福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

GOETHE

2008年01月30日 | 過去のBLOG記事

雑誌 「GOETHE (ゲーテ)」 さんに取材して頂きました。
副題にもあるように 「仕事が楽しければ人生も楽しい」 というコンセプトのもとに創刊されている
素敵な大人の男性誌です。
今回は3月の個展に向けての取材をしていただきました。
創刊3周年にあたる号だとかで、ちょっとリニューアルした物になるそうです。
楽しみです。



撮影の様子をご紹介します。


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今回はいわゆる 「グラビア撮影」 なのでヘアメイクさんがいました。至れり尽くせりな様子 (笑)。
RidiculeというサロンのToshiさん (右)、アシスタントのツトムさん (左)。
親が美容師、部活がバスケ部などの共通の話題で盛り上がりました。
素敵なToshiさん撮影のポストカードもいただきました。ありがとうございます。

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なんとスタイリストさんもつきました。これは初!さすが 「GOETHE (ゲーテ)」 さん。

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撮影が開始されました。カメラマンさんは藤原やすとしさん。私の作品も一緒に撮影です。

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いろんな感じで撮っていただきました。

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この写真好きです。カメラマンさんのひたむきな背中がいいです。
今回はマネージャーの増賀さんが撮ってくださいました。
(最近のブログで使用している私の写っている物はほとんど増賀さん撮影。)


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大勢いるんです。


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眩しすぎてしばし休憩。目が開けてられないです。
光にこだわってとてもきれいに写して下さいました。
撮影後にいただいた手作り写真集もとてもきれいでした。ありがとうございます。


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カメラマンさんのアイデアで私の道具が壁に!ハンドパワーです。 (←古い!)

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撮影後は取材です。ライターの木谷さん (中央)、ゲーテ編集者の竹中さん (右)。
今回は木谷さんのおかげでゲーテさんに載せていただくことができました。
本当にありがとうございます。いつもとても楽しくお話させて頂いてます。
1度お仕事した方からまたお声をかけていただけるというのは、本当に嬉しい事です。

私が掲載させていただく 「ゲーテ」 の中のコーナーは毎回女優さんが登場するページだそうで、
アーティストが初なら、自身の作品と一緒に写るのも初ということで光栄なことです。恐縮です。


どの写真が掲載されるかは、発売でのお楽しみということで。




切り始め

2008年01月18日 | 過去のBLOG記事
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今年も早々に切り始めました。


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進んでます。



年始第一弾も無事納品しました。
また、ここから始まります。



そして私の息抜きは犬の散歩。
愛犬グラムさん登場。


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「はっ!!」



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「!!」



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「こんにちわ。」



どこのワンちゃんなのかわかりませんでしたが、買い物中のご主人様を
おとなしく待っていました。なかなかかわいいビーグルさんでした。



この日はグラムが小さい頃のセーターを無理矢理着せてみました。
胴につけるリードがキツキツでしたが、背中の金具がとまったので 「まあいいや」 と思い、
長い事散歩して帰ってきたら、体にバンドの跡が赤くくっきりついてしまいました。ごめんなさい。



毎日は散歩に行けないのですが、なるべく外に連れてくようにしています。
そのせいか、散歩に連れて行くと大興奮でひっぱりまくるんです。
外にでた直後は車でいうウイリー状態で後ろ足2本で跳ねています。
服なしでリードをつけると胸のあたりに傷がついてしまって痛々しいので
保護も兼ねて服を着せています。時々、肉球からも出血しています。最初びっくりしましたが、
自分で舐めて治してるし、良く出ているので慣れてきました。が、あんまり良くない事なので
こちら側もひっぱる加減に気をつけています。
痛くないのかなー。痛いんだったらひっぱるのやめればいいのに・・・。




1月のお知らせです。
ブログで取材の様子を紹介させていただいたものです。
11月27日のブログで紹介した某アート雑誌とは 「Art it」 さんの事です。
津村耕佑さんのスタイリングと松陰浩之さんの撮影ですごい事になっています。
私もとっても気に入っているので、是非見てみてくださいね。




●テレビ大阪 「彼女のレジュメ」
1月29日(火) 22:54~23:00(予定)
※関西ローカルです。



●ウェブ 「SHIFT MAGAZINE」
※トップページに 「KI RI GA」 掲載中。サイト内にインタビュー記事掲載中。



●雑誌 「ART iT」 18号 2008年冬/春号 (次号1月中旬発売予定)
『津村耕佑 妄想オーダーモード』 第12回 お客様:福井利佐



週刊文春 桐野夏生連載小説 「ポリティコン」
挿絵、掲載中。





新年

2008年01月16日 | 過去のBLOG記事

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


私の年末年始は毎年同じパターンになっています。
そしてとても慌ただしいです。


自分の実家と旦那様の実家を1~2泊ずつ移動してバタバタと東京に戻って行きます。


年末は静岡の実家で近くに住む親戚との忘年会。
昨年のブログ同様、毎年恒例になっています。
今年も1人もかけることなく、めでたく全員参加となりました。
よかったよかった。



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静岡では 「焼津おさかなセンター」 に行きました。



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年の瀬という感じが味わえます。焼津にはこうしたお魚センター系はいくつかありますが、
やはり 「焼津お魚センター」 が一番大きくて楽しいです。
食堂や屋台などもあるので、その場で新鮮なお魚の食べ物が気軽に食べれます。
かなり観光化されていてツアーバスも止まっていました。




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蟹!




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鮭!



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こちらは蛸を干したもの。かわいいです。




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静岡といえばわさび。
照明のせいでちょっと赤っぽく見えますね。もっときれいな黄緑色をしています。




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カツオのこいのぼり。(売り物ではありません) 漁船につけるのでしょうか。
大漁旗と共に展示してありました。




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毎年、こちらのお店はこの鮪の頭に花をさして店頭に置いてあります。



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なんでここで売られているのかは不明ですが、売店で 「カレーラムネ」 なるものを発見。
小さい瓶の方が 「激辛」 になっているそうです。




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私が買った戦利品。特大のはまぐり!おいしかったです!。



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サザエ!こちらもはまぐり同様、兄に調理してもらい茹でたり焼いたりして食べました。
磯の香りを堪能。美味美味!



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わさびおろし。鮫皮のものです。ほしかったんです。


「お魚センター」 で売られている物が何だか安い気がして、色々買いそうで危険でした。
生ものがほとんどだし、量も多めなので無計画に買うことはできません。
このまま東京に帰るのであれば、もっと買っていたかもしれないです。
だって、こんなに新鮮で大きくてこの値段は、東京ではありえないです。(当たり前です。)



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そして結局、話の種に買ってみました (笑)。
「わさびラムネ」 は静岡だからわかる。しかし 「カレーラムネ」 は何でだろう?
味はですねえ。しいて言えば 「カレーラムネ」 の方が飲めるかな?臭いはカレーです。
夏とかスポーツの後には飲んでしまうかもしれないです。わさびは何かあんまり感じず。
薄めの炭酸飲料としては飲める物だと思いました。



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そして年越しそば。桜海老のかきあげを母が揚げます。
深夜なので胃に優しくしたのか、失敗したのか、かき揚げが薄い感じでした (笑)。
味はおいしかったです。



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元日は毎年恒例初日の出。近くの海岸に見に行きます。
今年はとてもきれいにくっきりと見えました。
「おめでとうございます。」



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あちらには富士山が。
静岡で暮らしていると常に富士山はこのくらいの大きさで見えてる物なんですが、
久々だとこんなに近くに見える事が嬉しく感じます。



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実家のヨーキーのミラちゃん。
13歳になる高齢犬になってきたのですぐにだっこしろと言ってきます。
セーター2枚に背中に貼るカイロも貼ってあります。体が小さい (2.1kg) のもあるのですが
いつも尋常じゃないくらいに震えるので、その傾向と対策です。



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東京で飼っている1歳のグラムさんも初参加。砂浜も初です。
グラムも寒がるかと思い、犬バカっぷり発揮の洋服 (しかもダウンジャケット) を準備しましたが、
ミラちゃんの1.5倍の体 (3kg) と若さでまったく動じず。砂浜の感触にはしゃいでいました。
海に飛び込む若者を凝視。


神社に初詣を終えたら、その後、旦那様の実家名古屋に移動。
こちらでも近くの神社にお参りに行き、お札を買ったり護摩木を焚いたりしました。



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御義母様がお茶をたてて下さいました。



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和菓子がのせてあったお皿が素敵でした。
お祖父様が展覧会などで購入した作家の作品のようです。



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こちらも。



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瓦のような陶器でした。焼き印が入っていましたが、今となっては誰の作品かはわからず。
普通に使っています。



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そして、満100歳になられたお祖母さん。寝たきりですが、お元気です。
髪の毛もヘルパーさんによっていつも少女のように2つにしばってあります。
時々、正気になりますが私が行く時はたいてい天皇陛下にお会いした時のための
ご挨拶の練習をされています。寝たきりとは思えないほど大きな声で、
昼夜なく練習しているおかげで、血行も良く床ずれなどもほとんどないそうです。
発声することってすごいエネルギーなんだなと感じます。
100年も生きてる方を目にするのは、それだけでありがたい気持ちになってしまいます。



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お部屋で見つけました!100歳の記念にイケメンの介護士さんと記念撮影。嬉しそうです。
いやいや、若さの秘訣ですねえ。


と、楽しく静岡、名古屋間を行ってきました。
2日には東京に戻り、あっという間のお正月でした。





年内仕事

2008年01月10日 | 過去のBLOG記事

年内にやっておく事がいろいろあって、久々にスタジオ4℃さんに打ち合わせに行ったり
何だりと色々ありました。週刊誌の方も年内納品分は無事済ませる事ができました。



そして、12月は忘年会のシーズンです。
今年は桐野夏生さん文藝春秋チームで忘年会的なお食事会がありました。
桐野さんは相変わらずお美しく、気さくな方でした。文藝春秋の方々にもお声をかけて頂いたり、
挿絵の感想も頂き、こういった場が不慣れな私ではありますが、
楽しく過ごせました。ありがとうございました。



さらに、年内最後の仕事も取材でした。
インテリア雑誌の取材です。



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ちょっといつもと違うパターンで撮影。
手前右は編集者さんが頑張って絵を支えてくれてるんです。ありがとうございました。



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この前に別件の打ち合わせもありましたが、私が前日にダウンしたためこの日の予定が
危ぶまれました。が、無事復帰。こうしてみるとやや顔も白く、ほほコケ気味ですが、
まあ傍目には何の問題もなさそうにみえる感じでよかったです。
この前の打ち合わせが楽しくて、気分が上がったのでよかったです。



しかし、何だったのだろうか?
お医者さんに行ったら 「胃腸の風邪です。」 と言われたのですが、ひどかったなあ。
家の2件隣に内科の病院があるのでとっても助かります。
前々日の夜中から症状が出始め、前日の午前中は最悪で起き上がれなかったのですが、
ほとんどお婆さんのような歩き方で何とか診てもらい薬をゲットしてきました (笑)。気合いです。



胃も腸も空っぽで、熱も薬のおかげで汗ででてしまったので、本当に一度空っぽな体に
なった感じでした。2007年の毒を出し切ったという感じでしょうか。ある意味ちょっとすっきりです。
ここ何年も、あまり大きく体調を崩した事がなかったのでちょっと自分でもびっくりしました。
寝込んだのは本当に何の仕事も無い1日だけだったので、本当によかったです。



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こちらは、今年のクリスマスケーキに注文していたアールグレイとアップルのクグロフ。
かわいい!鳥籠になってます。
私のマネージャーの増賀さんがマネージメントしている 『SWEETCH (スウィーチ)』 という
パティシエ笠尾さんのところのクリスマスシーズン物です。
こちらではお店は構えていないので、オーダーのみになっています。


詳しくはこちらをどうぞ。→ http://www.sweetch.jp



見た目もかわいいのですが、味もとっても美味しかったです。
でも実はクリスマスに食べれなくて、3日後にやっと食べれました。
体調を崩したのがクリスマスだったからです。食べれてよかったー。
しかも焼き菓子の方にしといたから日持ちしてよかったー。




一日密着

2008年01月07日 | 過去のBLOG記事

関西方面のみなのですが、ちょっとしたテレビの取材がありました


テレビ大阪さんの 「彼女のレジェメ」 という、番組と番組の合間に流れる
2分から3分くらいの番組です。



11月くらいに始まったばかりだそうなんですが、頑張っている女性を応援するというコンセプトのもと、
色々な場で活躍する女性を紹介しています。
普段の仕事の様子とインタビューで構成されています。
1月に放映予定で、私を取材して下さいました。



朝から一日密着で取材して頂きました。



まずは文藝春秋さんへ。週刊文春の桐野さんの連載小説挿絵の納品です。
こちらはこの日の午前中が期日なので何よりも最優先です。



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会社の中にある打ち合わせのお部屋へ。とりあえず、広いんです。
広い空間にポツポツと椅子とテーブルが。厳かな雰囲気です。



私の週刊文春担当は、波多野さん。波多野さんもマイクをつけます。


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こんな感じで納品と打ち合わせ。


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バックの絵。長いんです。右に20メートル位はあります。素敵です。
この日は、年末年始のスケジュール確認などしました。このお部屋で、著名な作家さんや政治家さんが
様々な打ち合わせをされているのだなあと思うと、私ごときでお騒がせしてすみませんという感じでした。
波多野さんにもご協力頂きありがとうございました。すごく上手くお話を振って下さって助かりました。
いつもは慌ただしく様々なシチュエーションでの納品になり、私の打ち合わせ中に来て頂く時など、
本当に渡すだけだったりで会話という会話がなかったりします。
今回はとってもゆったりとした感じで納品できました。
余裕っぽくみえますが、この日も結局朝まで作ってました(笑)。



事務所に移動して、インタビューと制作風景。


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普段は自宅で制作しているので、こちらでは作りません。
ただ打ち合わせと打ち合わせの時間が長く空いてる場合は、切ってたりする事もあります。


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作品の撮影。


さらに移動して、次ぎの打ち合わせに。


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3月の個展に向けての出版物の打ち合わせなのですが、あまりに日がなくて
取材班がいることも忘れ、話に没頭。その間に、取材が終わったようで帰られました。
ということで初の一日密着が終了。
ディレクターの土持さんをはじめ撮影スタッフの方々、お疲れさまでした。
長い時間ありがとうございました。
放映を楽しみにしています。放映日などの詳細はまたお知らせします。



この後も、打ち合わせは続きました。
(次回公開のブログに続く)