福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

制作中

2007年08月27日 | 過去のBLOG記事

ただ今制作中です。

今、私が取りかかっているのは、10月の合同展の作品です。
合同展の作品はいつもより大きく作ってしまっているため、なかなか終わらない状況です。
また詳しい事がわかったらお知らせします。もちろん「週間文春」もやってます。

なので、載せられる写真がありません。
お盆も制作だったし。

イメージ映像でお楽しみ下さい。

2ヶ月前実家に帰った時、兄が大きな蛸を釣って来た時の様子です。

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大きかったので、兄もかなり興奮してました。

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茹でちゃいますよー!

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わかりますか? 足がくるくるしてきたのと同時に赤くなってきてます。

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お湯も赤くなってきてます。

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くるくるです。茹で蛸のできあがり。おいしかったです。


お楽しみいただけましたか?


そして、お知らせです。

チャリティーイベントに出品しています。
雑誌『スプリング』とファッションブランド、マルタン・マルジェラのコラボ企画です。
バッグにペイントしてます。

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(画像をクリックすると、詳細ページへリンクします)

興味のある方はどうぞ御覧下さい。




美嘉さん&玉三郎さん

2007年08月14日 | 過去のBLOG記事

ワークショップの次の日は、東京国際フォーラムにて中島美嘉さんのコンサート最終日がありました。


前回のアルバム 「MUSIC」 のコンサートツアーでは、ツアーパンフをはじめ、舞台装飾、
ツアーアイテムまで関わったので本当に関係者という感じでしたが、今回は6月の写真童話集
関わったもののツアーの方は関わってなかったので、完璧傍観者な感じで観に行きました。
席は1階席でしたが、明らかに関係者席という感じで前回より落ち着いてみれました (笑)。
だって本当に美嘉さんファンってすごいんですよ。
熱いんです! 美嘉さん登場とともに全員総立ちです。


今回のツアーはどんな設定なんだろうと楽しみにしていました。
全体的に写真童話集の要素で作られていました。最初の登場で美嘉さんが帽子を被っていたのですが、
それがフクロウになっていて、私が写真童話集に切りおろした美嘉さんイメージに近く、
ちょっとびっくりして感動してしまいました。
私は、美嘉さんの考えた童話集の中に含まれる 「知恵」 というキーワードから 「知恵の神」 として
フクロウを登場させたのですが、それが気にいってもらえたのかなー
なんて勝手に思って勝手に感動したのでした。



ライブは毎回とってもよく構成されていて時間があっという間でした。
1曲1曲とても丁寧に歌われていました。しかも曲に合わせて静と動の部分を
憑衣されたかのように演じきります。表現者としての美嘉さんのプロフェッショナルさに圧倒されます。
美嘉さんもライブの途中で宣伝していたので、私も改めて宣伝しておきます (笑)。



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写真童話集&DVDの豪華BOXセットでございます。


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中はこんな感じ。全ての表紙がBOXの穴と絵が合うようになっています。
(美嘉さんのご希望でした。) 中身は美嘉さん三昧です。どうぞご堪能下さい。



2年ぶりに会った美嘉さんは、増々輝きに磨きがかかっていらっしゃいました。



そして、別の日には鼓童坂東玉三郎の 「アマテラス」 みてきました!
こちらは昨年の上演が好評だったことから、今年は3日間だけ歌舞伎座で
行われる事になった音楽舞踏劇です。鼓童は興味があったものの、
なかなか見る機会がなかったので、今回あの麗しの玉三郎さんと共演ということで
1粒で2度おいしい状態です。いやいや、しかしすごかった。すばらしかった。
世界に誇れる日本の伝統文化共演です。玉三郎さんはアマテラスという太陽の神を
演じているのですが、本当に神がかってました。常に後光さしてました
(そういう光の演出なのですが、本当にそう見えます)。
鼓童のパフォーマンスもすばらしく、和太鼓だけかと思いきや、琴、唄、打楽器、笙など多彩です。
男性に交じって女性も演奏していて、その力強さに何か自分も励まされた感じがしました。
巫女が舞うシーンもあったのですが、その舞も柔らかくて素敵でした。
多分、初めて歌舞伎座で女性が舞台に立っているのを見たせいか、
やっぱり男性が演じるしなやかさとは違う類のしなやかさなのだなあと感じました。



終了後拍手がなりやまず、2回のアンコールしてました。
玉三郎ファンの方の熱狂っぷりに圧倒されました。
孫連れてるおばあさんが吠えてました (笑)。
たまたまですが、玉三郎さんも豪華写真集を発売されていたので、
こちらも宣伝しておきます (くれぐれも、私はまったく関係してません)。



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玉三郎さんの37年間が篠山紀信さんの手によって納められています。
こちらはチラシです。



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今回観たのはこちら。玉三郎さんが演出手掛けています。唄も披露していたし、本当に才能豊かな方です。


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鼓童は12月に東京に来るよ! 私も行きたい。

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観賞後、ウキウキの様子。松竹の児玉さん、本当にありがとうございました。


今回2つの公演を観た訳なんですが、2つとも年配の女性が印象的でした。
玉三郎さんはわかるのですが、中島美嘉さんのファン層は広く、意外に中年の男女が見受けられるのです。
2年前のライブで 「福井さんですか?」 と声をかけて下さった
美嘉さんファンの方 (私の母までとはいかないでもそのくらいの年齢の方) に、
今回も偶然お会いしました。すごい活き活きしていて、
タオルを首にかけ一汗かいたって感じでお元気そうでした。こちらも懐かしく、嬉しくなりました。


何歳になっても何かに夢中になれるのってすばらしいなあと思いました。
またそういう女性のバイタリティーをかきたてる才能のあるお二人って
(坂東玉三郎さん、中島美嘉さん) 本当にすごいなあと感じました。




挿絵

2007年08月07日 | 過去のBLOG記事

さてさて、ひき続き次ぎなる私のチャレンジはこちらです。



http://www.philspace.com/infomation/info_070806/info_phil070806.html



週刊文春にて
桐野夏生さんの小説 「ポリティコン」 の連載が始まります。
こちらに挿絵で参加させて頂く事になりました。



約1年間くらいでしょうか? 連載ものは初めてです。



頑張りまーす。





ワークショップ最終日

2007年08月07日 | 過去のBLOG記事

いよいよワークショップ3日目、最終日を迎えました。 (1日目と2日目はこちら→1日目 2日目
この日は2時間前から前回休んだ子や下書きが遅れている子などが来ていて、
やる気満々な雰囲気が漂っていました。
来た子からどんどん続きにとりかかっていきます。
始まる時間にはみんな作業に入っていました。しかも、1、2回目これなかった子や、
2回目これなかった子も来てくれて、最終日にして募集人数がほぼ揃う (1欠のみ)
という驚異の出席率です。みんなありがとうございます。



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カッターの刃を折るって事をみんなしたことがないので、どれだけ気持ち良く切れるか
知ってもらうため、来た子からスタッフが刃を折って行きます
(切れない物を無理して使う方が怪我のもとにもなります)。


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そして私は再び添削先生。昨日切り上がった子は2枚目に挑戦です。



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気合いはいってます。立って一生懸命切っています。

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切り上がった子も続々でてきました。
1人1人見せてもらい、私の感想や子どもの感想をお話しをします。下絵の時に時間内に切れるかなあと心配だった子などが、無事切れていると、本当に嬉しく感じました。切り口に頑張った感が出ていて、子どものひたむきさを感じます。


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実はこの子など2~3枚目。
昨日切り上げた子達は、コツを掴んだのか仲間内でどんどん加速していき、4枚目を切る子もいました。びっくりです。 「疲れた、もう切れない。」 的な事を言いながら、すぐ切ってくるんです。すごい集中力です。

制作時間タイムアップになりました。ほぼ全員が1枚は切れた結果となり、
予想以上の結果でした。最初は、四角い行灯の1面だけに子どもの作品を入れるつもりでしたが、
他の面にも入れる事が可能になりました。しかもレベルも高く、スタッフ一同驚きっぱなしでした。



子ども達の作品を一部紹介します。



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家康の竹千代時代です。富士山、茶畑、安倍川でしょうか。雰囲気でていますね。名前はサインとか判みたくどこかに入れてもらっています。



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徳川の徳の字に小判が混じっていて、さらに本人の名前も小判風になっています。おもしろい!


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葵の御紋。すごい頑張って切ってくれました。かっこいい!



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最後にみんなで鑑賞会。
ついでに私の作品もみてもらいました。私の行灯用作品は一番右。


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最後に私のお仕事紹介と今回のワークショップについて感想を述べました。子ども達は、初めてこの先生はどんな作品を作る人なのか知ったのではないでしょうか?


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みんな真剣に聞いていて驚きました。
疲れてたのかな? みんな無言で聞いてくれました。実はちょっと感動してしまっていてうまくしゃべれなかったかも。そんな感動している自分にも驚いてしまいました。ここまでとりあえず夢中だったので、急に我に返ったという事でしょうか。


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高岸さんと子ども達がお礼を言ってくれて笑顔になっています。私など何もしていません。むしろ私がみなさんにお礼したいくらいです。



はあー。無事終了。怪我もなくて本当に一安心。スタッフ一同胸をなでおろしました。
今回はカッターを使うので、みんなピリピリしていました。
野村さんなど前日に 「カッターでざっくり」 みたいな夢までみてしまったらしく、
この日はハラハラしていたそうです。


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これらが10月に行灯になるのが本当に楽しみです。



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みなさん。お疲れさまです。そしてありがとうございました。
前列左から、市川さん (フィル代表)、比留間先生のお子さん (ガッチャマンのポーズ中)、
私、増賀さん (私のマネージャー)、林さん (今回お手伝いしてくれました)、
久保田さん (浮月楼の方です。お手伝いしてくださいました)、
中列左から、比留間先生 (県立大学の先生です。学生のお手伝いさんを募って下さいました)
お隣の重なっている3人が県大生です。藤井さん、伊藤さん、三窪さんです (お手伝いして下さいました)、
小池さん (市の実行委員会)、梅澤さん (同じく市の実行委員会)、
後列、左から小林さん (制作会社スタッフ)、野村さん (ワークショップ立ち上げメンバー)、
高岸さん (同じくワークショップ立ち上げメンバーでリーダー)、小森さん (代理店ワークショップ担当、
立ち上げメンバー)、浅原さん (代理店ワークショップスタッフ)。
ここにはいませんが、県大生の斎木さんにもお手伝いしていただきました。



以上の方達のお力添えのもと、ひとまずワークショップは終了しました。ありがとうございました。
駿府ウエーブさんも本当にありがとうございました。
みなさんのお話が子どもに届いているのが作品にみてとれます。
比留間先生もありがとうございました。本当にいい生徒さんたちで、楽しくやれました。
そして、何と言っても野村さん、高岸さん、小森さんには本当にお世話になりました。
いい経験をさせて頂き、ありがとうございました。
10月に行灯になって無事展示するまで気が抜けませんが、ひき続きよろしくお願いします。



それから、呼びかけて下さった中学時代の先生達、最終日に来て花を頂いた
中学3年時の担任の先生、ありがとうございました。



全体を振り返り、ワークショップは一筋縄でいかないところがとっても楽しかったです。
子どもの柔軟性、吸収力の早さにも驚かされました。3日間でここまでできるとは予想し難かったです。
作品の素朴さにも心洗われる感じです。
今回参加してくれた子ども達や、協力して下さったスタッフの方々に恥じないよう、
私自身これからも増々精進あるのみと心に誓ったのでした。



みなさん本当にありがとうございました!




番外編。

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終了後、中島さんの写真童話集をよみふける子ども (手前)。時間が過ぎても頑張って切り上げようとしている子。



みんな真っすぐですよね!





ワークショップ2日目

2007年08月05日 | 過去のBLOG記事

前回からひき続きワークショップ報告です。
ワークショップ2日目は前回のフィールドワークをふまえての下書き制作です。
1日目に切り絵の試作をしてもらったのですが、私を含めスタッフも子ども達の
切り作業に不安があったため、急遽2日目の最初にもう一度切り作業を
してもらうことにしました。私としても、この前の試作で 「切り絵って難しい!」
と思ってしまい、来なくなる子がいるかもと心配していましたが、
私の心配をよそにまたまた結構な出席率。

本当は、もっとじっくりと色々な切り作業なんかを楽しんで、「はい!終わり」
みたいな簡単なワークショップでいいのですが、今回の最終目的は 「展示」 です。
行灯の数も決まっているし、作品自体もそれなりのグレードが必要です。
この3日間でほとんど切り絵が初めてな子ばかりでどこまでできるのか、
まったくわかりませんでした。とりあえず、念には念をいれて
できるだけ丁寧に進めていきました。


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この日の会場は、駿府公園近くの アイセル21 (静岡市中央公民館・静岡市女性会館) という所。様々な多目的スペースがあり、キッチン工房や和室、図書館もあります。今回はアトリエといわれるスペースで行いました。イベントののぼりが目印。

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いよいよ2日目スタート。

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前回のフィールドワークや切り絵体験の感想を、突撃インタビュー。


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前回の見て来たスポットをスライドでおさらいします。


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こどもの様子。


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そして、簡単な切り練習。私が用意したマスに、ちょっとゲーム感覚で線を書いたり塗りつぶしてもらってから切ってもらいます。


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直線バージョンと曲線バージョンの2種類を試し切りです。いろいろな幾何学模様の窓ができるので、何個か子どもの作品を紹介。「へー、そうきたか」 とみんな他の子のを見て興味津々。


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さてさて、いよいよ下書き本番。切るときのお約束ポイントなどを説明した後にスタート (かなり先生っぽいショット)。


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家で下書き考えてきたり、資料もってきたりする子もいれば、そうでない子も。資料はこちらでも用意して貼り出してあります。一緒に考えたりしました。しかし、思った以上に手が早くてびっくりしました。



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紙が大きいのでこじんまり書かれたらどうしようかという心配もよそにガンガン書いて行きます。

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この子なんか、白黒バランスも切り抜き方も完璧な下書きです。



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その後は一人ずつ、線が全部つながっているか、白黒のバランスなど相談しつつチェック。添削先生と化したのです。


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ひたすらチェック。アドバイスをして、下書きOKでるまで何度でも来てもらいます (この日も子どもは50人近いはず)。



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そうこうしている内に、何と!切り上げた子が現れました。ひえー!予想外です。


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終了時間には数人が切り上げていました。思い切りの良さと集中力に驚きです。


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この日は無事終了しましたが、明日の切り作業に向けてちょっと居残り。
全員が切り損じないように下書きをチェックです。切り上げた子達は中学の美術部とか漫画部などの、かなり慣れている子達。もちろんそんな子ばかりでなく、まだ下書きも完成していない子も多数。明日、無事に全員が切り上げれますように。


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この日は、わざわざ中学時代の恩師が訪ねてきてくれました。私の切り絵を中学2年生の時、静岡の中学生文集の表紙にしてくださった先生です。後から知ったのですが、この先生、今回のワークショップを、私の中学時代の先生達 (現在は静岡市内の中学校にバラバラに赴任しています) に声をかけてくれて子どもを呼び込んでくれていたのです。そうとも知らず、よく集まったなと感心してたんです。ありがたすぎです! 感謝! 感謝!静岡の先生達ってあったかいなあー。感動です。足を向けて寝れません!中学時代以降まったくお会いしてませんでしたが、先生も御元気そうで何よりです。現在もカメラがご趣味なようで懐かしく思いました。



そしてワークショップ終了後、浮月楼にお食事およばれしてきました。
浮月楼というのは、徳川慶喜の蟄居していた住まいの事で、現在は料亭を中心に冠婚葬祭など
様々なスペースとして使われている静岡の由緒正しき場所なのです。
実は、今回ワークショップのお手伝いをしてくれている方の中に、ここの娘さんがいらして
お食事に招待して下さったんです。娘さん (美大卒) とはたまたま以前から知り合いで、
最初ここも見学スポットに考えていて色々相談させてもらいました。
今回はお母様のご好意でお食事頂いちゃいました。ありがとうございました。


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現在は当時の建物はなく、お庭の一部が残っているということです。立派なお庭です。私が小さい頃は、古い建物が残っており、芸者さんが出入りしていて 「一見さんお断り」スポットでした。子どもながら縁の無い場所だと思っていました。西武デパート (現パルコ) の真ん前という、とんでもない場所にあるし。

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お料理の前菜。次ぎから次ぎへと見た目も美しく、美味しいお料理が運ばれてきました。

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おしゃべりも楽しくて、ついつい長居してしまいました。気づいたら表の電気は消えてました。今回は浮月楼の中にある、浮殿( うきどの) でご飯をいただきました。本当に素敵な時間をありがとうございました。

そして、次の日はワークショップ最終日。続きます。