おもしろかったです。
1つとして同じものがなくて、見応えがありました。
いやあ、おもしろかった。


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最後に能面の説明などもしました。

次回は最終回。
この季節ならではのことをして楽しもうと思います。



ワークショップの帰りに、
表参道のユトレヒトにクリスマスツリーを見に行きました。

今年参加されたアーティストによる合同展です。

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「guse ars」さんの作品。

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ユトレヒトにある植物もツリーにしたてていて可愛かったです。

主人が連れて来てくれて、娘と合流。

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朝から一時保育に入れてあったせいか、
すごく甘えん坊になっていました。



そして、その他先週のお出かけ様子。

「アーツ千代田3331」
http://www.3331.jp/
に行ってきました。

よい所ですー。

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携帯カバーデザインのうちあげ?パーティーがありました。

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私も参加しています。
docomoさんの新しい機種のカバーを、
100人のアーティストがデザインしました。

娘は今日もオピー前掛けです。

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ここも廃校になった校舎が使われていて、とってもよい雰囲気です。

校舎前の芝生もいいです。
展示もいろいろあって、昼間にまた来てみたいです。


そして、とある日は駒沢オリンピック公園に行きました。

午前中に近所で用があり、
せっかくだから帰りに家族で遊ぼうということになりました。

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実は、9月までこの近所に住んでいました。

毎日のようにこの公園にきていましたが、
猛暑&娘はまだ歩けなかったので、
遊んだりはできないままに引っ越ししました。


というわけで、念願のペアペアを初乗り~!!

小さい子を入れて、6人ぐらいで乗れる自転車です。
わーい。(私がうれしい。)

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娘は最初、自分が一番前で不安顔でしたが、
そのうち楽しくなりじっと前を見据えていました。

よいお天気だったのです。
気持ちいいなあ。

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こんな自転車です。

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前に大人なら2人。
その後ろに漕ぐ席、2つ。
間にお子ちゃま用の席が2つです。

主人がいたので2周コースにしてみましたが、
一人で漕ぐなら1周でいいかも。

楽しかったです。

子どもができて、
違う楽しみ方ができるようになって嬉しいです。

ここでは子どもより以前から、
毎日グラムの散歩をしていたので、
連れて来られなくて、非常に残念です。

覚えているのだろうか・・・。


カルガモをみたり。

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ぶた公園でぶたさんをなでたりして、堪能して帰りました。

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というか、なかなか帰りたがらなかったので、
無理矢理だっこして帰りました(笑)。


横浜美術館W.S と「お能」な日々

2010年12月13日 | 過去のBLOG記事

先々週から、横浜美術館のワークショップの
新シリーズがスタートしました。

前回の「○△□シリーズ」が終了し、「能面シリーズ」です。
「○△□シリーズ」のように1日1つの作品ではなく、
じっくりと1枚を仕上げるタイプになります。

4人づつの1グループで、能面を使って「喜怒哀楽」を表現します。
最初の話し合い以外は個人作業になります。

はい、スタート。

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みなさん考えてます。

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考えてますねー。

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この日に、下書きは完成させるので、
わからない所は随時ご指導いたします。

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今回はご年齢が高めの方もお見えになったり、
前回のシリーズから参加されている方もいらっしゃり、
「来週の時間内では切り上がらないかも」という方は、
宿題として持って帰られた方もいらっしゃいましたが、
下書きまではみなさん書き終えることができました。

宿題として持って帰られると、次回どんな状態で持ってくるのか、
こちらとしてはハラハラドキドキなのですが、
楽しみに待つ事にしました。


この能面シリーズが始まる週は、私にとっても「お能」な日々だったのです。

観世流の浅見真州さんの公演
「第十九回 浅見真州の会」を見に、国立能楽堂に行ってきました。

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演目は「定家」。

その前の仕舞は「菊慈童」。
狂言は「秀句傘」でした。

どれも素晴らしかったのですが、
やはり「定家」の浅野真州さんが素晴らしかったです。
圧巻です。

舞台上で倒れてしまうのではないかと思うくらいの
極限の状態だと思います。
いやはや、すごい!

とある方から、お招きいただいたのですが、
本当に見させていただいてありがたいです。


その2日後には、
宝生流の「秋の別會能」が、宝生能楽堂で行われました。

こちらは、家元が演じる「烏帽子折(えぼしおり)」を
見させていただきました。

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「烏帽子折」は源義経こと牛若のお話です。

歌舞伎かと思うくらいに、たくさんの役者が出演し、
派手な立ち回りがあっておもしろかったです。

牛若を演じた10~12歳くらいの少年が初々しくとてもよかったです。

家元も豪快な演技がよかったです。
楽しくて、爽快なお話でした。

浅野さんの公演の「静」とはまったく違う「動」の演目を見せて頂き、
能って奥深くておもしろいなあと思いました。

そんな私は、来年の宝生流「和の会」
メインビジュアルを制作していたので、
本当に寝ても覚めても「お能」な毎日でした。

今回は個人的にも好きなお面で、
緊張しながらもウキウキしながら制作させていただきました。


そして、お能とは関係ないのですが、
最近コスチュームアーティストの「ひびのこづえ」さん
お会いする機会があり、こんな展示にも行ってきました。

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かわいかったですー。

最終日だったので、もろもろ売れてしまっていたのですが、
バッグをゲットしました。

ひびのさんがいろいろお仕事や撮影で使ったりしたした材料達が、
様々な動物やバッグなどに変身していました。

動物シリーズ以外にも、アクセサリーやウエアや
お財布もろもろあって、どれも可愛かったです。

迷いましたー。

私は、おそらくズボンをリメイクしたと思われる、
ポケットが3つついた大きいバッグを
娘とのお出かけ用に購入しました。

娘には小さいポーチのバクを購入させていただきました。

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もっといろいろ欲しかったけど、
時間もなく、冷静に判断してやめておきました。

危険です(笑)。
 


横浜美術館W.S vol2,3

2010年12月03日 | 過去のBLOG記事

横浜美術館のワークショップ、
2回と3回を終えて、「◯△□シリーズ」が終了しました。

受講された方がたの制作風景。

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今回は前回の倍の作業量になり、
みなさんは制作時間中、真剣、無言・・・。
「残り何分です。」
とお伝えするのも、心苦しいくらいみなさん集中していらっしゃいました。

前回の様子を見て、作業を2倍に増やした私が、
鬼教官ばりに見回っています(笑)。

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そして、時間が来たので作業は一旦終了。

できた順から並べて、みなさんの絵をつなげていきます。

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前回の倍の大きさの作品になりましたー。

きれいですね。
色付けをしていないところが、
抜け感があってバランスがよいです。

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みんなでひとまず眺めます。

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そして、もろもろ講評。

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みなさん真剣に聞いて下さっています。

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てなわけで、2回目終了。
さすがにみなさんお疲れです。


ワークショップ3回目。
最終回。
横浜美術館のワークショップ担当柳川さんが、
前回の作品を壁に貼ってくれました。

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なんだか、インテリアにあっていて素敵です。
左奥が1回目の作品。右の壁のものが2回目作品。

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さてさて、3回目スタート。
今回は、集大成という事で1人で1つ、
1 、2回目をふまえた作品を作ります。

みなさん真剣です。

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絵柄から考えるので、なかなか難しかったと思います。
それでもみなさん、何とか時間内に見せられる状態に
仕上げてくださいました。

それぞれに個性がでていて、おもしろい作品になりました。

時間が限られていたので、そんなに手の込んだ事には
チャレンジできなかったのですが、
みなさん工夫されていて、すっかり要領も得られていた様子です。

お疲れさまです。

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最後に、何となく「線」に関する作品の実物をもってきて講評、説明。

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真剣に聞いて下さっています。

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ありがたいですー。
お疲れさまです。


毎回ワークショップ終了後は、受講された方々とお話ししたり、
購入して頂いた作品集にサインをさせて頂いたりして、
楽しい時間を過ごさせていただきました。

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おそらく、作品集「KI RI GA」が、
現在横浜美術館のミュージアムショップでしか、
買えないのではないかと思います。
在庫がないんですよね。

ある分だけ(マネージャー増賀が確保していた分です。)、
置いてあります。

毎回、居残りで作業をやられる方が数名いたのですが、
今回は個人の作品という事もあり、
みなさん眼精疲労も限界ということもあり(笑)、
居残り作業の方はほとんどいらっしゃらなかったみたいです。

受講者同士で仲良くなられたり、
あらたな交流もうまれて楽しい回になりました。

他県から通って来て下さった方もいて、本当にありがとうございました。

私もおもしろかったです。

そして、今週も新たなシリーズがスタートします。
頑張りまーす!!!


先週は大学時代の友人の個展があったので行ってきました。
現在カメラマンで、広告などでご活躍の角田修一さんです。

大学時代は1年上の学年だったのですが、
いろいろ交流させていただきました。

卒業されてからはお仕事が忙しかったようなのですが、
その間にも個人の作品を制作されていて、
今回初の個展とあいなりました。

おめでとうございますー!!

会場は代官山のギャラリー「SPERK  FOR(スピーク フォー)」。

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こちらが作品。

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どういうことか、わかりますか?

これ全部、角田くん(男子、2児のパパ)です。

美青年な角田くんは、学生時代からカメラを専攻しつつ、
自分で化粧を施し、女物の衣装を身にまとい、
数々のポートレイトを制作されていて、
それがとってもおもしろくて私は学生時代から注目していたのです。

私が大学時代はファッション界に置いては、
いわゆるスーパーモデルブームで、
角田君はその時代の洗礼を受けていて、
海外コレクションにスーパーモデルの追っかけに行ったり、
すごい熱意だったのです(おそらく現在も)。

そして、そんなスーパーモデルが起用されている
ファッションの広告写真が大好きで、
この世界に入ったようです。

そんな偉大なファッション広告写真の数々を
偉大なカメラマンごとにオマージュしたポートレイト作品が、
今回ずらりと並びました。

男性も女性も黒人も白人もすべて、角田くんですからねー。

ビヨンセとかもいます!
しかも、すべて自作自演。

メイクもヘアも衣装も、撮影までも自分です
(カメラマンの奥様もお手伝い)。

レディーガガ様のお帽子なども、
折り紙博士な小学生の息子さんにご教授していただいて作ったり、
ほんとうにおもしろいのです。

そして、バイタリティーがすごいです。

当日はサリーちゃんのパパで登場していました。

いやあ、おもしろいです。
ぜひ御覧あれ!

12月8日までです。

「角田修一 THE  Parodist」
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町28-2
SPERK  FOR  B1F
tel 03-5459-6385
開廊時間 11am-8pm

作品解説中は、わめくのでお外でおやつタイムな娘。

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オピー作品な前掛けで、アートなシーンに参上。

こちらが今回の展示の作品集!
メイキングや解説もあり、おもしろいですよー。
会場で購入できます。
もちろん、私もゲット。

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